才能SSSの悪役貴族に転生したけど、死にたくないので謙虚に生きてたら国家の切り札扱いされてる件
連載ものです
第一章
その悪役貴族、転生初日にして胃が痛い
目を覚ました瞬間、ボクは悟った。
(あっ、これ……詰んでるやつだ)
天蓋付きのベッド。
やたら広い部屋。
豪奢すぎて落ち着かない調度品。
そして何より――
「……この手、白すぎない?」
掲げた指先は、血の気がないほど白く、爪の形まで完璧だった。
鏡を見るまでもない。分かる。分かってしまう。
(うん。ボク、転生してるね)
しかも、だ。
(よりにもよって……ルシファーじゃん……)
超大作RPG『ロンゾルキア』に登場する、悪役貴族。
才能S、血筋SS、将来性SSS。
その代わり――
全ルート死亡。
処刑。
討伐。
事故死。
闇堕ち爆死。
どのエンディングを選んでも、最終的に生き残らない男。
それが、ルシファー・フォン・なんとか(フルネーム長すぎて覚えてない)。
(いや無理無理無理無理無理)
ボクは即座に布団に潜り込んだ。
(まだ夢。まだ夢。起きたらコンビニの天井だから)
……三秒待った。
(起きない)
恐る恐る顔を出す。
「……ですよね」
夢じゃなかった。
ここでボクは、原作知識が一気に蘇る感覚を味わった。
剣術大会で主人公にボコられるイベント。
魔法暴走で街を半壊させるイベント。
貴族社会で調子に乗って嫌われるイベント。
(ああああああああああ!!)
全部、死亡フラグ。
全部、回避しないと死ぬ。
つまり結論は一つ。
(目立たない。謙虚。慎重。絶対に調子に乗らない)
その瞬間、ドアがノックされた。
「ルシファー様、お目覚めでしょうか?」
来た。
原作序盤から出てくる側近ポジション。
「……ど、どうぞ」
入ってきたのは、銀髪で知的そうな青年だった。
「おはようございます。エニクスでございます」
(エニクス!!)
やばい。
こいつ、原作ではルシファーを全肯定するイエスマンだ。
慢心を加速させる要因その一。
(ここで変な態度取ったら、もう未来が歪む)
「……今日は、よく眠れたかと?」
エニクスが探るような目で見る。
ボクは、深呼吸した。
「う、うむ。まあ……普通だ」
(威張るな! 偉そうにするな!)
慌てて続ける。
「いや、普通というか……感謝している。日々の環境に」
エニクスの目が見開かれた。
「……!」
(え、今の変だった?)
彼は静かに膝をついた。
「なんと……。ルシファー様が、環境に感謝を……!」
(やばい、感動されてる)
「い、いや……たまたまだ」
「いえ……きっと深いお考えが」
(考えてない考えてない!)
そのとき、ドスドスと床を揺らす足音が近づいてきた。
「ルシファー! 起きてるか!」
この声――
(マグマだ……)
筋肉。脳筋。力こそ正義。
原作では「強者同士分かり合える!」とか言って、
ボク(ルシファー)を持ち上げまくる危険人物。
「入るぞ!」
勢いよく扉が開く。
「今日も朝から鍛錬だな!」
(無理無理無理無理無理)
「え、えっと……」
ここで断ったら、
→「怠惰な悪役」フラグ。
受けたら受けたで、
→才能バレて慢心ルート。
(どうする、どうする……)
ボクは、全力で謙虚を絞り出した。
「……今日は、見学にしようかと」
マグマが固まった。
「……見学?」
「うむ。己を鍛えるには、他者を見ることも重要だ」
(今考えた)
マグマの顔が、ゆっくりと歪む。
「……なるほど!」
(来た)
「強者ほど、己を客観視する……!」
(違う! 体力温存したいだけ!)
エニクスが頷いた。
「流石です、ルシファー様……」
(やめて! 勝手に評価上げないで!)
