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扉の魔導師<BLUE BLOOD RED EYES>  作者: Cessna
二人きりの夜 逆鱗の幻 友は何処
186/411

97-1、魔導師の隠れ家。俺が輝く宝石の海で溺れること。

 ある夜、突如として部屋にやってきた深紅の瞳の少女・フレイアに誘われて、俺(水無瀬孝、26歳ニート)は魔法の国サンラインへと旅立った。

 様々な困難を乗り越え、ようやく目的地に着いた俺は、「蒼の主」ことリーザロットの館に招かれ、正式に「勇者」としての役目を引き受けることとなる。

 その後、自警団の少女ナタリーらとの出会い等を経て、俺はサンラインの歴史を左右する重要儀式「奉告祭」に参加する。

 しかしそこで待ち受けていたのは、五大貴族の一人、及び異教徒「太母の護手」を手引きとした、敵国・ジューダムからの襲撃であった。

 教会騎士団と共に何とか襲撃者が遣わした呪われ竜を倒した後、俺達はジューダムに占領されている都市・テッサロスタの奪還を目指して遠征隊を結成する。

 旅はつつがなく進むかに見えたが、俺達はその途上でジューダムからの刺客と遭遇、ついにはジューダムの王…………俺のかつての親友、ヤガミと対峙する事態にまで陥った。

 仲間の必死の交渉の末、かろうじて命は見逃してもらえたものの、ヤガミの騎士と刃を交えたフレイアの傷は深く、俺達は彼女の治療のために近くの村へ逗留せざるを得なくなった。

 そこへ現れた味方の魔導師・グレンは、俺達にまだ奪還作戦を諦めるのは早いと説き、自身の家へと招待するのだった。

 水飛沫と快い滑空の感覚がまだ意識に残っている最中、俺は突如としてボールプール(休日の広場にある、子供用のあれだ)に叩き込まれた。


 ボールはどれも宝石のようなきらめきを放っており(紅玉、蒼玉、翠玉、琥珀、アメジスト、ダイヤモンド…………目が眩みそうだ)、どこまでも果てしなく広がっていた。


「…………ッ! …………何だよ、これ!?」


 気を付けないと、次から次へと押し寄せてくるボールの津波に飲まれて埋もれてしまう。

 俺はあっぷあっぷしながら、いつの間にかはぐれてしまっていたフレイアの行方を探った。どこからか微かに俺を呼ぶ声が聞こえてくるので、恐らくこの近くにはいるようだが、容赦無く降り注ぐゴージャスなボールのきらめきのせいで見つけられない。


 天を仰いでみると、おぞましいことに上空にも別のボールプールが溢れていた。

 そこをシスイと彼の老竜、そしてセイシュウが、俺と同様に必死にあえいでいる。彼らは一団となって、やがてどこかへと押し流されていってしまった。


 幼い頃から思っていたのだが、ボールプールって結構全身が疲れる。そして痛い。俺は自分がどこへ向かっているのかもわからぬまま、滅茶苦茶に動き回った。

 その内に俺は、ぎゅっと誰かに背中から抱き締められた。


「あっ、フレイア!?」

「私だ」


 振り返ると、クソ真面目なグレンの顔が間近にあった。俺は驚きやら絶望やらで何か叫んだが、自分でも何と言ったのか定かでなかった。


 そんな合間にも、ボールの雨はどんどんと勢いを強めていった。地鳴りのような不気味な音がしたので振り返って見ると、一際高い波がこちらへ押し寄せてくるのが見えた。

 怯え竦む俺の横っ腹に、また別の誰かが体当たりしてきた。


「ぎゃあっ!!」

「コウさん!? すまない!!」


 いつの間にかシスイが隣に押し流されてきていた。

 後ろに首だけを波間に出した竜達を連れている。どちらの竜も心底不愉快そうに鼻先を皺くちゃにして、今にも大暴れしかねない凶暴な気配を漂わせていた。


「フ、フレイアは!?」


 俺が半ばパニック状態で尋ねた時、さらに何かが優しく俺の胸にぶつかってきた。


「フレ…………ッ!!」

「ヤァ、オヒサシブリ」

「!?」


 俺は目を剥いて、胸に張り付いているエメラルド色のトカゲを見た。

 以前と寸分違わない、何を考えているのか全くわからない円らな瞳。掌に収まりきらない、絶妙に邪魔な大きさ。小さくも鋭く尖った爪。心なしか少し肌艶が良くなっている。俺の不名誉極まりない分身はさも当然の如く俺の頭の上へと這いあがり、「フン!」と大きく小さな頭を反らした。

 俺はいよいよ気が変になりそうだった。


「お前っ、今までどこにいたんだよ!? 何でまだ消えてないんだよ!? っていうか、フレイアは!?」

「アッチ」


 トカゲが尻尾で左を指し示す。

 だがその時にはすでに、大波は俺達の目前まで迫ってきていた。


「うっ、うわぁ――――――――っっっ!!!」


 ボコボコ!

