反逆の聖乙女アレージア ――グランデール大陸譚――

母親がいて、父親がいて。毎日学校に通って。そんなありふれた毎日が続くなか、セイは森の中で倒れていた少女を見つけてしまう。
突然壊された日常。
セイは少女と共に、運命の旅路へと出ることになる。
自分はどこにでもいるはずの少年だったはず。
それなのに、運命は残酷にセイに強くなることを強いていく。
隠された過去と現実の間でセイはもがき、進み続ける。