ごくありふれた地獄
地獄。ああ、地獄。
これは現世のお話ではございません。
死後の話です。
私は、宗教、信じてるかと言うと、いやぁ? という感覚で、初詣とか各種イベントをこなすタイプです。そんな私、死んだら閻魔様にあって地獄か天国行くんでしょ? みたいな曖昧かつ信じてんだかという認識です。いや、無になると思うんだが、一応、あったほうがいいじゃないか。死後の行く先。先達は楽しくやってんだと信じておいた方が精神衛生上よろしいこともございます。
そんな地獄には鬼灯さま、天国は虹の端の向こう側にペットが待っていてくれるのです。
おお、我が家の猫とハムスターよ! 迎えよ、え、迎えてくれますよね、ほんと、います、よね? 先に逝った父とかが猫まみれになってますよね!? そのあたりよろしくお願いしますよ、ほんとですよ?
それはさておき、死んですぐ閻魔様♡ 裁判して♡ と思ってたんです。
なんと! 実はその前にいっっぱい裁判があったのです!
亡くなってから七日ごとに裁判を受け、四十九日にどこに行くか決まります。
決まらなければ更に延長して、百日と一周忌と三周忌に再審されます。この結果、六道輪廻のどこかにぶっこまれます。六道輪廻。厨二病っぽいですけど、仏教用語です。
天道、 人間道、 修羅道、 畜生道、 餓鬼道、地獄道の六個です。この上に解脱があるそうです。ちなみに一番良さそうな天道ですが、良いことばかりあるけど、終りもあるよ!というものらしく……仏になるんじゃないんですよね。天国や極楽ではない。
天道、人間道以外はもう結構やばめなので行きたくありません。しかし、やはり、一番やばいのは地獄です。笑顔で地獄と歌うやつではありません。ガチです。
なお、残された人の嘆願などにより、審査結果が変わったりします。残された身内のお方も清く正しく過ごし、お祈りしてよね! というのが忌中というやつですね。
こういう感じなのが仏教的死後世界です。詳細は宗派でも違いますし、そもそも、裁判発生しなかったりもするんですがそれは棚上げしておきましょう。
裁判数10回。
おもったより裁判多い……そんなに詰められんの? いきなり地獄言われなくていいと思えばいいの?
裁判が10回なら裁判官も10人。
合わせて十王と呼ぼれているそうです。さらに追加で三王もいるらしいです。そこまでいくと地獄行きのぎりっぎり救済感がありますね……。
頑張ってぎりぎり助けようとしてる! と思うと救いはあるような気がします。
さて、行きたくはない地獄。その数、136個。
……なんということでしょう。こんなにいっぱいの地獄がご用意されております! 皆様をお出迎えしてくれます!
内訳は八大地獄+八大地獄内小カテゴリ各16個=136です。
もう、なんか、どこかには引っかかりそうな気がしてヤバいです。
噂ですが、八寒地獄なるものもあり、そうなると倍どん、です。
地獄、多すぎでは?
あ、ちなみに地獄、死ぬが生き返る、的対処をするようで……。地獄、まじ、地獄。
なお、地獄行きの殺生は、蚊とかも入るらしく、もはや避けようもないのです。そこはもう諦めました。しかし、ウィルスの殺生は殺生に入りますかね? 腸内細菌とかは……? どこから生物扱いになるやらわかりません……。
もはや、現場ですみませんでしたとスライディング土下座するしかなさそうです……。
なお、死んですぐに仏様♡な宗教もございます。浄土真宗っていうんですけど。こちら、すぐ仏様になりますので、なんと! お盆がございません。忌中もないそうです。もう、仏様なので! ということで。常に仏様は皆様に寄り添っております、という方面の考えですね。
精霊馬、作らんのかとちょっと残念に思いますが、ツライのがない方が良い気がします。




