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現と夢の境界  作者: ロザノ
6/12

スキル

あれ?18pt?こんな人間嫌いの人間に対して偏見しかないクズが書いた作品が4人以上に見られていると!?…ありがとうございます!

「疲れた」

「お前が言い出したことだろ」

「うん、だけどそれでも助かる人がいて良かったよ」


…本当に訳の分からないやつだ

と話している間に村の人達が来た


「ありがとうございました!」

「この恩は忘れません!」


などとテンプレゼリフを貰ったので二人黒笑で


「「忘れろ、気まぐれで助けただけだ」」


と言ってやった。人と馴れ合うのは嫌いだし助けたところで仇で返す人ー主に私たちーもいるからだ。


「…それでも忘れません、本当に、救っていただきありがとうございました!」

「…ふん、行くぞロザノ」

「うん、ではまた会えたなら何処かで」


お辞儀をされながらエルフの村を去っていく。

感謝は嬉しいけれど苦手だ、とても重い力で地面に押し付けられている気がする。勿論そんなのはないんだろうけど




「おい、聞こえてるのか?おい」

「ん?あぁ、うん、聞いてる。で、何?」


不意に話しかけられたので反応が遅れる、勿論聞いてないので聞き返す、とりあえずYESと言ってしまうのは私の悪い癖だな…治す気にはなれないけど


「この後どうするかって」

「うん、どうしようか」


今はもう日が沈み空には一面の星が煌々と光っていた、セーザはこのまま進んでもいいと言っていたが流石に夜目は効かないし、仕方なく焚き火をしていた。運良く森を抜けれたので山火事にはならないだろう。…多分、ならないよね?


《なりません》


良かった…というかこのスキルあまり使ってないなぁ、性能とか知らんし…よし、聞くだけ聞くか。と思って性能を聞いたところ


補助頭脳:最大1000までの同時思考が可能

自由意思:意思を持って行動する

強制崇拝:主人に対して逆らうことは出来ない

自己学習:常に情報を整理、学習する

解析鑑定:手に入った情報を調べる


この後色々あったが混乱しそうなのでここら辺でやめといた。まぁ、脳内パソコンAIのようなものかと認識しておいた

そう言えばスキル名は?と思ったので聞いてみた


《基本スキルは名前を持ちません》


え、持たないの?使う時どうやって使うの?と思ったが念じれば出たんだったと思い出した。そりゃ必要ないか、某アニメでは名乗るときは戦士名だったなぁ…そんな感じか?

まぁ、そんなことを考えていた、何せこの身体お腹がすかないのだ!腹が減ることがないこの身体最高だ!前世ではお腹が膨れなくて食費がとても高額になっていた…しかしもう4日ほど経ったが一切腹が減っていないのだ!これは引きこもり生活してもいいんでは!?と思ったが流石にそれはダメだ、あんな死に方は人間的にダメな気がする、なので今度はしっかり外に出ようと決意したのだ

というのは置いておいて本気でどこに行こう、行く当てもないし引き取ってくれるところは…ギルドか?人いるのかぁ…どっかの店で働くよりはマシか


「よし、次は近くの街目指さない?ギルドとかありそう!」

「…あぁ、いいんじゃない?」

「決まりだね!」

「五月蝿い」


火を消して眠りにつく、楽しみだなぁ…と明日を思いながら

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