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【始まりのフロンティア編】第10話「この世界のことを教えてくれ」

 

 その力に驚く者が、その力に羨む者が、その力を理解できない者が、その力を格好良いと思うものが――その力に、憧れを抱くものがいる。


 仔羊たちを渦巻くそれぞれの感情を表すとすれば、それだ。


 だがそれぞれの思いや衝撃とは裏腹に、つい先ほどまで行動しようとしていたものの全てが、必要なくなった。


 ……そこで見ていろ。その一声で、仔羊たちは彼の背中を見つめることしか出来なくなった。


 そんなリュウは、もちろん酷い傷を負っている。今すぐに治療をしないといけないほどの火傷だ。しかし彼は痛みをあまり感じなかった。


 アドレナリンが頭の中で分泌しているのだろうかと頭で考えるが、すぐに考えることをやめる。


 ――目の前の炎使い。異彩とやらの圧倒的な異能力で世界の頂点に君臨する異人種と呼ばれる人間たち。


 随分とリュウの知る人間の在り方とはかけ離れたものだ。だが――目の前のレイアを見て、その認識を改めた。


「……結局、力があろうが人間は人間だ」


「――わけわかんねぇよ、お前はぁっ!! なんで、なんで岩も溶かす俺の炎球を、拳一つで――手から肩にかけて消し飛んでも、可笑しくない力なんだぞ!?」


「…………言っただろ。我慢すりゃあ、炎なんて何とかなるって」


 ……レイアが真に恐れている部分は、きっとその我慢強さだ。恐れ知らずとも言ってもいい。


 普通は誰もが炎を恐れる。少なくとも、躊躇いくらいはあっても良い。しかし、目の前で立ち塞がる転移種にはそういったものがなかった。


 決して恐れず、躊躇いもなく炎の中に飛び込むようなもの、異常の他になんと言える。


 ――異常なまでに頑丈な拳よりも、人間離れした身体能力による脚力よりも、何よりもそれが恐怖だ。


「お前、死ぬのが怖くないのかっ!?」


「……死ぬのが怖い? そりゃあ、カタギの考えだ」


 レイアの焦りを含んだ質問に、リュウは正直に返した。


「他人を傷つけることを当たり前にした人種は、いつ何時もその報復を覚悟することは当然だ――この餓鬼どもは、何をした」


 ――その信念が、リュウの怒りを生み出した。


「こいつらは、正真正銘カタギの住人だ。何の罪がある? ただ生きていくだけに必死になって、それでも踏ん張ってる奴らが、てめぇの食い物にされる理由なんてないんだよ……」


 リュウは恐れを知らず、地を滑り歩くような特殊な歩法でレイアに近づいた。


「こいつらは、ペコラでっ、魔王様がこいつらの血肉をお求めなんだっ!! 魔王様の命令は、絶対なんだよ!」


「それはてめぇらの事情だ――こいつらには、なんの関係もないっ!!」


 炎を恐れぬ拳は、レイアの腹部に突き刺さる。途端、血反吐を吐く――レイアの身体は恐ろしく熱い。体内から炎を生み出しているからだ。


 だが次第に、彼の異彩の制御はままならなくなる。


 ……度重なる攻撃の数々で、そもそもレイアは体力が限界を迎えている。レイアの異彩は魔力と精神力を媒体に扱う力だが――こんな疲弊した状態で精神力を保てる術を、レイアは持ち合わせていない。


