【農業国家アドモン編】第5話「リオの思惑」
「……畑ばかりだな」
街を出た第一声はそれであった。
「ほほほ、何せ世界の台所だからのー。街から離れたら大体が畑か農業の施設じゃよ」
しばらく馬車を走らせ街を出ると、リュウの眼前に広がる光景は緑ばかりであった。
それはフロンティアとはまるで別物である。
フロンティアの、特にリュウたちがいたところはほぼ雨も降らない、痩せこけた土地であった。
アドモンのような畑や農地もなければ、自然豊かとは程遠い。
そのためとても貧しい国であり、その分物価も安いという利点もあったが……だが仔羊たちが安全に生きていくには、不十分な環境だ。
ふとリュウは畑で働いている姿が目に入った。
人と獣が混じったような見た目をしており、その種族はリュウでもすぐわかった。
「……半人種を雇っているのか?」
「まあの。彼らはお金に困っていて、わしらは人手に困っているのじゃ。だから相互関係が成り立つんじゃよ」
一瞬見えた半人種は、何も無理やり働かされているわけではないのは、一目見ただけでわかった。
やる気に満ち溢れた姿や、リオの馬車を見た瞬間に手を振る行動も、彼らの関係性の良さが伝わる。
リュウにとっての半人種の扱いは、異人種が使い捨ての道具としている姿のみだ。
異人種のような異彩はなく、魔獣種のような強い力を持たない半端なく種族、それが半人種であると教えられていた。
このイルソーレで最も非力な種族が、一定の幸せを謳歌している。
それがアドモンという国の色だった。
「……それで話とは何かね?」
「村に行く前に、ちゃんと事情を話さねぇと仁義に反するんでな」
リュウはそういうと、頭に被っていた布切れを脱ぎ去った。
「なんじゃ、お主が人間であることかね?」
――しかし、リオはリュウの方を見ることなくそう言ってのけた。
それにリュウは表には出さないものの、驚く。
知っていたことではない。知っていながら自分の村に連れて行こうとしていることにだ。
「……何が目的だ」
「なんじゃ、不躾じゃのう。お客さんを村に招待する。特に不思議なことはなかろうて」
「――危険性があるかもしれねぇ、どこの馬の骨かもわからねぇイレギュラーを、どうして招き入れるって聞いたんだ」
リュウは眼光を鋭くさせて、ドスの聞いた声音でそう聞いた。
彼の行動があまりにも不可解であるためだ。
少しでも危険性があるのならば、リュウはそこに足を踏み入れることはしない。
自分一人なら関係ないが、今の彼には子供たちとの約束があるのだ。
だからこそ慎重にもなるし、警戒もする。
「……殺気は恐ろしいもんじゃが、残念じゃが優しい殺気じゃ。あの子達を守ってるんじゃろう?」
「……違うな、契約だ」
「言葉は使いようじゃな」
「――質問に答えろ。何が目的だ」
リュウは二度目はないと言わんばかりに、次はリオの胸ぐらを掴んだ。
今すぐにでも彼の命を奪うことのできる技術を、リュウは持ち合わせている。
だがリオは動じない。
ただリュウの目をじっくりと見つめていた。
「目的かね、それはもちろんわしの宿に泊まれば、利益になるもんでな。他の理由はもう街で言った」
「……どうして俺が人間だって気付いた」
「わしは鼻が効くもんでな。まあお主の場合はこの世界にはない匂いを感じた。それだけでお前さんが転移種ということくらい想像できる」
転移種、その言葉を聞いてリュウはリオの胸ぐらから手を離した。
少なくとも異人種ではない、ということを最初からわかっていたことを理解したからだ。
異人種と思いながらも自分を村に呼んでいたらならば、あまりにも考え無しであると思った。
だがそうでないならば、リオなりの考えがあるとリュウは認識したのである。
「問答は終いかね?」
