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TALE27:機械王国

 昼過ぎ。

 近くのポートタウンに辿り着いたルヴィア達が港で目にした物はとてつもなく巨大な客船だった。

 

 それは機械でできたメタリックな輝きを放つ豪華客船。


 その大きさは遠くからでも解る程に巨大でルヴィア達は口を大きく開けてしばらく見上げてしまった。アイルーン・キングダムでもここまで大きい船は所有していない。こんな巨大な船が海に浮いている事が不思議だ。


「オズフェウス・シップへようこそ。チケットを拝見いたします」

 波止場の女性が言うとルヴィアはポカンとする。

「えっ? チケット?」

「はい。チケットをお持ちでない方はご乗船できません」

「そーなのっ!?」

「チケットはどこで手に入るんですか?」

 レーシアが尋ねた。

「もう今からでは無理ですね」

「そんな……」

 ランディとレーシアが残念そうな表情をした。

「フフフ、ダイジョーブよ」

 1人誇らしげに微笑むルヴィアにランディは顔を向ける。

「何かいい方法があるのか?」

「ねーコレなにかわかるかしら」

 ルヴィアが得意気に首飾りを指差すと女性は注目する。

「……そのエンブレムは……。まさかアイルーン・キングダムの!?」

 首飾りを見た女性が目を見開き愕然とした。

「なッ! なぜこちらに!? プリンセスがいらっしゃるなんて伺っておりませんけど! キャッスルからお出迎えのオズフェウス・ジェットはいらしていないのですか!?」

「いーのよ、乗せてくれる?」

「そ、そうなのですか!? それなら、どうぞお通りください」

 女性が深々とお辞儀した。

「どーもっ♪」

 笑顔でルヴィアは乗船したがランディとレーシアは恐縮しながら続いて乗船した。



 オズフェウス・シップはさすが巨大な外観だけある。甲板デッキは広く大勢の船客で賑わう。出航の時を心待ちにして海を眺める者、見送りに来た人に手を振る者。子供は無邪気に走り回る。そして船内も機械でできておりメタリックだ。広い通路は見通しが良い。船室も期待できそうだ。


