登場人物 ※一部ネタバレあり
登場人物が増え次第、更新していきます。
トビアス・キートン/ファルコンマン…主人公。身長173cm。体重78kg。少年時代、両親を家に押し入った強盗に殺されてしまいトラウマを抱えるが、大学を卒業後、「自分探しの旅」と称し、世界各地を回った挙句さまざまな武術と知識を習得。それと同時にトラウマを克服し、ドレイクシティに蔓延る悪と戦う戦士「ファルコンマン」となる。母国語である英語の他に、スペイン語、イタリア語、中国語、日本語が話せる。表の顔は定職を持たない(いわゆるニート)青年だが、かなりの努力家。両親を銃で殺されたため、戦闘には使用しないものの嫌悪感を抱いている訳ではなく、銃に対する恐怖を克服するため、海兵隊に所属していた過去がある。
ジョー・ロドリゲス…ドレイク市警の警部で勤務歴23年。身長186cm。体重83kg。元グリーンベレー。ファルコンマンの正体を知っている良き理解者。冷静沈着、誠実な人物で、汚職が絶えない市警の数少ない良心。妻と息子がいる。愛銃はハーフシルバーのSIG P226。部下からの信頼は厚く、また警察内での活躍ぶりから幾度も命を狙われたことがある。
メアリー・スミス…ヒロイン。トビアスの幼馴染。身長170cm。新聞記者。容姿端麗で、誰からも愛される女性。好奇心旺盛な性格。
サム・ノーラン…ノーラン産業を経営する黒人男性。身長189cm。両親を亡くしたトビアスを実の父のように見守るとともに、彼の「ファルコンマン」としての活動をバックアップする。トビアスの父とは仲がよかった。のんびりとした性格だが、連続殺人鬼アリスのことで冷静さを失っていたロドリゲス警部に現実を説くなど、シリアスな一面もある。
サーシャ・ケンジントン…ノーラン産業のプログラマーとして勤務する女性。身長162cm。実は元FBIで、ハッカー。いわゆるギーク少女だったため、サムからは絶大な信頼を置かれている。ネットの知識に精通しており、彼女曰くネットが彼氏。また、日本のアニメが好きらしく、ダークランナーのデザインはアニメから着想を得たようだ。サムと同じくファルコンマンをサポートする。
ジム・ドーキンス...ヨーロッパを中心に活動する傭兵。海兵隊時代のトビアスの戦友。身長180cm、体重87kg。ノーラン産業に雇われ、選抜部隊に入った。潜入任務に長けている。
ニッキー・ガーフィールド...傭兵。トビアスの戦友。身長198cm、体重110kgの大男。ノーラン産業選抜部隊に入隊。肉体を生かした格闘能力に長けている。正式採用銃であるH&K USPではなく、カスタムモデルのスプリングフィールドM1991を愛用している。
アン・ゴードン...傭兵。トビアスの戦友。身長158cm。女性だが、他の3人に負けない肉体と精神力を持つ。爆発物処理に長けている。
ジェイク・リチャードソン...傭兵。他の3人とは違い、彼だけは海兵隊出身ではないが、何らかの形で接触したようだ。狙撃技術に長けている。身長178cm、体重72kg。ニッキーと同じく、H&K USPを使用せず、リボルバー拳銃のトーラス レイジング・ブルを愛用。
リチャード・オーウェン...ニューヨーク市警からやって来た警視。身長183cm。16歳でハーバード大学を首席で卒業したエリートで、グリーンベレーではロドリゲス警部より若いが、彼の上司であった。ニューヨーク市警刑事時代は、犯罪者たちから「白い狼」と呼ばれ、恐れられていた。鋭い観察眼を持ち、法に逆らい犯罪を取り締まるファルコンマンを快く思っていない。ジェンキンスに好意があるようだ。しかし、本人からは頭の良さは評価されているものの、そのイヤミな性格を嫌われている。
ティム・ミラー…シカゴからドレイク市警に配属されてきた刑事。身長182cm。体重80kg。野心に溢れた熱血漢な性格で、正義感が強い。それ故に、ついつい熱くなってしまうことが多い。ファルコンマンの正体は知らない。愛銃はベレッタM92FS。ロドリゲス警部を信頼している。
アマンダ・ジェンキンス…ミラー刑事の相棒。身長169cm。どこか影のある女性。ファルコンマンの正体を知っている。喫煙者。勤務中に煙草を吸うこともあるため、通勤態度はあまりよくない。しかし、人当たりはよく、彼女をよく知る人物であるミラーや事件の取材に来ていたメアリーには慕われている。また、勘が鋭く洞察力に長けている。愛銃はS&W M60レディースモデル。
エリン・ルーミス...ミラー刑事の幼馴染。彼と同棲している。
サムディ…黒装束を羽織った初老の男。ブードゥの秘術を使って殺人を犯していたが、ファルコンマンに敗北。その後、ロドリゲス刑事に逮捕され、牢獄送りに。
ケイン・W・フォックス…サーシャと同じ元FBIだが、彼女より上の特A級ハッカー。サーシャに敵の情報を教える。余命わずかな為、残りの人生を正義の為に尽くそうと考えているらしい。