「……俺が転移種だと分かりながら村に呼んだ理由は、他にもあるだろ」
――イルソーレにおける転移種は、それなりに危険視される存在だ。
この世界には存在しない、違法と呼ばれる何も代償のない力を使え、時には倫理観さえも欠如している者さえいる。
この世界における転移種とは、そんな扱いなのだ。
異人種でなくとも転移種だって厄介な存在で、なるべくなら近付きたくない存在であることには違いない。
もしも近付きたくなる理由があるとすれば――その違法という力に縋りたいと思う時だろう。
それを理解した上で、リュウはリオに聞いた。他の目的は何か、と。
「ほほほ、面白い子じゃ。まあそこまで怪しまれたなら、こちらもそれなりの誠意を見せようかの。……まあお主の言う通り、わしはお主に対して願いがあるのは事実じゃよ」
「……そっちの方が、わかりやすくていい」
無償の優しさはリュウは苦手だ。
それを受けるに値する人間ではない。それがリュウの自分自身に向けた自己評価である。
だからこそ、何か目的があって、そのためにこちらも何かしらを要求する。相互利用の関係性がリュウにとっては心地が良いのだ。
「実はわしの村で最近、魔獣被害が多いのじゃよ」
「魔獣被害? 何に被害が出ているんだ?」
「主に作物じゃな。うちの村は希少な果実の栽培をしているのじゃが、魔獣がそれに目をつけてな。それなりに被害が出ておる」
農作物の被害はもちろん、村人の怪我の被害も甚大だ。リオはそう付け加えた。
「まあ分かりやすい話が、それの駆除と防衛に手を貸して欲しいというわけじゃよ」
「……そういうことか」
要は違法という規格外の力を以って、魔獣を蹴散らして問題を解決して欲しい。その対価として宿屋や食事を安く提供する。
リオは暗にそう提案していた。
……しかし、これはあくまでリュウに違法が宿っている前提の話である。
リュウはリオの思惑とは違い、違法などといった規格外の力は持ち合わせていない。
あるのは鍛え抜かれた肉体と、常人離れした戦闘能力とセンスだけである。
極道時代は無翼のドラゴン、などと恐れられていたが、それはあくまで人間観の話だ。
この世界には事実、魔獣がいて、さらにそれよりも上の存在がいて、なんなら世界の頂点は異彩を持った人間が君臨している。
過去の称号などなんの意味もなかった。
「……俺は戦うことはできる。ブルガルルとかいうワン公を殺すことぐらいなら何匹いようが問題ねぇ」
「ならば――」
「だが、俺にはお前が期待するイリーガルなんてもんは持ち合わせたいねぇぞ」
その告白に、リオは流石に言葉に詰まった。
「……お主、転移種なのに、違法を持っておらんのか?」
「その通りだ」
「なのに魔獣は殺せるのか?」
「どたま蹴り倒せば簡単にな」
「…………いや、じゃが」
リオは信じられない目をしながらも、そもそもリュウたちがフロンティアからあの険しい山を越えてアドモンに来たことを思い出す。
あの時は違法があるから簡単と思っていたが、違法もなしに特に怪我をすることなくあの山を越えるのは至難の業だ。
何しろあの山は魔獣の住処となっており、大抵は山を避けて迂回して大回りでアドモンに入国するのだ。
それを違法なしで、自らの身体のみで切り開いてきた……なんなら子供たちを守りながらだ。
――リオは、激しく興味がそそられた。
「お、面白いな。なら是非力になってはくれぬか? その代わりに宿と食事に金はいらぬ。問題が解決したら、うちの宿にしばらくいてくれてもいい」
その破格の条件に、リュウは少し考える。
魔獣退治は、アイスとともに共同戦線を張れば全く問題ない。違法がなくとも頭の悪い魔獣を駆除することは容易で、今はお金を抑えたいリュウたちとってはまたとない話だ。
「――その話、乗った」