 ドコドコ!


 軽くて気の抜けた音を立て、アホみたいにボールの雨が降りしきる。このままでは本当にフレイアが時空の迷子になってしまう。

 俺は大声でフレイアの名前を連呼した。


「フレイアッ!? フレイア――――――――ッ!!!」


 荒ぶる波に興奮し、竜達がついに激しく騒ぎ出すのをシスイが覆い被さるようになだめていた。グレンは同じく暴れる俺を羽交い絞めにしながら、腹立たしい冷静さで話していた。


「落ち着きたまえ、ミナセ君。この程度の気脈攪拌ならば、ロープの強度には全く問題無い。流速も十分にある。はぐれることは万に一つもない。そもそもこの力場は…………」

「うるさい! フレイア――――――――ッ!!!」


 津波が大きく逆巻き、俺達を壮絶なきらめきの渦の中に巻き込んだ。

 強烈に反射し合うボールの輝きと、四方八方から絶えず聞こえてくる、ガランガランという鈴の鳴るような奇妙な音、猛烈な勢いで押し寄せてくる大量のボールの圧力が大いに心を掻き乱した。

 おもちゃ箱を一斉にひっくり返したようなカオスに、俺の意識はあえなく埋め尽くされていった。



 …………それから、次第に輝きがチラチラと流れ去り、音が遠ざかり、ようやくまともに目の前が開けてきた。


 未だチカチカする視界がやっと治まってきて、俺はやっと、自分がどこかの山小屋の前に立っていることを知った。

 周囲を深い森に囲われた山小屋は粗末ながらも小綺麗に保たれており、慎ましい生活感をしんみりと醸し出していた。

 煤けた煙突からは、薬っぽい匂いを放つ白い煙が濛々と立ち昇っている。


「ここ…………は…………?」


 俺の呟きに、すぐ後ろからグレンが答えた。


「私の隠れ家だ。テッサロスタ郊外の霊林にある。まず誰にも見つからない。戦の前に身体を休めるには最良の場所だ」


 グレンは俺の脇を通り過ぎて平然と山小屋の戸口の前まで歩んでいくと、ローブについた埃と靴の泥を払い、乱れた襟を正してこちらを振り返った。


「さぁ、中へ入りなさい。何も無いが、お茶ぐらいは出せる」


 俺はハッとして、辺りを見回した。


「あっ…………フレイアは!?」

「ここです、コウ様」


 俺は声のした方を振り返り、そこに紛れもない彼女の姿を認め、深い安堵の溜息を吐いた。


「フレイア! 良かった、ちゃんと着けたんだ」


 フレイアはわずかに表情を曇らせ、口を尖らせた。


「…………。そんなに心配でしたか? …………失われた信用は、もう取り戻せないのでしょうか?」

「えっ? あっ、いや、そんなつもりじゃ…………」

「…………」


 フレイアは麗しい紅玉色の眼差しで上目遣いに俺を睨みつけ、小さく溜息を吐いた。

 彼女の腕にはなぜか、あの忌々しいトカゲがちゃっかり抱き収められている。

 俺は自分の傍を通り過ぎて歩き出す彼女の隣へ小走りで寄り、一緒に山小屋へと向かった。


「あの、その…………だって、ほら。君はまだ、体調が…………」

「コウ様はいつもお優しいのですね」

「ごめんってば。そんなに怒らないでよ。…………それより、そのトカゲ、何だかわかっている?」

「コウ様の霊体の欠片だと、さっきこの子本人から伺いました」

「それさ、非常に問題のある生き物だから早く消したいんだ。ちょっと俺に返してくれないか? その辺にパッと捨ててくるから」


 フレイアは足を止めて俺の顔とトカゲの顔を見比べ、眉を顰めた。


「コウ様。いくらご自分の欠片だとしましても、そのような冷たい態度はよくありません。もっとご自分を大切になさるべきです」

「それ、君が言う? …………わかった。ともかく捨てたりはしないから、とりあえず俺に返してよ。

 …………オイお前、早くこっちに来い」

「…………ヤナコッタ」


 トカゲがボソリと呟く。次いで彼はわざとらしく身を震わせつつ、哀れっぽい表情でフレイアを仰いだ。この畜生め、隙を見て放り捨てようという俺の魂胆を完全に見透かしているらしい。