 それほどに先ほどの切り札とも言える炎球を防がれたことが、決め手となっていた。


 レイアがリュウの打突に吹き飛ぶさなか、リュウは彼の胸倉を掴んでそれを止める。その反動で戻ってきた彼の額に頭突きをした。


「ず……ッ!!?」


 脳震盪を起こすほどの頭突きに、レイアはフラフラな足取りで後退する。


 それを見計らって、リュウは最後の一撃を繰り出そうと動く。再びレイアに近づき拳を強く握った。


「――や、られて、たまるかよっ!!」


「……ッ」


 ――レイアは足掻くように口の中から炎を噴出した。炎はリュウに襲い掛かり…………拳はレイアの顎をとらえた。


 ……空手のような所作からの、ボクシングの所作でのアッパー。


 ……強くなるために、リュウは武術の多くを鍛錬した。遠く昔のことであるが、それでも身体はその動きを今でも覚えている。


「――――」


 レイアは宙に浮かぶ。既に意識は霞んでいる。その中でうっすらと目を開いて、リュウを見た。

 既に次なる拳を構えている姿に、油断の一つもない。


 ……良く見れば身体中、火傷だらけだ。傍から見れば痛み分けにも見える。



「歯ァ食いしばれ、盆暗。足洗って出直してこい……ッ!!」



 ――しかしレイアは、何一つ対抗できずに、リュウに対して圧倒的な敗北感を抱いていた。

 そんな彼のまっすぐな拳が、レイアの頬と重なり、殴打による衝撃で地面へと何度も打ち付けられ……数メートルと離れた場所で、動かなくなった。


 ……リュウは特に思うところはなく、そのままレイアに背を向けた。


 そしてゆっくりとした足取りで、馬車の方に向かって歩く。


「……これで、いいか?」


 リュウは声が届く距離で止まり、目が合ったアイスにそう尋ねた。


「――かん、ぺき」


「――それは、よかったな」


 止め止めないほどの大粒の涙を流しながら、うっすらと笑顔を灯した。


 その表情を見て、リュウはおぼつかない足取りで、子供たちのすぐ横を通り過ぎようとした――その時、急に身体が重く、瞼が開かなくなった。


「……リュウ?」


「……はっ、これが、幕引き……か」


 急激な眠気に襲われて、リュウは膝をつく。

 周りからは、何やら声が聞こえる――前回、死を感じたとき、聞こえたのは叫び声のようなものだったか。


 そんなことを思いながら、リュウは静かに目を瞑る。


 そうして――リュウは意識を失った。



 ◎・・・◎



「貴方の妹さんは、どんな子です?」


「……なんで俺がそんなことを話さないと」


「無礼講ですよ~、ほらほら、お酒も入っているんですからぁ、口を滑らせてくださいよぉ」


 随分と酒癖の悪い神様もいたものだと、その時のリュウは自称神に向かって思ったものだ。

 リュウが神に話に付き合わされていた時の一幕だ。


 神も長らく人と話す機会がなかったため、酒を出してきて晩酌としてきた。リュウには当然拒否権があるはずもなく……ついでにリュウも酒が入ったためか、つい口が軽くなっていた。


「馬鹿正直な、思ったことを何でも吐き出すやつあったよ、美虎は。……そりゃあよぉ、大切だったに決まってんだろ。それなのにあいつ、勝手に居なくなってさ」


「……リュウさん、酔うと意外と饒舌なんですね。なんか、逆に良いが冷めてしまいました」


 乗せた神が素面を決め込むのは如何なものか。しかし酒を飲んだリュウは、話が止まるはずもなかった。


「空手も拳法も合気道も柔道もボクシングもやってよ、年齢隠してバイトしまくって、あの糞親どもを頼らなくても生きてけるように頑張って、あいつ連れて新しい生活をしようとか思ってたのによぉ――なんで、居なくなっちまうんだよ……馬鹿野郎」


「……リュウさん」


 ――普段、リュウは酒を飲まないようにしていた。


 彼が成人を迎えて酒を飲んだことはただの一度だけ――同じ組の組長と、盃を交わした時だけだ。


 ……リュウは酔うと、普段裏に仕舞い込んでいる心が表に出てしまう。だから決して酒は飲まず、心を押し殺して生きてきた。


「ずっと、本心を隠して生きてきたんですね……」


「本心なんて、大層なもんじゃねぇよ。……あの世界で、弱さは捨てねぇとダメなんだよ。目の前の理不尽を見捨てる強さがよ――そんなもん、それこそ弱さってことに気付いてる癖にな」