「ほほほ、お主とワシは気が合いそうじゃの」
リュウの快諾に、リオはニヤリと笑みを浮かべる。
「……ただ、一つだけ条件だ。何があってもあの餓鬼たちには手を出さない」
「無論、ワシは子供が大好きじゃ。ソル様に誓おう」
「……ソルって、誰だ?」
「ほほ、転移種だから知らぬか――イルソーレの神様じゃよ」
「……………………そうか」
リュウは神の顔も名前も知っているため、何か変な気分になる。なにぶんリュウの知る神はソル、などという名前ではなく、何よりも崇められるほど褒められた存在でもないと思っていた。
何しろ無駄にお酒を飲ませ、こっちの気も知らない癖に過去や心の内を無理やり吐かせ、何十時間も無駄話をさせるような神だ。
リュウが地獄に行く前に必ず殴ると決めている神の名は、天神ステラである。
……あんなやつ、崇める必要はない。リュウはそう言いたかったが、リオの信仰を邪魔することはしなかった。
――その時、ふとリュウはリオの商店でのことを思い出した。
「あんたは、服とかは作れるか?」
「服かね? 店に売っていたものは大抵ワシが仕立てたものじゃよ」
リオの商店には色々なものが売っていたが、その中でも服飾品も数多くあり、見たところは大体がハンドメイドのものが多かった。
それを覚えていたリュウは、リオにお願いをした。
「なら一つあんたにお願いがある」
◎・・・◎
リュウたちが村に到着した頃には、陽が暮れていた。
リオの村は木でできたウッドハウスで、家の以外には畑や果実が実る大きな木が多く植えられているようだ。
メリノたちは馬屋にパワードホースの1号と2号を預けに行っており、リュウは先にリオとともに家へと向かう。
「……あんたの家族はいるのか?」
「ワシの娘は全員嫁いで、息子は働きに出てるからおらんよ。嫁はとうの昔に逝っちまっての」
「そうか……一人で、立派な家に住んでるんだな」
一人で住むには不釣り合いなほど大きな家だ。
村の他の家に比べても明らかに大きいのは、宿も兼ねているようだ。
「まあ今日はゆっくり休むんじゃよ。村の説明は明日するからの」
「恩に着る。……魔獣は今晩は現れないのか?」
「何も毎晩来るわけじゃないんじゃよ。奴らにも食べる気分があるんじゃろなぁ。一昨日来よったから、今晩は静かじゃよ」
リオは腕を組んで高笑いをしていると、子供たちが荷物を持ってこちらに向かってきた。
それに気付いたリュウはすぐに子供達に近付いた。
メリノが特に大きな荷物をもっていたため、それを無言で受け取った。
「あ、ありがとうございます」
「……ああ」
本当にどうしようもなく不器用な男であるが、しかしその姿を見ていたリオは少し微笑ましい目で彼らを見ていた。
「なんじゃ。恐ろしく鋭い眼光と、抜け目なく隙のない漢と思ったんじゃが」
リオがリュウに対しての印象は、ある種、恐ろしいというものだった。
あまりにも鋭すぎる眼光は常に周りを警戒しており、触れれば火傷をしてしまうような高い壁を張っている。
容姿は若々しいものの、しかしその鍛え抜かれた肉体は強者である証明である。
……しかし、どういうことか。
子供達を前にした時の彼の顔は、心なしか、
「――そんな優しい顔をできるんじゃな。仏頂面は変わらんが」
リオは彼の認識を改めると、軽い足取りで彼らに寄った。
それに気付いたメリノは一歩前に出て、ぺこりと頭を下げる。
「しばらくの間、お世話になると思います! その、よろしくお願いします!」
「まあまあ、かしこまらなくてもよいよい。ワシはリオじゃ。君の名前は?」
「わ、私はメリノです。この子は妹のアイスで……私の後ろに隠れてるのが三女のチャオビットです。で、この小さい2人が、双子のサヴォークとシャロリーです」
メリノは代表して自分たちを簡単に紹介すると、リオは笑顔を浮かべて手を差し伸べた。