 ルヴィアは船内を見回す。

「へー、中もよくできてるわね」

「何号船室でございますか? チケットをお見せください」

 案内嬢らしき女性がルヴィア達に声をかけた。

「あたし達チケット持ってないの」

「チケットをお持ちでないとご乗船できないはずですが」

 ルヴィアは首飾りを指差す。

「コレ見たら乗せてくれたわよ」

「……そのエンブレムは、まさか……。で、ではあなた方は、アイルーン・キングダムの?」

「そっ♪ ドコか部屋あいてるかしら」

「…………」

「もしもし?」

 呆然としている案内嬢にルヴィアが冷や汗を垂らした。

「プリンセスがいらっしゃるとは伺っておりませんが」

「だって言ってないもん」

「そんな! ではキングは、これからプリンセスがご訪問なさることをご存知ないのですか!?」

「知んないわよ」

「よッ! よろしいのですかそんなことで! いきなりご訪問なさったらキングは驚かれますよ!?」

「だってキャッスル行くつもりないし」

「……そうなのですか? では、とりあえず船長のところへご案内いたしましょう」



 ルヴィア達は案内嬢に船長室へ案内された。

 案内嬢はドアをノックする。

「開いとるぞ」

 中から声が聞こえ案内嬢はドアを開ける。

「失礼します。船長、お客様がお見えです。さ、どうぞ中へ」

 案内嬢が促すとルヴィア達は船長室へ入る。

「こんにちわ」

 ルヴィアがニコっと笑顔で挨拶しランディとレーシアは会釈えしゃくした。

「これは美しいお嬢さん方だ。……だが、どこかでお会いしたかな?」

 中年の船長がルヴィアとレーシアに見惚れたが知っているはずもない。

「アイルーン・キングダムのプリンセス方です」

 案内嬢がそう言うと驚きのあまり船長の目が飛び出す。

「何ィ――!!? アイルーン・キングダムのプリンセス!!? いらっしゃるなんてわしは聞いとらんぞ!!?」

「ゴメンナサイ、いきなり来ちゃったの」

「いッ! いきなりでは困りますぞ!? キャッスルからお出迎えのオズフェウス・ジェットがいらしていないのですかな!?」

「言ってないから」

「なんですとォ――!!?」

 ルヴィアの発言に船長がブッとんだ。その様子を案内嬢は冷や汗をかいて見ていた。

「いーのよ。行くつもりないもん」

「……そういうわけにもいかんでしょう。こんな部屋で申し訳ないですが、しばらくお待ちくださるかな」

 そう言い船長は出ていった。

「ルヴィア、僕達とんでもないことをしてないか?」

 冷や汗をかいたランディが言った。

「だってェ、これしか方法ないじゃない?」

「アイルーン・キングダムのエンブレムを利用するなんてあくどいわよ」

 レーシアがそう言うとルヴィアはムッとする。

「ナニよッ! じゃーホカにどーしろってゆーのッ!?」



 しばらくしてドアをノックする音が聞こえ船長が戻ってきた。

「今キャッスルのほうへ連絡してきまして、3時間ほどでお出迎えのオズフェウス・ジェットが到着するそうです」

「なッ!! なんですってェーッ!!?」

 船長の発言にルヴィアがビックリ仰天した。

「ウソッ!! ウソーッ!! なんでよォーッ!!」

「ですからあなた方をお出迎えに」

「そんなカッテなコトしないでよーッ!! あたしキャッスル行くつもりなんかなかったのよッ!!?」

「よろしいではないですか。キングはとても素晴らしいお方ですよ」

「で、でもねェ……」

 ルヴィアが不安そうにランディとレーシアを見た。

「もう仕方ないだろ」



 オズフェウス・シップから降りたルヴィア達は案内嬢に広場へ案内された。

「3時間後、こちらにキャッスルからのオズフェウス・ジェットが参りますので」

「そぉ、わかったわ」

「それでは、わたくしはこれで失礼いたします」

 案内嬢はお辞儀して立ち去った。



 3時間後。

 広場の上空にオズフェウス・シップと同じく機械でできたメタリックな輝きを放つ大きな物体が現れた。

 2枚の翼のある楕円型の機体。


 それをルヴィア達は見上げる。

「アレがオズフェウス・ジェットってやつ?」

 機体は広場に着陸すると大きな扉が上向きに開く。

 サングラスに黒のスーツ姿の強面こわもての男が現れルヴィア達に歩み寄ってきた。

「確かにアイルーン・キングダムのエンブレムを身に着けていらっしゃる。あなた様方が、アイルーン・キングダムのプリンセスご一行様ですね」

「え、ええ」

「よくぞいらっしゃいました。ではこちらへどうぞ」

 男にオズフェウス・ジェットへ誘導された。

「只今キングとプリンスがお見えになります」

 再び大きなを扉が上向きに開く。

 中から真紅の長い絨毯じゅうたんが転がり外まで引かれ奧に2つの人影が現れた。

 絨毯を通り髭面でマントをまとった恰幅かっぷくの良い男性とベージュの細かくウェーブがかった髪の端麗で甘いマスクをした美少年が登場した。

「どうぞこちらへ」

「ええ」

 男に誘導されルヴィア達は2人の前へ進む。

「お初にお目にかかる。わしがオズフェウス・キングダムを納めるキングのナウロスだ。どうぞ宜しく。しかし突然訪ねてくるなんて人が悪いですな。手紙の1つでもよこしてくださればよいのに」