ボクの胃が、キリキリと音を立てた。
その後も悲劇は続いた。
朝食で遠慮して量を減らせば、
→「節制の美徳」
召使いに礼を言えば、
→「人格者」
廊下を端っこ歩いただけで、
→「威圧感を抑える配慮」
(なんで!?)
ただ目立ちたくないだけなのに、
全部プラス評価に変換されていく。
そんな中、廊下の向こうから少女が走ってきた。
「あっ……!」
転びそうになる。
(あ、これ原作イベント!)
ここで助けると、
→好感度上昇
→後々面倒なルート
(スルー……いや、でも見殺しも……)
咄嗟に、ボクは叫んだ。
「危ない!」
結果――
少女は自分で立て直した。
「ありがとうございます!」
(セーフ!!)
「ピオニーです!」
(名前覚えた)
去り際、彼女が笑った。
「ルシファー様って、優しいんですね」
(……死亡フラグ、今折れた?)
ボクは天井を見上げた。
(あれ?)
(もしかして……)
(慢心しなければ、死なないのでは?)
その瞬間、背筋に寒気が走る。
(いや待て。原作は、そんなに甘くない)
ボクは拳を握った。
(油断するな、ルシファー)
(慢心するな、ルシファー)
(謙虚に、堅実に、生き延びろ)
――こうして。
破滅が約束された悪役貴族の、
やたら胃に悪い第二の人生が始まったのだった。
第二章
謙虚に生きたいだけなのに、評価がインフレしていく件
結論から言おう。
おかしい。
この世界、絶対どこかの数値がバグっている。
朝。
ボク――ルシファーは、昨日よりも一段と重い気持ちで目を覚ました。
(生きてる……)
まずそれに安堵してしまう自分が嫌だ。
転生二日目にして、生存確認が日課になりつつある。
(落ち着け。今日は平穏に、静かに、目立たず――)
「ルシファー様!」
ドアがノックされる前に、勢いよく開いた。
(やめて!?)
「本日もご無事で……!」
エニクスだった。
なぜか目が潤んでいる。
「え、なに……?」
「いえ……昨日のご様子を拝見し、改めて感銘を受けまして」
(昨日? 何かしたっけ?)
記憶を辿る。
・挨拶した
・遠慮した
・胃が痛かった
(どれ?)
「ルシファー様ほどのお方が、あえて前に出ず、他者を立てる……」
エニクスは拳を握りしめた。
「真の強者の在り方です」
(違う!! 死にたくないだけ!!)
訂正しようと口を開いた、その時。
「ルシファー!!」
まただ。
ドスドスドス、と地鳴りのような足音。
マグマである。
「聞いたぞ!」
(嫌な予感しかしない)
「昨日は見学だったそうだな!」
(情報回るの早すぎない?)
「うむ……」
曖昧に頷くと、マグマは豪快に笑った。
「いい判断だ!」
(なぜ!?)
「力を振るわぬ強者ほど、恐ろしいものはない!」
(いや、普通に疲れるから休みたかっただけ……)
マグマは腕を組み、うんうんと頷く。
「若いのに、既に境地に達しているとは……」
(境地って何!? 布団から出ただけだよ!?)
そのまま引きずられるように、訓練場へ向かうことになった。
訓練場。
屈強な騎士たちが並び、視線が一斉にこちらへ向く。
(ひっ……)
これ、原作だと「才能を見せつけるイベント」だ。
ここで調子に乗ると、
→嫉妬
→対立
→死亡
(やらない。絶対にやらない)
「では、ルシファー様も一振り――」
「い、いや!」
即答してしまった。
しまった、と思ったがもう遅い。
場が静まり返る。
(終わった……)
しかし次の瞬間。
「……なるほど」
エニクスが頷いた。
「あえて剣を取らぬ、ですか」
(あえてじゃない! 本気で嫌!)