「もちろん、自分のうちと思ってゆっくりしておくれ。詳しいことは明日話すからの、今日は休むと良い。長旅で疲れたろう」
リオはそう言うと、先に家は入っていく。それについていくように一向は家の中に入った。
リオは魔法で家中のランプに火を灯した。
室内は完全な木製の内装で、木で作られた椅子やテーブル、リオが自分で作ったであろう絨毯などが敷かれていた。
ここが談話室であり、2階に寝泊まりする部屋があるようだ。
ただし普段は頭身の小さな小人族で使っているためが、リュウからすれば少しばかり全体的にサイズが小さかった。
ただし宿として多種族が止まることも多いため、そこまで不便というわけでもない。
「わぁぁ、すっごくおっきなおうちだよー」
シャロリーは見慣れない家屋に気分が高揚したのか、子供らしく家の中を走って探検を始めていた。
「こ、こらシャロ! そういうのは、シツレイってやつだぞ!」
「ほほほ、良いんじゃよ。それにチャオビットちゃんも、シャロリーちゃんと同じように探検しても良いんじゃよ」
「ほ、ホントか!? あ、でも姉ちゃんとしてここは……」
「……チャオもガキンチョだよ」
「さ、最近アイス姉ちゃんは口が悪いぞ! で、でもここは言葉に甘えるぞー!」
9歳、チャオビットもまだまだ遊びたい盛りなのである。
チャオビットとシャロリーは談話室を探検している中、サヴォークは姉と妹がそこらに散らかした荷物を部屋の隅に纏めていた。
「サヴォークくん、お主は探検しなくて良いのかい?」
「うん、あとでゆっくり見させてもらいます!」
「ほほ、賢い子じゃなぁ」
リオの子供好きは本当のようで、サヴォークの頭を撫でた。
容姿は初老のものだが、しかし背がサヴォークより少しだけ大きい程度だ。
そのせいか何か変な気分に陥るサヴォークは、困った顔でリュウを見つめた。
……当のリュウは、メリノとアイスと話していた。
「話すことがある」
「……妹たちはいない方がいい?」
「ああ」
「ならあの子達が寝静まった後にしましょう」
リュウがリオとの交渉内容のことなのだが、チャオビットたちよりも先に姉二人に話す方が手っ取り早いのである。
「リオ、先に部屋に荷物を置いても良いか?」
「おっと、そうじゃな。夕食の前に湯浴びでもするかい?」
「……ゆ、湯浴びが出来るんですか!?」
リュウとして湯浴びというこの世界の文化はあまり良く分からないが、彼の元の世界でいえば湯浴びとはシャワーのことである。
日本のような風呂に入る文化がこの世界には一部の地域でしか広まっておらず、そもそも湯浴びを出来る施設はなかなかない。
子供達はこれまでは水浴びでしか身体を綺麗にできなかったのだ。
……特にメリノは湯浴びが大好きなのだ。
「あ、僕はリュウおにぃちゃんといっしょがいい」
「……あいつらとじゃなくて良いのか?」
「うん。ぼく一人だけ男の子だから、ちょっと……」
サヴォークなりの照れなのか、それともリュウと裸の付き合いがしたいのか。恐らく両方であろう。
「……すまん、先に湯浴びのところを案内してもらってもいいか?」
「なら子供達は上の好きな部屋を使って良いから、荷物を置いてくるんじゃ。リュウよ、こちらじゃ」
子供達は2階への階段を駆け上がっていくと、リュウはリオと二人で家の奥へと入っていく。
……歩きながら、ふとリュウはリオに話しかけた。
「――天羊族のことは、知っているか?」
「ふむ、お主がその話題を出すとは思わなかったのぉ。……なんじゃ、血肉を食えば生物としての格が上がるとかなんとかの噂じゃろ」
するとリオはブツクサと吐き出すようにそう言った。
「……あの子達が、その天羊族なんじゃろ」
――リオは立ち止まり、リュウの方を向いてそう断言した。