 見捨てることが出来なかったから――強かったから彼は死んだ。


 神は暗にそう思った。


「……そのあなたの強さは、きっと妹さんも……最後、貴方が守った()も貴方に救われたはずです」


「……だと、良いけどな」


 リュウはグラスに入った多量の酒を飲み干して――そしてそのまま、机の上で眠りこけた。


「本音を引き出すお酒の効き目の良さも、ほどほどにしないといけませんね――もうきっと私とお酒は飲んでくれないでしょうねぇ」


 神はくすくすと笑いながら、それでも晩酌に付き合ってくれたリュウの頭を優しく撫でた。


「――本当に酔いたかったのは、誰なんでしょうね」



 ――死ぬ間際に、またなんの夢を見ていると、リュウは思った。


 ……灼熱の炎で身を焦がし、痛みを感じないなどあるはずがなかった。リュウの身体には着実にダメージが蓄積していたのだ。


『(次も、あいつのところに行くのか)』


 自称神を思い出して、リュウは少し溜息を吐くが――また晩酌をせがまれたら、一度くらいは付き合ってやろうと思った。


『――あの、勝手に勘違いしているとこ本当に申し訳ないんですけど、これは夢ですよ?』


『……あ?』


 唐突に、自称神の声だけが響いた。姿形こそないが間違いない。


『あなたみたいな頑丈お化けが、炎如きで死にませんよ』


『……人を化け物みたいに言いやがって』


『いやいや、万能能力も受け取らずに転生して、異彩を前に我慢と素手で倒した貴方がそれを言いますか』


『まるで見ていたような口ぶりだな』


『ええ、見ていたもので――どうしてもせがまれましてね』


『……なんのことだ?』


『いいえ~? なんでもありません――それで、ペコラたちを守った感想は?』


 神はリュウに、そんな質問を投げかけた。

 ……守った、という表現をリュウは嫌う。どうしてもそれは恩着せがましいものだと思っていた。


『俺は落とし前をつけただけだ。それ以外の何物でもない』


『……本当に、貴方らしいですね』


『放っておけ――あいつらは助かっただけだ。しばらくは人間から追われることもないだろうさ』


『……さて、それはどうでしょうね』


 神は、可笑しそうに笑った。まるで何かを予見するような物言いに、リュウは少し腹が立つ。


『……そういえば、お前の名前はなんだ』


『急にどうしましたか? 私の名前なんて聞いて』


『……地獄に行く前にやることが一つだけ増えた。殴る相手の名前くらいは知っててやる』


『な、なにを恐ろしいことを口走ってるんですか!?』


 冗談に聞こえないリュウの決断に、声音分かるほどに神は焦っているようだ。それを聞けて、リュウの腹の虫は少しは収まった。


『……まぁ、名前を知ってもらうのは乙女としてはやぶさかではありませんので、お教え差し上げましょう――ステラ。天神ステラとお呼びくださいませ』


 ――神との再びの邂逅は、次第に終わる。

 ……目覚めたときにはまたゼロから始めなければならないだろう。何分、全てのお金は仔羊に渡してしまい、荷物も町に置き去りにしてしまったのだから。


 そして……リュウは深い眠りから覚めるように、身体から力が沸いた。



『――根性と、拳だけ。……それは少し違いましたね』