マグマも感心したように腕を叩いた。
「剣は己の延長。
今は内を鍛える時期、というわけだな!」
(全然違う!)
騎士たちがざわつく。
「流石だ……」
「考えが深い……」
(頼むから静かにして)
このままでは、存在しているだけで評価が上がる。
それはそれで、別の死亡ルートに入りそうだ。
(どうする……どうすれば……)
そのとき、端の方から声が上がった。
「えっと……」
アイナだった。
(常識人! 助けて!)
「ルシファー様、今日は座学の予定では?」
(そう! それ!)
「……そうだったな」
全力で乗っかる。
「鍛錬も大事だが、学びも同じくらい重要だ」
(今考えた二回目)
アイナは少し首を傾げたが、納得したようだった。
「では、皆さんは解散で」
騎士たちが一斉に礼をする。
「「「はっ!」」」
(なんでこんな大事になるの)
午後。
書庫に避難したボクは、静かに本を読んでいた。
(ここなら安全……)
と思った矢先。
「ルシファー様!」
(来た)
今度は、ピオニーだった。
「あの、これ……」
本を落としてしまったらしい。
(イベント! 原作イベント来た!)
この子、後々重要キャラになる。
下手に関わると、ルート分岐が増える。
(慎重に……)
「だ、大丈夫か?」
距離、三歩。
近づきすぎない。
「はい! ありがとうございます!」
彼女はにこっと笑った。
「皆さん、ルシファー様のこと褒めてますよ」
(嫌な情報)
「え?」
「優しくて、謙虚で、完璧だって」
(完璧って言葉、そんなに軽く使わないで)
ピオニーは首を傾げた。
「でも、ルシファー様って」
(なに!?)
「すごく気を遣ってますよね」
心臓が止まりかけた。
(バレた!?)
「皆のこと、よく見てるって感じがします」
(……違う意味で見てる)
死亡フラグを、だ。
「だから、安心するんです」
ピオニーはそう言って、去っていった。
ボクは、その場にへたり込んだ。
(やばい……)
(善人ルート、入ってない?)
原作に、そんなルートは存在しない。
未知の分岐は、未知の死亡を呼ぶ。
(いや、待て)
(原作通りに慢心して死ぬよりは……)
ボクは、深く息を吸った。
(やるしかない)
(この世界では――)
(謙虚すぎる悪役貴族として生き抜く)
その決意の直後。
遠くで、誰かが噂している声が聞こえた。
「次期当主は、あの方で決まりだな……」
(やめて)
胃が、また痛くなった。
こうして今日も、
死にたくないだけの努力が、
なぜか世界を巻き込んでいくのだった。
第三章
謙虚に生きているだけなのに、国家戦略に組み込まれた件
その日の朝、ボク――ルシファーは、嫌な予感で目が覚めた。
(静かすぎる)
いつもなら聞こえるはずの足音が、やけに整然としている。
まるで――儀式。
(やだやだやだ)
ノック。
「ルシファー様。至急、評議会へ」
(評議会!?)
聞いてない。
原作でも、この時期にそんなイベントはなかった。
「え、えっと……理由は?」
「国家案件です」
(国家!?)
胃が、きゅっと縮んだ。
王都中央、重厚な会議室。
扉を開けた瞬間、空気が変わった。
ずらりと並ぶ貴族たち。
老獪な目。
探るような視線。
(帰りたい)
エニクスが小声で囁く。
「ルシファー様、ご安心を。
本日は“ご意見を伺うだけ”です」
(その言い方が一番信用ならない)
マグマも腕を組んで頷いた。
「王国の行く末を左右する話らしい」
(知らない知らない)
議長席の老貴族が咳払いをした。
「では……始めよう」
視線が、一斉にボクへ集まる。
(やめて)
「最近、王都で広がっている噂はご存知かな」
(噂?)