 案の定フレイアはコロリと騙され、トカゲを肩に乗せて言った。


「無理をなさらなくとも、気が向けば自然にそちらへお帰りになるかと思います。それまでは、フレイアが大切に預かっております」


 トカゲが得意気に顎を上げる。俺はヤツが何も喋り出さないことを祈りつつ(アイツは何の前触れも無しに、俺の本音を叫ぶのだ)、嘆息した。


 それから俺はふと、後ろにいるシスイの方を見やった。

 彼は未だ落ち着きのない2頭の竜を忙しなくあやしながら、肩をすくめて俺を見返した。


「ああ、俺は竜達を繋いでから行くよ。先に入っていてくれ」

「わかりました。荷物はどうしましょう?」

「俺が持っていくよ」

「すみません」


 シスイが片手を上げて返す。もうどうでもいいさという疲れた顔が、なんだか大分馴染んできてしまっていた。

 残った俺とフレイアは急かすグレンについて、小屋の中に入った。



 中で俺達を迎えたのは、意外な人物…………いや、動物だった。


「おかえりなさい、グレン」


 その獣はどこか舌足らずな若い女性の声で主人を迎えた。

 俺は自分の足下に寄ってきた四つ足のソイツについ怯え、扉に背をぶつけた。


「ねっ、猫が喋っ…………!!」


 喋る猫は別に初めてではないが、その猫に一度殺されかけた身としては、どうしても怖気が走った。

 出迎えた黒猫は濃いグリーンの目を疎ましそうに細め、声音を低くした。


「ニャア、失礼な人…………」


 グレンは脱いだローブをコート掛けのポールに掛け、黒猫に話しかけた。


「彼が例の「勇者」ミナセ君だ、ロージィ。サンラインに来てまもなく、あのヴェルグのところのリケに襲撃されたのだ。あまり怖がらせないように」

「…………ふぅん」


 黒猫のロージィは値踏みするように俺を眺めまわし、それから隣のフレイアに目をやった。

 いかにも意地悪そうな、高慢な眼差しがフレイアにねっとりと注がれる。彼女達はしばらく何も言わずに見つめ合っていたが、やがてロージィの方が先にツンと澄ました顔を逸らした。


「まぁ、まだ子供だしね…………」


 去り際にそんなことをこぼした気がするが、俺の空耳かもしれない。ロージィは静々と足音を立てずに部屋の奥へ行き、やがてひょいと棚へ登ってどこかへ姿を消した。

 フレイアは俺と顔を合わせ、眉を八の字に下げて首を傾げた。


「ロージィさん、なぜか私をあまり良く思っていらっしゃらないようでした。なぜでしょう?」


 グレンが台所で茶を淹れながら(魔法のポット(グレンズ・ポット)で、いつでも熱々のお茶がすぐに出てくる! …………って感じ?)、それに答えた。


「何、単に人見知りなのだよ。言葉を覚えても、どうにもその点は変わらないようだ。とりわけ女性への警戒は常に厳しい。気にしないでくれたまえ。

 それより、さぁ掛けなさい。私のポットは使用する者の腕に関わらず、いつも最高の茶を淹れる。蒼姫様にはまだご納得頂けていないが、あと少しの改良で必ずお墨付きとなるだろう。

 シスイ君が戻ってきたら、今後のことを話そう。だがその前に、君達には一つ相談しておきたいことがある」

「何です?」


 座りながら俺が問うと、グレンはあの魔法の白いボードをお盆にして持ってきたお茶を俺達の前にトントンと調子良く並べながら話した。


「実は、部屋が足りないのだ」


 グレンは優雅に腰を下ろしてお茶に口を付けると、さらりと続けた。


「私の部屋は今、作戦のための準備で非常に手狭となっている。私以外が寝転がる隙は、文字通り猫1匹分すら無い。そしてもう一つの部屋も、折悪しく試作品や実験品の倉庫と化しており、せいぜい1人分の余裕しかないのが現状だ。他に部屋は天井裏一つしかないが、これも書籍で埋まって寝台が一つしか使えない。つまり」


 グレンはカップを置き、眉を顰めて締めた。


「申し訳ないが、君達のうち2人には寝台を共有してもらうことになる。だから夜までに、部屋割りを決めておいてほしい。

 まぁ…………君達に話を振っている時点で、察してほしいわけだが」


 俺は負けず劣らずのしかめっ面を作り、即座に返した。


「ちょっと! ここならフレイアがゆっくり休めるっていう話だったのに…………話が違うじゃないですか?」


 グレンは首を横に振り、穏やかに言った。


「それは寝台の広さや上質さの話ではない。フレイアに聞けばわかると思うが、この家は非常に強い天然の結界の中に存在する。霊泉も近く、傷や病を癒すにはとても良い場所なのだ。