「ホ、ホホホ。ゴメンナサイ」

 脂汗をかいたルヴィアが愛想笑いをした。

「わしの息子のニックだ。ニック、挨拶なさい」

「はい」

 ナウロスに紹介されニックは1歩前へ出た。

「私はプリンスのニック=ガン=オズフェウスと申します。どうぞお見知りおきを」

 片腕を前に出して片足を引き行儀よくお辞儀した。

「絶世の美貌を誇ると名高いアイルーン・キングダムのプリンセスにお会いでき、僕は光栄です。噂に伺っていたとおり、お2人ともとてもお美しいですね」

「あーら、もっと言っていーのよ。ホーッホッホッホッ!」

 気を良くしたルヴィアが口元と腰に手を当てて高笑いした。

「お姉さま」

 レーシアの声にハッと我に返る。

 ナウロスとニック、ランディまでもが冷や汗を垂らしていた。

「あた、わ、わたくしはアイルーン・キングダム第1王女、ルヴィア=アン=アイルーンです。初めまして」

 無理にニコッと微笑み使い慣れない敬語で自己紹介した。

わたくしは第2王女のレーシア=リーズ=アイルーンと申します。よろしくお願いいたします」

 レーシアが行儀よくお辞儀した。

「僕はルヴィアのフィアンセのランディ=アレインです」

「フィアンセ?」

 ニックが反応した。

「へぇ、あなたが」

 ランディを見つめて何か気づいたように言うニックをルヴィアは不思議に思う。

「え? なにか」

「父様にお2人の結婚式の招待状が届いたのですよ。しかしなぜ急に取り消しになってしまったのですか?」

「エッ!!」

 ニックの問いにルヴィアがビックリ仰天した。

 脂汗をかき無理に微笑む。

「あ……。ちょ、ちょっとツゴーわるくなっちゃって……」

「そうだったのですか。しかしルヴィア王女のような素晴らしいレディーのフィアンセが君のような男だったとはね……」

 ニックが馬鹿にしたような含み笑いをするとランディはムッとする。

「何ッ!? どういう意味ですか」

「失礼、お気になさらないでください。それで、これからお2人のご結婚のご予定などあるのですか?」

「ニックよ、こんな所で立ち話もなんだ。中でゆっくり語ればよいではないか」

 ナウロスが口を挟み促した。

「あ、そうですね。皆さん、オズフェウス・ジェットにお乗りください。キャッスルへ向かいますから」



 ルヴィア達は並んでオズフェウス・ジェットの広い機内の窓から景色を眺めた。


 眼下に広がる蒼い海。雲が近く高速で流れ、かなり上空を飛行している事が解る。


「スッゴーイっ!! あたしこんな高く飛んだコトなんてないわっ!!」

「いい眺めだなー」

 感激するルヴィアとランディ。

 景色に見入っているルヴィア達にニックは歩み寄る。

「失礼。ルヴィア王女、お気に召していただけましたか?」

「ええっ」

 ルヴィアが笑顔で答えた。

「それはよかったです。父様が総力をあげて開発したこのオズフェウス・ジェットは、シップなら数日かかる距離を短時間で移動できるのですよ」

「へースゴイわねーっ! あたしも欲しーわっ!」

「そうですか。それなら僕におっしゃっていただければ、あなたのためにいつでも飛ばせてさしあげますよ」

「えっ! ホントにっ!?」

 2人の会話を隣で聞いていたランディはムッとしていた。



「皆さん、こちらへいらしてください」

 ニックに招かれルヴィア達は横長のソファーへ座った。

 テーブルを挟んだ向かいにナウロスが座っており、隣にニックが座る。

「それで、先ほどのお話の続きなのですが……。お2人のご結婚のご予定は?」

「その内、だよな?」

 ランディがルヴィアに顔を向けた。

「え……。その、まだゼンゼン決めてなくて」

 ルヴィアがニックに向かって無理に微笑んだ。

 それを聞いたランディは残念そうな表情をする。

「そんなァ……」

「そうなのですか? ルヴィア王女はフィアンセとのご結婚を考えてらっしゃらないと」

「ええ」

「それはもしかしてアイルーン・キングダムが代々、血族結婚だからですか? 最初から決められたフィアンセなど、納得いかないとか……」

 ニックの言葉が図星でルヴィアは驚く。

「わ、わかりますー? じつはそーだったりするんですゥー。ウフフフ」

 脂汗をかいて微笑む。

「そんな、ルヴィアー」

 涙をだーっと流すランディ。

 そんなランディなど無視してルヴィアは顔を背け一息つく。

 あー疲れる。

「的中してしまいましたか」

 そう言いニックは勝ち誇ったような笑みをランディに向けた。

 嫌な感じにランディは反応する。

「実は僕18歳になりまして、お妃となる方を募集中なのです」

「あらそーなの。はやく見つかるといーわね」

「もう見つかったのですが」

 ニックがうつむき呟くように言った。

 隣でナウロスは怪しい笑みを浮かべている。

「え?」

 ルヴィアがキョトンとしたがランディは感づく。

 まさかルヴィアを。

「しかしルヴィア王女はマリアンヌにそっくりですな」

 唐突なナウロスの発言にルヴィアは驚く。

「エッ!! おかーさまをごゾンジなんですかッ!?」

「無論だ。なぜなら、わしとあなた方の父であるマックスは、マリアンヌをめぐり争ったことがあるのだからな」

「エエーッ!!? そーなのォーッ!!?」

 ナウロスの衝撃発言にルヴィアが目を見開く。ランディとレーシアも驚いた。

 マックスと、このキングが?

