第六話 そんなこと・あんなこと
こんばんは。
今週は風邪を引いてないです。熱を出してないです。吐き気はします・・・・・・orz
僕と猪野さんは屋上に出た。
ここは、手入れが面倒だという事で、生徒会がに立ち入り禁止にした場所なので、人は来ないはずだ。
「ごめんなさい。猪野さん。ぼく・・・・じゃなくて・・・私のせいで変な事になってしまって・・・・・。」
ここは流石に謝らずにはいられない。狩谷さんのせいだとしても、僕も関わっているの
で、罪悪感がある。
僕が頭を下げていると
「ぇ・・・ぁあの頭を上げてください。その狩谷さんを止め切れなかった私も悪かったんです。ましろさんは悪くありません。」
「ぅぅぅ・・・・猪野さんありがとうございます。どうしますか?・・・・・・皆にこの誤解をどうやって解きましょうか・・・・・・。」
「・・・・・別・・・・私は誤解・・・解かなく・・・・・いのです・・・」
「今なにか言いました・・・?」
「ぁ・・いえ何でもないです!!」
・・・・・はて?猪野さんが小声で何か言ったようだがよく聞こえなかった。それに、顔が紅くなっている。今日は話すたびによく顔が紅くなっているようだけど・・・・・熱でもあるのかな?
・・・・・それよりも!早く打開策を見つけ出さないと。
「やっぱり普通に皆に狩谷さんのウソってことを伝えた方がいいのかな・・・・。」
「そのほうがいいと思います・・・・・。」
「なら早く戻って皆に伝えよう!」
「・・・・はい。」
猪野さんはさっきから元気がないようだが善は急げだ。
ちょうど、1時間目の終りを告げるチャイムが鳴った。
僕たちは、屋上を降りて教室へ戻っていった。
□
教室に入るとクラス皆の視線がまた此方に集まってきた。
ここは圧されないように、僕が第一声を出しておこう。
「聞いてください。朝の事なんですけど・・・・・「ここは、私に任せて下さい。」
途中に猪野さんが遮った。目をこちらに向けて合図みたいなのを送ってきた。自分から誤解を解きたいのだろうか......?
ここは猪野さんに任せておこう。
・・・・・・・・・別に大勢の前でビビっている訳じゃないですよ?
「朝言ったとおりに私はましろさんは付き合ってるんです!他の人に関係はありません!!」
そうそう。僕たちは付き合って・・・・・・・・・・・・・・・・はい?
猪野さん今なんとおっしゃいました?
そこへ、元凶の狩谷さんが焦ったように言った。
「ぇえぇぇ?美鈴ちゃん・・・・・わたしの聞き間違えじゃ無いければ二人が付き合ってるって・・・・・・?」
「はい。狩谷さんが朝言ってくれたじゃないですか。」
「でもあれは、ちょっとした冗談・・・・・・。」
「私たちは付き合い始めたんです!ましろさんから告白されたんです!」
僕はそんなこと言った覚えないよ・・・・・・・・・!!?
クラスを見渡すと杉野さんが不気味に笑っていた。・・・・・・いや。クラスのみんなは、僕たちのほうを向いていて気づいてないようだが、肌が少し黒くなっている所を見ると、あれはベリスのようだ。
・・・・・・・もしかして今回はベリスが絡んでるんじゃぁ・・・・・・。そう考えただけで嫌な汗が出てきた。僕はベリスに近づいた。
「ベリス。・・・お前がコレを仕組んだのか?」
「そんな訳無いだろう。この事態には私も驚いたが・・・・・まぁ良いじゃないか。猪野のこと好きなんだろう?」
「好きってたしかに好きだけども、今の性別は女だ!」
「男に戻ったら猪野はお前のことを何も想ってないぞ?」
「う・・・・・・それはどうだけど・・・・・・」
痛いところを付かれた・・・・・・・本当にどうすればいいんだろう?でもベリスは生命エネルギーが集めれればいいのだろうけどね・・・・・・・。
駄文を読んでいただき幸いです。貴方も私も暇ですな。。。。。
投稿は週一以内絶対です。




