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1話 プロローグ

初投稿です。

まだまだ語彙力が少なく大変ではありますが、

頑張っていくのでよろしくお願いします。

 『死』──

少年、少女のような声はコロコロと無邪気に続ける。


 ──『死』についてどう思う?


 『死』って聞くとさ、終わりとか無とかさ......終焉しゅうえんって言葉、浮かんでるでしょ?


 うん、うん......とってもくさい言葉だね。


 別に『死』は終わりじゃないし無でもない。


 『死』ってさ、ただの点だよ。

古い『生』と新たな『生』を繋ぐ為だけのただの点。


 『死』の先にあるのは二つの道。善のみが歩む事を許される道『天』と、悪が歩む道『地』。


 『天』は簡単、ただの一本道。みんなに祝福されて、ただただ真っ直ぐの道を、一つの扉を目指して進むだけ。

 簡単だね。


 でも『地』は違うよ。こっちはとっても複雑な道。そして決して終わる事を許されない道。

この道に進んだら、ずっと彷徨さまよい続けることになる。

 表向きにはずっと......だね。


 でも本当はね、かれら自身が己の闇を、『悪』を認めればいい。その過ちに気づけば、簡単に救われるんだよ。

 まぁ、彼らの闇が深ければ深いほど、それに気づくのは難しいだろうね。

 だからこそかれらには辛いのだろうね。

 『地』っていうのはそんな道......。


 うーん、まぁこんな事言ってもよく分からないだろうね。

 別に、それはしょうがない事だよ。


 『地』についてはさ、もう少し軽くてもいいと思うって提案したんだけどね、これ以上は罰にならないんだって。


 ホント不公平だよね、なんで善ばかり......。


 あっ......。今となってはそんな秩序ルールも特にはないんだけどね。


 なんせアイツ(・・・)はもういないから。

 何もかもボク一人で決められる。


 無駄なものを創らず気ままに、ボクが楽しむ為だけに。


 その上で『天』と『地』なんて必要ない。

 全て平等に祝福を。


 この世界もずいぶんと変わったかな。

 あの頃に比べてとっても楽しくなったよ......。

 そうだよね?


 とても『生』を実感できる──


 ──ボクはただ見てるだけっていう事が多いけどね......。でも見るだけっていうのもいいと思わない?


 だけどたまに、ちょーとだけ。ほんの少し、ボクにも何かやらせてね。


 まぁ、なるべく壊さないように、くずさないように我慢するけど......ね?


 それにしても最近はなんかつまらないねぇ。もう少し白熱したものが見たいんだけどなぁ。


 何か楽しい事は無いものかな......悩むなぁ。


 そうだ!またアレをしようか!上手くいけばいいけど......。


 うーん、次は誰にしようかな。


 フフフッ、楽しみだな──


最後までお読みいただきありがとうございます。

暇な時間を持て余している時などにまた読みに来ていただけると嬉しいです。

文字数が少ないのは少しずつ直していきます。

それからタイトル回収?的なのは少しずつやるつもりです。

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