「“静かなる天才”“動かぬ切り札”“謙虚なる支柱”――」
(全部、初耳)
ざわり、と会議室が揺れる。
「その中心にいるのが、
ルシファー・フォン――君だ」
(なんで!?)
ボクは、喉を鳴らした。
「……は?」
間抜けな声が出たが、誰も突っ込まない。
「君は力を誇示せず、
しかし必要な場面では的確に介入する」
(介入してない)
「敵も作らず、民の信頼も厚い」
(話しかけただけ)
「これは……」
議長が重々しく言った。
「次世代の要ではないかね」
(やめろ)
マグマが、誇らしげに胸を張る。
「俺もそう思う!」
(思わないで)
「強者ほど前に出ない!
ルシファーはその典型だ!」
(違う、疲れるから出ないだけ)
別の貴族が口を開いた。
「彼が訓練場で剣を取らなかった件……」
(またそれ!?)
「“戦力を温存するため”という解釈が有力です」
(有力じゃない)
「もしもの時のために、
国家の切り札として……」
(勝手に決めるな)
エニクスが、うっとりした目で頷く。
「流石、皆様。
ルシファー様の深謀遠慮を正しく理解しておられる」
(エニクス、裏切ったな?)
議長がボクを見る。
「どうだね、ルシファー君。
この評価について、何か意見は?」
(ある! 山ほどある!)
だが、ここで否定したら――
・謙虚キャラ崩壊
・疑念発生
・別ルート死亡
(詰んでる)
ボクは、震える声で言った。
「……身に余る評価です」
会議室が、凍りついた。
(やっちゃった?)
次の瞬間。
「やはり!」
誰かが叫んだ。
「この場でも謙遜を忘れない!」
(そうじゃない)
「己を小さく見せ、
全体を見据える視野の広さ……!」
(ただの自己評価低いだけ)
議長が深く頷いた。
「では決まりだな」
(何が!?)
「今後、重要案件については――」
彼は、はっきりと言った。
「ルシファー君の“沈黙”を判断材料にする」
(意味が分からない)
「発言しない=賛成でも反対でもない」
(そんな政治ある?)
「つまり、最も冷静な位置」
(そんな評価いらない)
マグマが豪快に笑った。
「ハッ!
話さずとも戦況を動かす男!」
(動かしてない!)
会議は、満場一致で拍手に包まれた。
(地獄だ)
会議後。
廊下で、アイナが呆然としていた。
「……大丈夫ですか?」
「大丈夫じゃない」
思わず本音が漏れた。
「ですよね……」
アイナは苦笑する。
「でも、貴族たちは皆、
あなたを“最後の良心”と呼んでいます」
(重すぎる称号)
そこへ、ピオニーが駆け寄ってきた。
「ルシファー様!
さっきの会議、すごかったですね!」
(聞いてたの!?)
「皆さん、“あの方がいるなら安心”って」
(胃が死ぬ)
ボクは、天井を仰いだ。
(……どうしてこうなった)
原作では、
この時期のルシファーは、
慢心して敵を増やし、
破滅への助走をしているはずだった。
(なのに)
(謙虚に生きてるだけで、国家の支柱扱い)
ボクは、拳を握った。
(油断するな)
(慢心するな)
(これはきっと、もっとヤバい死亡ルートへの前振りだ)
その直後、遠くから声が聞こえた。
「次は、外交にも関わってもらおうか……」
(やめて)
こうして――
死にたくないだけの悪役貴族は、
知らぬ間に国家戦略へと組み込まれていくのだった。
第四章
謙虚に生きてきた悪役貴族、ついにキレる(静かに)
限界というものは、音もなく訪れる。
その日、ボク――ルシファーは、静かに、しかし確実に悟った。
(……もう無理)
朝から、空気が重い。
というか、敬意が重い。
「おはようございます、ルシファー様」
通りすがりの騎士が、九十度で頭を下げる。
(深すぎる)
「本日も、王国の安寧を……」
(祈らなくていい)
食堂に入れば、私語が止まる。
(やめて)
座れば、皿の数が増える。
(増やすな)
減らそうとすれば、止められる。
「お体に障ります!」
(もう胃が限界なんだよ)
エニクスが、誇らしげに微笑んだ。
「皆、ルシファー様の存在に安心しているのです」
(それが怖いんだってば)
マグマは豪快に笑う。
「ははは!
