表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生に祝福を...。(女神からの祝福を受けて異世界転生したら無双する事になった)  作者: 緋勇蒼夜
第一章 転生編 人族の国【オーク強襲編】
1/111

⑴プロローグ①

お久しぶりです。

元緋勇蒼羽改め緋勇蒼夜(ヒユウソウヤ)と申します。

突然携帯がぶっ壊れて早半年経ちました。

なんとか復活に成功!

新たに緋勇蒼夜と名前を変えて活動を再開しました。

また新たに投稿し直します。

しばらくは再投稿が続きますが、続きも当然考えてるので楽しみにしててください。

俺の名前は、笠霧理人(かさぎりりひと)20歳の大学生だ。

変わらぬ日常、代わり映えのない日々、退屈と無気力の中、俺は日々をただ生きて行く。

変わらずにそうやって生きていくのだろうと思っていた。

だが、それは突然終わりを告げた。

退屈な日々に突然変化が訪れる。

変わらなかった退屈な日常は壊れ、一瞬で地獄と化した。

隆起し割れる大地、辺りに響き渡る悲鳴と慟哭。

俺はその地獄の中を、ただひたすらに走り続ける。

近くにあるはずの実家を目指して、逃げ惑う人の波に逆らう様に、逆の方向へと走る。

それは何故か。

俺には気がかりなことがあったからだ。

愛する家族の安否、それを確認する為に俺は人の流れに逆らって前へと進む。

そんな中俺は考えていた。

ずっと心に抱えていた一つの思い。

『俺はこのまま何も残さず終わるのか?ただ生きてるだけなのか?それで良いのだろうか?』

漠然とした思い、願う事ができるならたった一人でいい。

その人の為に命掛けて戦い守り抜く生き方をしてみたい。

何故俺はこんな場所で、何も成さずただ生きているのだろう。

この人生に意味はあるのか?

くだらない。

これが最後になるなら、最後くらい誰かを守って終わりたい。

それだけでも、この世に生まれてきた意味が生まれるから、最後くらい意味のある生き方をしたい。

家族の安否を思いながら、俺はそんなことを思い願う。

つらつらとそんなことを考えながら先へと進む。

俺の生家があるであろう場所へと向かう。

突然目の前が広がり、景色がクリアになる。

生家があったと思しき場所は、無残な姿へと変わっていた。

一気に血の気が引いた。

最悪の自体が頭をよぎる。

考えるよりも先に、身体が動く。 

気がつけば、走る速度を上げていた。

もう少しで着こうとした時、後ろから声を掛けられる。


「お兄ちゃん!」


「まな?」


振り向くとそこに妹と両親が立っていた。

良かった無事だったんだ。

思わずホッと息をつく。


「理人無事だったのね」


母が安心した顔をして抱きついてくる。


「お兄ちゃん!良かった!無事で!」


一緒にまなも腰に抱きついてくる。


「母さん、まな無事で良かった」

「理人、お前も無事で何よりだった」


抱き合い無事を喜び合う俺たち三人を、まとめて抱きしめる父。

暫くお互いの無事を喜び合う俺達。

その時激しい揺れが、大地を襲う。


「うおっ!?」

「きゃあ!?」


揺れに耐えながら、周りを徐に見回す。

目にした先に、一人の少年がいた。

少年は、揺れる大地にバランスを崩しながら何とか踏ん張らうとしている姿が見えた。

その少年の足元の大地が隆起し、鋭利に尖った大地が少年を襲う。


「危ない!」


考えるよりも先に駆け出し、少年のもとに駆け寄る。


「お兄ちゃん!!」


妹の悲壮な叫び声がする。

それを無視して行動する俺。


「理人!」

「理人!」


父と母の悲鳴が重なる。

次の瞬間、胸が熱くなり激痛が走り、喉にせり上がってくる鉄錆の味。

口から溢れる血。

自分の体に視線を落とすと、自分の体に穴が空いていた。

鋭利に尖った大地が、胸に突き刺さり生えていた。

急激に体力が削られていく。

激痛で思考が回らない。

けれど力を振り絞って、少年の姿を探す。

倒れ込み呆然と俺を見つめる少年を見つける。

見つけた。

良かった…無事だった。

安堵する。

精一杯の笑顔を浮かべ、声を掛けた。

いかがでしょうか?

次から本編を少しずつ再投稿し直します。

所々編集し直すかもしれませんので、前のを読んだことのある人も最初から目を通して頂けると嬉しいです。

宜しくお願いします。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