残酷な真実
松野
「富先生について聞きに来たっていいましたけど、何を調べてるんですか?やっぱり富先生になにかあったんですか?」
愛川
「別になにも。」
栗原
「じゃあ、なんで調べてんだよ。」
愛川
「強いて言うなら、彼女はアタシのライバルだから。」
松野
「ライバル?」
愛川
「ほら、同じ独身だし。」
栗原
「接点そこだけじゃん……」
愛川
「まぁ、他はアタシのほうが優れてるからな。でも男子校だと独身女教師ってだけで生徒は食いつくじゃんか。だから他がどんなに優れていても無意味だし、自ずと接点もそこだけになるだよ。お前ら童貞には困ったもんだなぁー全く。」
栗原
「男子校にどんな妄想抱いてんだよ。てか、ここは先生の婚活場じゃないからな。」
愛川
「やっぱり露出が大事かなと今日改めて思ったんだけどさ。お前ら的にはどお?」
栗原
「また聞いてねぇ……」
石神
「興味ないです。」
松野
「んー胸とか……だよね太郎?」
栗原
「さぁな。知るか。」
愛川
「もっとなにかないわけ?つか、ちゃんと提案しないと午後は欠席扱いにすっからなぁ。」
石神
「先生の胸は大きい分類に値するので、もう一つ上着のボタンを外し前屈みになったときにピャンクのブラがチラ見するようにし、かつ甘いほのかな香りがする香水を谷間に吹きかけておくことを僕は推奨します!」
愛川
「お、おぉ……でもさ、アンタら童貞って香水嫌いじゃん。女は自然といい香りがするとか思い込んでるんでしょ?」
石神
「ふっ……自然といい香りがするのは『女の子』だけなのは百も承知よ。なぁ、栗原!松野!」
栗原・松野
「あぁ!」
愛川
「いや、しねぇーから。」
石神
「またまたぁ~ご冗談が過ぎますよ先生。」
愛川
「つーか、ボディソープじゃない?多分、それかアンタらの嫌いな香水。」
石神
「世紀末だッ!!!」
栗原・松野
「この世の終わりだあ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!」
石神
「なぜだっ!なぜに真実を知るまえに死なせてくれなかった神よっ!こんな酷い真実を知るならいっそ昨日の『ロリ顔百選抜き見所♪』視聴後に逝きたかったあ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
愛川
「そこまでかよ……正直引くはアンタら。」
松野
「ところで職員室では富先生はどんな様子ですか?」
愛川
「あ?あ~なんか元気なさげな感じだったようなぁ……」
栗原
「曖昧な返答だな。」
愛川
「いや、そこまで興味ないし。あと体育の樫崎に邪魔されてさ。アイツうるさいっつーか、汗臭いしなんで朝から汗臭いんだよアイツ。」
栗原
「ライバルじゃねぇのかよ……」
石神
「樫崎教官は野球部の監督やってますから、汗臭いのは朝練のせいかと。」
愛川
「教官?」
栗原
「教育姿勢が軍人じみてるってことで教師じゃなくて教官って呼ばれてんだよ。てか、元々自衛隊に憧れてたんじゃなかった?」
松野
「あっ、その話は僕も聞いたことあるよ。」
栗原
「なんで自衛隊受からなかったんだっけ?」
石神
「ホモだからじゃないか。」
栗原
「いや、違うだろ。」
愛川
「樫崎ってホモなの?」
石神
「おそらく、我々生徒にはそう見えています。」
愛川
「えっ、じゃあなんでアタシご飯に誘われたの……?」
栗原・石神・松野
「えっ……」
愛川
「えっ……」
栗原・石神・松野
「…………」
愛川
「…………」
栗原・石神・松野
「先生、まさかおとこ……」
愛川
「よし、脱ごうか?全部脱ごうか?」