貴族も民も、皆お前を頼っている!」
(頼るな! 軽率に!)
ここまで来ると、怒りというより――
処理能力の限界だった。
その日の午後。
「軽い打ち合わせ」と聞いて来た部屋に、
なぜか貴族が十人いた。
(軽いとは)
議題。
「もし王都が危機に陥った場合、
ルシファー様が“動かない”という選択について」
(また沈黙を戦略に組み込むな)
「それは、最終判断を委ねる合図と解釈してよろしいでしょうか?」
(よくない)
ボクは、ゆっくりと深呼吸した。
(落ち着け)
(ここで怒ったら、
“激情を抑える演技”とか言われる)
だが――
「……皆さん」
声が、低くなった。
「ボクは」
全員が、息を呑む。
(あ、これダメなやつ)
「そんなに……」
手が、震えた。
「……考えて生きてない」
沈黙。
貴族たちが、目を見開く。
(言っちゃった)
「生き延びたくて、
余計なことをしないようにしてるだけだ」
マグマが、感動で震えた。
「……己の弱さを認める覚悟……!」
(違う!!)
「深すぎる……」
(浅い!!)
エニクスが、目頭を押さえる。
「ルシファー様……
その正直さこそ、民が信じる理由です……」
(違うって言ってるだろ!)
ここで、ボクの中の何かがぷつんと切れた。
「違う!!」
思わず、声を張り上げてしまった。
会議室が、凍る。
(あ……)
「違う!!
全部違う!!」
立ち上がる。
「ボクは!
国家の切り札でも!
沈黙の戦略家でも!
最後の良心でもない!!」
息を吸って、吐く。
「ただの!!
死にたくない悪役貴族だ!!」
……。
………。
………。
静寂。
数秒後。
「……なるほど」
誰かが呟いた。
(なにが)
「死を常に意識しているからこそ、
軽々しく動かない……」
(だから違う)
「覚悟が違う……」
(覚悟というか恐怖)
マグマが、拳を握った。
「そこまで考えていたとは……!」
(考えてない!!)
エニクスが、深く頭を下げる。
「申し訳ありません。
我々が、理解に至っていなかった」
(理解しなくていい)
ボクは、その場に座り込んだ。
「……もう、いい……」
完全に、気力が尽きた。
その後。
なぜか「率直な物言いを評価する会」というものが立ち上がった。
(誰が許可した)
「ルシファー様のように、
恐れを恐れとして認める姿勢が大事だ!」
(やめて)
アイナが、苦笑しながら言う。
「……軽くキレただけなのに、
改革の象徴になってますよ」
(最悪だ)
ピオニーは、心配そうに覗き込んだ。
「大丈夫ですか?」
「大丈夫じゃない」
即答した。
彼女は、少し考えてから言った。
「でも……
今日のルシファー様、
ちょっと安心しました」
(なんで)
「ちゃんと、人間でした」
その言葉に、少しだけ救われた気がした。
少しだけ。
夜。
一人になった部屋で、ボクは天井を見つめた。
(怒っても、
キレても、
勘違いされる)
(……この世界、詰んでない?)
それでも。
(慢心しなければ、
暴走しなければ、
まだ生きられる)
ボクは、布団に潜り込んだ。
(次は……)
(次は、もう少し上手くやろう)
――そう思いながら。
評価だけが天井知らずで上がっていく悪役貴族は、
今日も静かに眠りについたのだった。
第一部 完
評判によっては連載します