その目はまるでリュウを見定める目だった。
「……そう、だといえばどうする?」
リュウも天羊族については商業人のジェネスに聞いたことしか知らない。
天羊族の血肉を食えば種族としての格が上がり、強くなれ、売れば金が手に入る。
故に天羊族を狙う輩は少なからず存在する。そのように教えられた。
遅かれ早かれ、この宿に泊まるということはいずれはリオに知られるのだ。
「――ワシは子供が大好きじゃと、言わんかったか?」
リュウの問いに、リオはそう答えた。
「頭を隠す辺り何かしらの問題を抱えてるとは思っておった。だから天羊族と言われても驚きもせん――それにあんなどこから流れたかも分からん噂に左右されふほど、ワシは落ちぶれてはおらん」
「……お前は良くても、この村の仲間はどうだ」
「――小人族を舐めるなよ、若造」
……リオの常に閉じていた瞳が見開いた。
それまで優しげな雰囲気を醸し出していたリオが、初めてリュウに明確な殺気を向ける。
それを肌で感じたリュウは、理解した――このリオという初老は、何もこちらを全く警戒していなかったわけではないと。
リオは恐らく非力ではない。リュウから見ても隙がなく、戦う技術を持っているのだろう。
だから仮にリュウが牙を剥いても反抗できる力があるのだ。
「ワシら小人族はこの目で見たものを判断する。半人種だろうと魔獣種だろうと、天羊族だからといってそれをどうにもせん」
「どう、信じろと?」
「――あの子達に害なすことがあれば、お主がワシらを蹂躙するといい。お主ならそれも出来るじゃろ?」
リオはリュウを見据え、そう言い切った。
「……あの子達は良い子じゃ。ちょっとしか話とらんが、ワシくらいの年になれば数瞬の時で善か悪か判別できる」
目を細めて、くるっと背を向ける。
数は先を歩くと、リオは再びリュウの方を向いた。
「――まあそんな肩に力を入れ続けるなって話じゃな。リュウよ、湯浴びでもして少しは深呼吸でもしたらどうじゃ?」
そんなことを冗談交じりに言って、リオは湯浴びの部屋を開けた。
――肩に力を入れ続ける。その言葉がリュウの頭の中でぐるぐると巡る。
そんなことを意識したことはなかった。やらなければならないことをするために、力は入れ続けなければならない。
そうでなければ約束を違えることになる。
リュウは子供達が安心して暮らせるようにすると約束したのだ。
「……そいつは、俺の勝手だろうよ」
そう言って、リュウはリオに背を向けて談話室に戻る。
談話室に戻るや否や、彼の下半身にドンっと小さな衝撃が走った。
「えへへー、リュウおにぃちゃーん」
「シャロリーばっかりずるい!」
リュウの姿を見るや、たたたっと走ってきて足元に抱きつくシャロリーである。それを真似するようにサヴォークも引っ付いていた。
……ふと、リュウは息を吐く。
「はっ――お前ら、ほんと引っ付くのが好きだな」
力が抜けるようなシャロリーとサヴォークの甘えに対して、リュウはつい息を吐いた。
そして、しょうがないと言わんばかりの表情で、リュウは双子の頭をくしゃりと撫でるのであった。
~余談~
一方、仔羊たちの馬車では……
チャオビット「そうか、お前たちもあいつが怖いのか、うん、わかるわかるぞぉ!」
1号「うほうほ(お前ほどはビビってねぇよ、っていうかあの可愛過ぎる子を連れて来い)」
2号「ほうほう(しかし長女は発育がいい)」
チャオビット「お前たち、酷いんだぞ!」
メリノ「……チャオビット、仲間を増やそうとしないの、あと2号、私を変な目で見たらご飯抜きだから」
チャオビット「なんで姉ちゃんこいつらの心が読めるんだ!?」
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