 リュウのいなくなった空間で、ステラは独白のように続ける。


『あなたは祝福を受けた。ペコラの仔羊は祝福の存在――守ってあげてください。その子たちは、あなたを必要とし、そしてあなたが必要とする存在だ』


 強くそう願うと共に、まるで物語を締めくくる言葉のように、


『――カタギの漢と仔羊に祝福を、願っています』


 そう、願いを告げた。



 ◎・・・◎



 ――揺れる。ガタンと、身体が衝撃を受ける。その衝撃で眠りから覚めた。

 目を避けると、それは空ではなかった。荒野の真ん中で眠っているものと思っていたが、彼の眼前に広がるのは木の屋根だった。


「……あ」


 リュウが目を覚ますと、それ気付いたような吐息が聞こえた。

 ……身体が妙に重い。その重さの原因は腹部の辺りから感じ、目を向けると――そこにはアイスとシャロリーとサヴォークが眠っていた。


 完全に抱き着くように眠る双子と、リュウの手を握って静かに眠るアイス。そして……リュウの後頭部は木の上ではなく、柔らかい何かの上にあった。


 視線だけ斜め後ろに向けると……そこにはメリノがいた。彼の頭を膝枕の状態で支えていた。


「……良かった、です。目を、さましてくれて」


「……どういう、状況だ?」


「見た通り、ですよ。シャロリーとサヴォークが貴方が倒れたのを見て泣いちゃって、泣き疲れて寝てしまって……アイスは貴方の看病しようとしたのですが、アイスも疲れていたので……」


「寝たってこと、か――ここは、馬車の中か」


 リュウは周りを覆い囲む木の板と、そして揺れからそう理解した。


「ええ。この馬車を引いているのが温厚な獣だったので、チャオビットの異彩の力で動かすことが出来ました」


「そうか――俺を、どうして同じ馬車に乗せた?」


 リュウは眠る三人を起こさないように起き上がりメリノの方を向いてそう聞いた。

 メリノはリュウのことを少し恐れているのか、彼の顔を見て緊張しているようだ。


「……放置できるはずがないです。だって、あなたは私たちを守って」


「……違うな。俺は落とし前を――自分の失敗の落とし前をつけただけだ」


 リュウは、メリノが理解できるように言い換えて、そう説明する。


「……アイスに、人間たちが森を捜索し始めたことで、早く逃げた方が良いって言ったのは俺だ。……その結果が、これだ。一歩間違えれば、お前たちは人間たちに囚われていた――俺が招いた問題を、俺が解決した。だからお前たちは、助かっただけだ」


「そう、ですか――でもそれを聞かされた後でも、私は貴方を馬車に乗せました」


 メリノはリュウの言葉を聞いて、しかし……強い目でリュウをまっすぐに見て、そう断言した。


「……分からない。お前は、俺が怖くないのか」


「怖いですよ。今も、理屈ではわかっていても、人間の貴方が怖いです」


「なら、なんで――」


「……その子たちが、あなたのこと信じているからです」


 メリノは、リュウの近くで眠る三人に視線を送り、そう言った。


「……シャロリーとサヴォークは姉弟で逃げまどうことになってから、そんな安心しきった顔で眠らなかった。アイスは、私たちを守るためにほとんど眠らなくなった――そんな三人が、こんな顔で寝てるのを見たら、私も信じるしかないの」


