第1話「出会い」
「フロス!合格したわよ!!」
その、母さんの声は僕の運命を変える出来事だった。
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遡ること1年前。ちょうど僕が12歳立った頃だった。
「えやぁぁあぁ!」
「カァァァァアン!!」
「ふう、今日もこれで最後か。」
そう、あれは、木こりが終わり家に帰っている時だった。
いつもは、夕日が沈みきる前には、終えていたのだがこの日は、少し場所が遠く日が沈んでいた。
「くらいなぁ。早く帰らないと母さんに心配かけるし、この辺りはこの林の主が出るとか言う噂耳にしたっけ。」
「ドガァアァン!!!」
「なんだ!?」
足音が近付いてくる。木がどんどん倒されその姿が明らかになっていく。そして、それを見た瞬間僕は、自分の存在を失うくらいに、怯え震えていた。
「グワァァアァア?!!?!?」
「ぁあぁ、、」
そして、目の前にいたのは巨大な熊だった。自分の背丈の4倍位ある巨大な熊。そして、まばたきをした瞬間、あまりにも冷たく重い爪が僕の方目掛けて振り下ろされた。もう僕は死ぬんだ。言い付け守っとくべきだったな。母さん心配するだろうな。父さん天国で会ったら、母さんのこといろいろおしえてね。今までありがとう。
ついに爪が拳1子分の距離まできた。
「ヒュュユゥン」
「あぁっっ」
「ギャリィイリィイン!! &*&)&.&$ =$&// ,%*生成!ジェネレート!アタック!」
「バァースト!!!」
「ギャアリャアゥヴァアリャヤ?!?!」
僕はその時、出会ってしまった。いや、出会うべきだったんだ。
僕の師匠であり、命の恩人の、「神速のガイル」に。
初投稿です。まだまだ、文章力はないですが応援してください!!
次回!「神速のガイル」