レイモンド・バーンズ…悪徳麻薬捜査官。GX563に、ロドリゲス警部の暗殺を依頼したが、彼に逮捕されてしまう。大口径の357マグナムリボルバー、コルト・パイソンを使用。
GX563…本名不詳のスナイパー。ドレイクシティを中心に、全米各地で暗殺を請け負っていた。愛銃はH&K SL-8。レイモンド・バーンズに、ロドリゲス警部の暗殺を依頼されるが、ファルコンマンに阻止され失敗。市警に逮捕される。
アリス…ドレイクシティに突如現れた9歳の少女で、連続殺人鬼。金髪のポニーテールにドレスと、お姫様のような可憐な美少女だが、殺人を「遊び」と称すなど、極めて残虐な性格。また、様々な武器の扱いに長け、ナイフを始め、サイレンサー付きのCZ75、サイガ12、FN P90を使用し、マフィアを恐怖に陥れた。もとはチェコでごく普通の家庭に生まれた子どもであり、自身の誕生日に押し入った強盗に、父は殺害、母は強姦され、身元を隠匿された挙句金持ちに売られていき、度重なる性暴力、人体改造、スナッフフィルムやチャイルドポルノ出演などを経て、殺人を娯楽として認識するまでに歪んでしまった。「アリス」とは、チャイルドポルノ上で使用されていた偽名である。ロドリゲス警部に甘えるふりをして、彼を重体に追い込むなど(彼女にとってはこれも「遊び」である)、ファルコンマンは手も足も出なかった。最期は自分が最も愛した存在であるロドリゲス警部に射殺され、その短い生涯を終えた。合掌・・・
マヌエラ・ヴェラスコ…南米アマゾンの村に住む女性。トラウマを抱えるトビアスを一目で見抜き、彼に「狩人の眼」と「嵐にも負けず、鉄より硬い意思」を伝授する。彼に試練を教えるうちに、強くなろうとする彼に惹かれていき、自然の力の優しさと強大さを彼に説く。そして、生命の声を聞き、別れを告げるトビアスへ、今度はトビアスの好きな人(見抜いていた)と一緒に来て欲しいと言い、彼の帰りを見送った。トビアスに多大な影響を与え、ファルコンマンになるきっかけをつくった人物の1人である。
コリン・リグナー/カプリコーン...ドレイクシティ精神科に勤務する精神科医。表向きは、インテリ風の紳士であるが、興奮すると手が震えるなど、
奇妙な人物。その正体はマッドサイエンティストで、患者を捕らえては幻覚を見せる非人道的な実験を行っていた。学生時代は、根暗な性格だったようだ。メアリーを実験台に使おうとするも、ファルコンマンに阻止され失敗に終わる。その後、行方をくらませていたが、密かに街で潜伏しており、地下に造った研究所で、赤ん坊の頃母親に棄てられた男を使った非人道的な実験を行っていた。ファルコンマンに悪夢を見せ、追い詰めるものの目を覚ました彼の反撃に遭い、自らの武器である睡眠ガス射出装置を破壊され、行方をくらませる。
ホワン・チェン...中国系マフィアトライアドの幹部。不気味な笑い方をする連続レイプ魔。元KGB工作員エヴァ・クリンコフの妹をレイプした張本人。エヴァを殺害し、ミラーまでも殺そうとするが、ファルコンマンに敗北し失敗。市警に逮捕される。
エヴァ・クリンコフ...元KGB工作員。ドレイクシティに住んでいた妹をトライアドの幹部ホワン・チェンにレイプされた過去があり、復讐を誓いトライアドの構成員を殺害して回っていた。途中、チェンに後頭部を鈍器で殴られ、拳銃を落としてしまい、道を彷徨っていたところをミラーに助けられ、彼に心を開くようになる。そして、初めて人間の優しさに触れた。最期は、ホワンの凶弾からミラーを守るため自らが盾になり、その生涯を終えた。合掌...
ラフィングマン...口の裂けたマスクを着けた怪人。突如、マフィアたちが利用している銀行を襲撃、殺人ゲームを開始した。しかし、ファルコンマンに追い詰められ、謎の言葉を残し、屋上から身を投げた。全てが謎に包まれた男である。使用銃は、グロック18。
ムンゴー...ドレイクシティのスラム街を中心に噂されていた爬虫類のような怪物。本名不明。赤ん坊の頃、生まれつきの皮膚病を母親に気味悪がられ、下水道に棄てられていたが、ネズミなどの小動物や、ホームレスを捕食して生きながらえていた。さらにカプリコーンによって実験台にされ、ハヤブサへの恐怖心抑制、驚異的な視力を獲得。ファルコンマンを追い詰めるも、ファングで肩を切りつけられ、大量の血を流しながら逃亡した。
ラフィングマン(二代目)... 地下鉄をジャックしたラフィングマン。たまたま乗り合わせたジェンキンスを人質にとり、警察に挑発するも、ファルコンマンの作戦により失敗。
走る電車の窓から捨て台詞を吐いて、自ら身を投げた。
リーパー...鉄仮面を被り、マントを羽織った連続殺人鬼。ブロンドの女性ばかりを狙い、刃物で身体を切りつけたあと、心臓を抜き取って行く凶悪犯。