「…………逆にこいつらは、もっと警戒心を持てって話だけどな」


 リュウは特に双子の頭を軽く小突いて、そう呟いた。


「……私は貴方を信じているわけじゃない――でもあなたを信じる、この子達を信じてる。それが理由じゃ、足りませんか?」


「……メリノ、って言ったか」


「は、はい。私がメリノで、それで運転席にいるのがチャオビットです」


 メリノがチャオビットの名前を言った瞬間、馬車が激しく揺れる……それで彼女のリュウに対する恐れ具合がよく理解できた。


「そうか――俺は、転移種だ」


「……ッ! じゃあ、異人種とは違って……違う世界から来た、人間?」


「そうだな……俺はこの世界に来て、まだほとんどのことを知らない。お前たちの種族のことも、異彩とかイリーガルとかのことも……ほとんど何も、知らない」


 リュウは馬車の後ろから広がる空を見上げた。

 空はまだ暗く、月もない――夜明け前の空だ。


「……この世界で、何をしたいのかもわからねぇ半端者だ――お前たちは、これからどうするつもりだ?」


「……私たちの願いは、姉弟で静かに暮らすこと。でも」


 それを邪魔をする、人間がいる。そんなことは分かり切っていた。

 メリノは言葉に詰まる。メリノだってわかっている――遅かれ早かれ、自分たちはレイアに捕まっていた。


 これ以上、彼女たちに逃げる場所なんてなかった。

 今向かっているアドモンという国も、安全な保障なんて何もない。それでも前に進むことしか、選択肢を持ち合わせていないのだ。


「……餓鬼だけじゃ、難しいだろうな」


「――わかってるよっ!! でも、それでも……前に進むしかないの」


 メリノは、リュウに突き付けられた事実に、つい声音が荒くなってしまう。

 ――彼女は、姉弟のことしか信じられない。メリノという幼い長女は、五姉弟の精神的支柱だ。


 メリノが信じれば、きっと他の四人も信じてしまう。彼女の判断一つで、最後に残った幸せは、跡形もなく消えてしまうのだ。


 だから彼女は誰も信じられない――あぁ、分かるとも。リュウがそれを誰よりも知っている。

 妹と二人で生きて、そしてその妹を失った思いは、想像を絶するほどに辛い。


 ただ妹と生きることだけが生きがいで、それだけでよかった。その支えがなくなったリュウは、なし崩しのまま極道に足を踏み入れたのだから。


 自身が受け入れられないのは百も承知だ。


 リュウ自身が、彼女たちの立場ならそうするように――リュウは火傷が痛々しい拳を見つめた。


「――」


 脚も胴体も間に合わなかったとき、咄嗟にリュウは拳で子供たちを守った。

 これまで決して自分のために使わなかった拳を――つまるところ、これは理性的なものではなく、野生の勘のようなものだ。


 口下手で、言葉にできないのならば――せめて直観を頼りにしよう。そう思ったときには、既に彼の口は動いていた。


「――この世界のことを、教えてくれ」


 随分と、回りくどく。

 ただ一言、もっとわかりやすい言葉があるのに、彼は不器用にもそれを口にはできない。


「何も知らない俺に、この世界のことを教えてくれ。そしたら」


 ――夜が明ける。東より陽が昇り、暗がりの馬車に光が差し掛かった。


「――お前たちを、安心して暮らせるようにしてやる」


「……ッ」


 …………その言葉は、本当に傍から聞けば上から目線も甚だしい。たった一言、守るといえばいいものを、彼はその言葉を使わない。


 ――一方的なものが、決して関係だとは言えないから。だから損得勘定を相手に与え、守られることの申し訳ない気持ちを取り去る。


 ……そんな方法しか、彼は知らなかった。


 だが、彼女たちには、もしくはそれこそが必要だったのかもしれない。


 一方的な善意には裏があると考え、信じたくとも信じれない彼女の心を氷解するのはきっと――そんな不器用な、優しさだろう。


「私は、まだ子供で……知ってることもそんなになくて……」


「少なくても、俺よりは知っている」


「逆に、貴方を、人間の脅威に晒されるかもしれないっ」


「既に手遅れだ。一人やったからな」


「――それに見合う、ものが私には」


「――餓鬼が難しいこと考えてんじゃねぇよ」


 乱暴に言い放たれる言葉に、メリノは温もりを感じていた。

 もちろんまだ彼のことを信じているわけではない。そもそも彼のことを何一つ知らないのだから。


 それでも、


「私たちの、力になって……ッ」


 ――見上げた夜明けの光に包まれた青空は、いつか見た夜空の何倍も美しかった。


ここまでお読みいただきありがとうございます!

気が向いたらブックマーク、感想いただけたら飛んで喜びます!


まだまだ世界観など描写が足りず、至らぬ点も多いですが、次回からはこの物語の設定なども明かしていく話となりますので、どうかよろしくお願いします!


また次回もよろしくお願いします!

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