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異世界転生に祝福を...。(女神からの祝福を受けて異世界転生したら無双する事になった)  作者: 緋勇蒼夜
第二章 エルフの国(ヴァンパイア強襲編)
33/111

(33)ヴァンパイアロードの驚異②

二部構成の最後です。

ヴァンパイアロード編の最後です。

どうロードが討伐されるか。

本編をお楽しみ下さい。

エルフの国から約半日の所にダークエルフ達の里があった。

質素で慎ましやかな生活を送っていたのが伺えるそんな里だった。

MAPにはヴァンパイアが赤い光点で示されている。

その近くに緑色の光点が記される。

良かったギリギリ間に合ったみたいだな。

MAPを確認しながらホッと息をつく。


「リヒト様どうされたのですか?」

「フィアナ安心していいぞ?何とか間に合ったようだ。まだ生き残って頑張ってる」

「本当ですか?」

「間違いないよ?僕も今リンクしたままのリヒトのMAPを確認したから」

「あの〜MAPってなんですか?」

「フィアナ、これから話す事は真実だ。よく聞いてくれ」

「わ、わかりました」

「俺は転生の女神アレンシエルの加護を持つ彼女の使徒だ。MAPと言うのは、彼女から授かった俺の能力だ。周りの詳細な地形や敵の位置などを把握する事ができるんだ。クロトには先のヴァンパイアとの戦いで、紛れ込んだヴァンパイアを正確に見抜く為に、遠隔で俺の能力とリンクさせて一時的に使えるようにしてるんだ」

「リヒト様は、使徒様だったのですね?」


驚きに目を見開くフィアナ。


「あぁ、これからフィアナとアイリスもリンクさせる。使えるようにするしヴァンパイアの討伐方法も教えるから覚えてくれ」

「はい!」


直にリンクさせ二人にも共有し、討伐方法を伝授する。

作戦を立てヴァンパイアの討伐を開始する。

ダークエルフ達を救う為、ヴァンパイアを討伐していく。


「何故貴様がここに!?」

「お前達の読みが浅すぎるだけだろう?」


首を飛ばし、クロトが心臓を切り裂きとどめを刺していく。


「誰だ!?」

「味方だ。フィアナからあんた達のピンチを聞いてエルフの王からの依頼を受け助けに来たAランク冒険者だ」

「エルフの王からの援軍!?有り難い!」

「フィアナ!フィアナは無事ですか!?」

「貴女は?」

「フィアナの母です」

「あぁ道理でよく似ているわけだ。なら無事だ。俺の仲間と一緒に行動してるランクはCランクだが実力はAランク相当もある冒険者だから安心してくれ」

「そうですか。良かった。無事で」


涙を流しながら、娘の無事を喜ぶ。


「それよりもあなた達の傷を癒やそう。エリア・ヒール!!」


広範囲の治癒魔法を使う。


「お〜」

「これで大抵の傷は癒えたはずだ」

「ありがとうございます。お名前をお聞かせください」

「俺は笠霧理人。こっちは相棒のクロトだ。俺の事はリヒトで良い」

「ありがとうございます。リヒトさん」


ダークエルフ達に礼を言われた。


「リヒト、フィアナ達の方も片付いたみたいだよ?」

「後は、ロードだけだな」

「うん」

「アイリス達にはこの場を任せて、俺達はロードの討伐に行くぞ?クロト」

「了解」


俺の言葉に頷くクロト。


「リヒト様」

「お疲れ様、アイリス、フィアナ」

「はい!リヒト様のおかげで危なげなく戦えました」

「フィアナ…」

「母様」

「済まない…感動の再会はロードを倒した後にしてくれ」

「申し訳ありません。リヒト様」


申し訳ないが、感動の再会は後回しにしてもらった。

申し訳なさげにフィアナが謝る。


「いや、俺こそ済まない…相手はヴァンパイアロードだ。油断できる相手じゃないだから倒しきるまで安心はできないんだ」

「承知しております」

「アイリス、フィアナと一緒に彼らダークエルフ達を頼む。ミカエラ、二人の補佐を頼む」

「承知いたしました。リヒト様」


現れた天使に驚く、ダークエルフ達。


「アイリス、ミカエラ説明頼む」

「はい」


3人にその場を任せ、ロードの元にクロトと向かう。


「遅い!何をしていた?」

「お前の手下を殲滅してたのさ。残るはお前だけだ!」

「お前は!?」


銀の輝きを放つ刀を向ける。

ロードの元に向かう前に装備を交換した。

白と黒を基調とした甲冑姿に、神刀を手に持った完全武装モードだ。

ロードに神刀の刃を向ける。


「終わりだヴァンパイアロード。転生の女神アレンシエルの名の元にお前を討伐する」

「貴様!女神の尖兵か!?」

「俺はアレンシエルの使徒だ」


縮地で相手の懐に入り一閃する。

間髪入れずクロトが刺突技でロードの心臓を狙う。


「ヴォーパルストライク!」

「くっ!」


間一髪で俺達の攻撃を交わすロード。


「流石に手強いな…」

「リヒト」

「連続で技を繰り出す。隙きをついて心臓を狙え!」

「わかった」

「美鏡古神剣術・ニノ太刀・龍翔閃!!四ノ太刀・秘剣連斬!五ノ太刀・烈空閃!!」


続け様に技を放ち追い詰めていく。

ベストタイミングでクロトが刺突技を再度放つ。

吸い込まれるようにクロトのアクア・ノヴァがロードの胸に突き刺さる。

間髪入れず奥義を放つ。


「美鏡古神剣術・最終奥義・天照!!」


ロードの首が宙を飛ぶ。


「人間如きに…」

「それがお前の敗因だよ。ヴァンパイア・ロード」


灰になっていくロードを見ながら言う。


「終わったね」

「あぁ、お疲れクロトやったな」


手を撃ち合いながら、勝利を祝う俺達。


「さぁ戻ってみんなを安心させてやろう」

「そうだね」


俺達は連れ立って皆の元へ戻る。


「リヒト様!」

「クロトさん!」


アイリスとフィアナの二人が駆け寄ってくる。

アイリスは、そのまま俺の胸に飛び込んでくる。

それを抱き止める。


「ただいま、アイリス、フィアナ。終わったよ」


灰になって消えたロードの魔石を見せる。

それを見て歓声が上がる。

「おお〜凄い!流石女神の使徒様だ!」

「流石です!リヒト様そのお姿もオークキング戦以来ですね」

「そうだな」

「リヒト様ありがとうございました。クロトさんもありがとうございます。本当にお強いんですね?」

「僕が強くなれたのは、リヒトのおかげだから」

「お前が諦めず努力し続けたからだろ?俺はちょっと手伝っただけだ」

「リヒト」

「フィアナ、クロトはかなりの優良物件だぞ?ゲットしておいたほうが得だと思うがな。こいつ割とモテるから」


クスクス笑って言う。


「り、リヒト〜////」

「あはははっ」


笑いが起き、

和やかな空気が漂う。

タークエルフ達を連れ、エルフの国の首都に戻る。

如何でしたか?

最後は、クロト君大活躍でしたね。

成長したな〜。

次回は、幕間です。

二章の登場人物の紹介をします。

次回を乞うご期待!

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