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難多き青春2  作者: レモン
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第十五章 スピーチコンテストで優勝する

 私はもう一つ悔しいことがあった。それは、英語のオーラルの成績だった。先程言ったように私の評価は6だった。私は英語で6をとってしまうなんて受け入れられなくて、この成績をせめて8ぐらいに上げたかった。夏休み中、私はインターネットで高校生用のスピーチコンテストを見つけた。テーマは「家族」であった。私はテープにスピーチを録音し、審査員に送った。一次審査を通過し、私は実際のコンテストである二次審査に進んだ…


 スピーチコンテストの会場であった教会では、スピーチの練習ができるように一つの部屋を与えられた。私はその部屋で何度かスピーチを練習したり、親友のアリスとの交換日記を書いたり、空手を練習したりした。とてもリラックスできた。両親がサポートに来てくれた。

 10人の発表者がいて、私は6番目だった。私のスピーチのタイトルは、「家族において理想的なサポートと独立のバランス」だった。私のスピーチの内容はこんな感じであった。

 「家族において、子供は経済的および教育的サポートを親から受けるだけでなく、親から独立することも必要である。十分にサポートされることにより、子供は知的になり、才能が花開き、人に優しくなれる可能性を十分に持っている。しかし、子供を育てるのは、意外と複雑なことで、子供は大きくなると、両親からのサポートを必要としながらも、徐々に自立していかなければならない。このスピーチでは、両親のサポートが子供に与える影響、子供が自立する必要性について論じ、両親がどのように子供と接するのが最適か考察したい。

 子供が両親から十分なサポートを受けないと、知識や技術を向上させる機会を奪われてしまうかもしれない。私の家族では、私の両親は、私が色んなことに興味が持てるように支えてくれた。私の学費を払ってくれる他に、父はゴルフの基礎を教えてくれたし、母は私が現在週1回通っているテニススクールを見つけてくれた。また、私の両親は中学受験の準備も手伝ってくれて、幸いにも私は一番入りたかったK校に入れた。このような支援を受けなければ、私は今頃もっと空っぽでつまらない人生を生きていたと思う。両親が子供に与えられるサポートには色んな種類がある。経済的サポートは子供が満足のいく日常生活を送り、家族や友達と素敵な毎日を過ごすのに欠かせない。教育的サポートは子供たちが自分たち自身の力だけでは学べないことを学ばせることができる。このサポートは親が子供の才能をなるべく高めてあげたいという願いからくるものである。両親は直接子供に色々なことを教えてもいいし、他の指導員のレッスンを受けさせることもできる。情緒的サポートも子供が安心してリラックスして家で過ごすことができるために必要である。

 しかし、過剰なサポートは好ましくない。それは、子供がずっと両親から過剰なサポートを受け続けると、それなしでは生きていけなくなってしまうからである。このため、子供に色々なことのやり方を教えてあげる方が代わりにやってあげるよりも良い選択である。自然界では、トラのような肉食動物は、子供たちが自分の力で獲物を得るようになれるまで子供たちを育てる。家族愛はもちろん大切であるが、独立心を養うことも大切なのである。例えば、両親はあまり子供の社会的問題に立ち入らない方が良いのは、その多くが子供自身が向き合うべき問題であるからである。

 結論として、両親からの十分なサポートは子供たちが新しいことに興味を持ち、能力を高めるために必要である。そのサポートには経済的なもの、教育的なもの、情緒的なものがある。しかし、両親はサポートを必要としない時があることも十分に理解し、『より多くのことを教え、自らがやることはより少なく』するべきである。家庭の中に強い信頼関係があれば、両親は子供に十分なサポートを与えながらも、子供が自分で解決できる問題もあることを理解することができる。」

 4分間のスピーチだった。

 結果発表が行われた。一番ライバルだと思っていた最近亡くなった祖父についてスピーチをした発表者が2位だった時、もしかしたら優勝したかもという希望が私の中に現れた。そして1位が発表された―それは私だった!

 私はこれ以上の幸せを人生で感じたことはなかった。私はもう一度スピーチを発表するように言われ、スピーチの最後では嬉しそうな笑顔を見せた。

 その後、私は心の中で、いつもサポートしてくれて愛してくれる両親に感謝した。そして、神様に感謝し、家族や審査員、今まで出会った全ての人に感謝した。


 本当に「夢が叶った」ようであった。信じようが信じられまいが、夢は確かに叶う。でも、待っているだけでは叶わない。行動を起こし、目標を目指して挑戦し続けなければいけない―そしてある日、あなたの目の前で一番望んでいたことが起きるのである。神様の力か自分の力か両方なのか考えるのはあなたの自由である。夢が叶うと、今までに経験したことのない感動や喜びを経験できるし、みんなに繰り返し心の底から感謝したくなる。礼儀正しくお辞儀をし、神様にも礼をし、自分の喜びと感謝の笑顔は見せても見せなくてもどちらでもいい。

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