 ルヴィアの顔が青ざめた。

「残念ながら父様は負けてしまったようですが……。僕達もそうならなければよいですよね」

 ニックがランディを見て怪しく微笑んだ。

「どういう意味ですかッ!?」

 ランディがムッとして尋ねるとニックは目線をそらした。

 そこへサングラスにスーツの男がナウロスとニックに声をかける。

「失礼します。キング、プリンス。ドリンクは」

「そうだな。いつものを持ってきてくれ」

「はっ。プリンスは」

「皆さん、何かドリンクでも?」

 ニックがルヴィア達に尋ねた。

「あたしワインっ♪ サイコー級のやつねっ♪」

 瞳を輝かせて言うルヴィア。

「いいですね、僕もワインを。お2人は?」

「僕はコーヒーをお願いします」

「私はハーブティーをお願いします」

「かしこまりました」



 ナウロスは男に酌をされながらウィスキーを飲む。

 ランディとレーシアにはそれぞれコーヒーと紅茶が運ばれた。

 男がルヴィアとニックの前に置かれた2つのワイングラスにワインを注ぐ。

「それでは」

 ニックがワイングラスを手にしてルヴィアを見た。

 目が点になる。

 ルヴィアが既にワインを飲み干していたからだ。

「あーおいしーっ♪♪」

 満面の笑顔で言う。

「…………」

 冷や汗を垂らすニック。

「ドンドンそそいでちょーだいっ♪」

 ルヴィアが笑顔で男に言った。



 空はすっかり夕暮れになりオレンジ色の日差しが機内に差し込む。


「ルヴィア、見てみろよ。夕日が綺麗だよ」

 ランディがルヴィアに声をかけた。

「あ、ホントー」

「見に行こうか」

「うん」



 ルヴィアとランディは窓から夕日を眺めた。

「ちょーキレイっ! なんかロマンチックねーっ」

 ルヴィアがランディを見て言った。

「そうだね」

 ロマンチックなんて言葉をかけてくれたルヴィアにランディはジーンと感激する。

 あのピクシーの矢が本当に効いているなら、ルヴィアの腰に手を回しても怒らないはずだ。

 ランディはドキドキしながらルヴィアの腰に手を伸ばしていく。

 だがルヴィアは急に振り向いてしまった。

「失礼」

 突然ニックがランディをドンッと突き放してルヴィアの隣にやってきた。

「なッ!! 何するんだよッ!!」

 ランディが睨みつけたがニックは無視して夕日を眺める。

「美しい夕日ですね」

「ええ」

 ニックはルヴィアを見る。

「ですがあなたのお美しさに比べたら…」

「おいッ!! 邪魔しないでくれるかッ!!」

 途端に額に青筋を立てたランディが口を挟んだ。

「何をおっしゃっているのですか? 僕は邪魔をした覚えなどありませんが」

 肩をすくめるニック。

「邪魔しただろ今ッ!!」

「口が悪いですね」

「何ッ!!?」

「君にはまったく品がありません。そう思いませんか? ルヴィア王女」

「えっ、そーかしら?」

 ルヴィアがそう言うとニックは冷や汗を垂らす。

「わかっておりませんね。あなたのような素敵なレディーには、こんなどこにでも転がっている男より、この僕のように完璧なルックスで気品あるジェントルマンのほうがふさわしいのですよ」

 ニックが前髪を掻き上げ格好つけた。彼もなかなかのナルシストのようだ。

 それを聞いたルヴィアは冷や汗を垂らして顔をしかめる。

「あんたバカ?」

 ルヴィアが呆れて言うとニックはピクッと反応する。

「……今何かおっしゃいました? ルヴィア王女」

「あら聞こえなかった? あんたバカ? って言ったのよ」

「なんだとッ!!? この僕のどこがバカだと…」

「ニック、騒がしいぞ」

 ナウロスの声が聞こえニックはハッと我に返り振り返る。

「あ……。父様、申し訳ありません。つい取り乱してしまいまして。僕としたことが……」



「そろそろキャッスルが見えてくる頃ですよ」

 ニックがそう言うとルヴィアは窓に顔を向ける。

「やっとーっ!? 見てみたいわっ!」

 ソファーから立ち上がり窓まで行った。


 夕日が沈みかけ紅と紺の混ざった空に星がまたたき始める。


「きゃーホントーっ!」

 オズフェウス・シティの夜景が見えてきた。

「どれ?」

 ランディも隣にやってきた。


 オズフェウス・シティは高層ビルが立ち並ぶ大都市。

 ビルの照明等の美しい夜景が眼下に広がる。その広大さはアイルーン・キャッスルタウンを物ともしない。

 派手にライトアップされた巨大な建造物が近づいてくる。サーチライトが幾つも回っていた。


「なにかしら、あのおーきくてちょー目立ってんの」

「あれが我々のキャッスルです」

 やってきたニックが言った。

「アレが?」



 オズフェウス・キャッスルへ向かうルヴィア達だった。



【TALE27:END】

【機械王国編】に突入します。


今回はかなり長くなります。

どうか最後までついてきて頂ければと思います。

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