 ジューダムの監視下で緊張しながら休むよりも、遥かに良い」


 俺はおずおずとフレイアの顔を窺った。フレイアは例によってまた耳まで赤くしながら、両手でカップを持ってお茶を飲んでいた。彼女はコトンと音を立てて不器用にカップを置くと、真っ赤な顔を俯かせて、小声で俺に話した。


「あの…………ごめんなさい、コウ様。私…………」


 俺は肩を落とし、言葉を遮った。


「いや、君が謝ることなんて無いよ。…………っていうか、後で俺からシスイさんに話してくるよ。いくら寝台が狭くても、男二人でも詰めれば寝られないこともないだろうし。だから、君は心配しないで」

「ですが…………」


 グレンはもう一度お茶を飲み、少々強引に話を切り上げた。


「まぁ、君達が良いと思うようにしたまえ。

 そんなことより、シスイ君が戻ってきたようだ。君達、荷物運びを手伝ってあげなさい。本題はそれからだ」


 俺達は渋々小屋の外に出て、どこか遠い目をしたシスイを手伝った。


 こうして憔悴気味の彼を間近に見てみると、やはり新たな頼み事は気が引けた。

 彼からすれば、寝る時まで雇い主に気を遣うことになる。これだけ色んなことで世話になっておいて、さすがに酷ではないか。

 結局、俺は話を切り出せないまま小屋へ戻った。



 小屋で俺達は、テッサロスタ奪還作戦についてのより細かな説明を受けた。

 途中途中に挟まれる専門的過ぎる魔術の解説と時空移動の疲労のせいで、大分強烈な眠気に襲われたものの、何とか大まかに話をなぞることはできた。


 まず、フレイアの回復及び仲間達の捜索を行った後、街の警備が手薄になりやすい頃合いを見計らって市内に乗り込み、結界を破壊する。そしてその後、混乱に乗じて東方区領主の館に侵入し、「太母の護手」とジューダムとの繋がりを示す魔術の痕跡線を取る。(その方法と仕組みは、それはもう詳細に聞かされたが、難解過ぎてちっとも頭に入ってこなかった)そうして最後には、拡声器(的な魔術装置)を使って、市内全体に奪還を宣言するという。


 この最後の段階については、補足があった。

 実は、グレンが言っていたジューダム軍の中の協力者とは、テッサロスタの完全独立を目論む市民団体の幹部であるとのことだった。その幹部が呼びかければ、市内に潜伏している民間の魔術師達が、グレンの提供した魔具を手に一斉蜂起するという手筈だそうだ。


「…………そいつら、本当に信用できるのか?」


 シスイの問いに、グレンは変わらず淡々とした表情で答えていた。


「今は、な。彼らの目的があくまでもテッサロスタの完全独立…………ジューダムからも、サンラインからも解放された状態である以上、今後どうなるかはわからないが、少なくとも今は信じるに足る。4年前のジューダムの大侵攻以来、それだけの条件を地道に整えてきた」


 加えてグレンは、館の内部に巣食っているであろう「太母の護手」についても言及した。


「館には間違いなくヤツらがいる。ヤツらは手強いが、その戦闘の方法に関しては決定的な弱点がある。

 この比較表を見てくれ。…………わかるか? 彼らの呪術には、一定の型がある。これは本来呪術の才を持たない者達が呪術を操らんとする際に必ず生じる、構造上の欠陥のようなものだ」


 ここに関しては、フレイアが熱心に質問していた。

 俺にはサッパリついていけなかったが、話の流れからするに、「太母の護手」の戦士達の思考法には癖があって、それを利用すれば彼らの呪術は攻略可能ということらしかった。


 そんな中で俺は最後に、愚かしさを自覚しつつ、こんなことを尋ねた。


「…………仲間達(みんな)、見つかりますかね?」


 グレンは探索の方法をこれでもかと詳らかに説明し、終わりに取ってつけた。


「しかし、何事にも「絶対」は無い。最後に頼るべきは運…………主の恵みだ」


 人事を尽くして天命を待つ。

 どこの世界でも、変わらぬ鉄則。


 説明が終わって慎ましやかな夕食を取った後には、辺りはすっかり暗くなっていた。



 至極どうでもいい話だが、トカゲは俺達の話の間中ずっと、ずっーとフレイアの胸の谷間に張り付いたまま、心地良さそうに目を瞑っていた。

 俺は眠たくてしょうがない時にヤツを見て、どれだけ森に捨てたくなったかわからない。 

 夕食の時だけ起き出して、俺のパンを素早くくすねて逃げていった時などは、冗談ではなく殺意が湧いたものだった。

 アイツが今まで何を食って生きてきたのか。そもそも物を食う必要があるのかについては、もう考えるだけの余裕が無かった。

2018/8/12の活動報告に夏な感じのナタリーを描きました。

よろしければご覧ください。


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