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はぅとぅーらいと

How to write つまりはメイキングです。

小説ではございません。

興味のある方のみどうぞ。


 嫌な予感しかしないと思ったら戻りましょう。この先メイキングです。





 はい、玖月あじさいです。そんなこんなでメイキングです。

 今回はこちらの小説―。ローソン×pixivの「彼らの心と冬の空 」です。

 このシリーズの一話目として載っている奴ですね。色々とネタバレしかないのでそちらを読んでいない場合は読んでいただければ幸いです。

 ちなみに途中、玖月の他のオリジナル小説を引き合いに出していたりします。だからと言って、他のを読む必要はありません^q^←



●土台作り


 ちょっとどうでもいいことなのですが。

 玖月は話を作ることは一種の「城」とかを作るようなものなんじゃないかなー、と思っています。

 読み手は全員、書き手の城に迷い込んだアリスなんですよー。


 閑話休題。


 さて、土台です。

 自分の今までの経験の地面に、この話のための土台を置きます。

 参加した企画は「ローソン小説」。これが今回の土台の主成分となります。


○ローソンが出てくること。


 これが最低限の条件です。これで土台は終わり。



●大黒柱

 城に大黒柱ってあるの? 知らないですけどね。

 話の大黒柱を作ります。で、作り方。


「なにかを思いつく」


 例えば、○ブリの○崎駿監督はテーマの絵を描くそうです。そんな感じに「これをかこう」という柱を立てます。

 「深刻なキセキ」なら黒いPC画面に大量の文字が出てくること。これ、実際に体験したことです。本気でビビりました……。

 なんでもいいのです。台詞でも風景でも人でも表情でもなんでも。

 彼らの心と冬の空 でも体験談が元です。Lチキとパイの実買って袋に入れてたら、Lチキの油でパイの実の箱がビチョビチョになったぜ☆ というのがキッカケ。


 玖月はこの部分だけを大量に集めたメモがあります。「へろべろ」って書いたメモなんかも。何だそれ。



●イメージ図


 大まかに決める段階です。ここで話の方向性を決めます。基本的に柱に引っ張られます。

 *絶対に玖月は細かく決めません!

 とりあえず、油でベトベトって気持ち悪かったんでそれと関連させて、ベトベトした生ぬるい関係とかどうかなぁ、と。

 で、そもそもLチキ買ったきっかけが、弟からの熱烈な勧めだったのでじゃあ、男子! 恋愛!

 単純な決め方ですねw


 さて、話を単純に決めます。一言で表せる話。←これ肝要です!

「喧嘩した恋人が、仲直りする話」

 あい、決定です。



●素材決め


 キャラです! 玖月は一番ここに力を入れます。キャラ小説は褒め言葉!

 今回はまずLチキ買う子の設定。女の子女の子!

 この段階で思い付いている要素を並べたてます。

・女子(彼氏持ち)

・サプライズ好き

・昼食をよくコンビニで買う

・高校生

 思い付いた順です。


 で、次は彼氏。

・ちょっとやきもち焼き

・なんとなく茶髪

・ぶっきらぼうな口調


 さて、雛型は出来たのであとは適当に頭の中で遊ばせましょう。そのうちにキャラが出来てくるはずです。

 キャラが暴走してくれないーって時は、崖から突き落とすなり、友達と喧嘩させるなりしましょう。


 遊ばせた結果↓

・季節は冬

・ローソンは駅の近く

・女の子は電車通学、男の子は自転車通学

・女の子には親友がいる

・その親友は美術部


 考えても使わない設定もあります。例えば女の子の昼食を~とか、通学方法とか。それでもまぁ、キャラを作る上では細かくなるので頭の隅に置いておきます。ちなみに長いシリーズにならないかぎりキャラ一人一人の設定表は作りません。



●設計図


 いわゆるプロット段階。ここで細かく決めます。話よりもキャラの性格を優先させます。ここでさっき脳内で遊ばせた結果が出てきます。遊ばせ足らないと、動いてくれなかったり、矛盾が生まれてきます。


起 朝。Lチキ購入。登校中に彼氏と喧嘩。

  「ベタベタしすぎなんじゃないの?」

  「あ、そう」


承 無視。互いに無干渉。二人とも募るイライラ。

  「何か声をかけてきてもいいだろう?」

  「信じらんない、何で……?」


転 昼休み。親友と美術室で昼ごはん。

  ベタベタ油。

  電話。


結 仲直り。

  「Lチキはバンズと一緒がうめーんだよ!」


 プロットだけ見ると本気で訳が分からないっ!

 自分にだけ分かるメモをとるタイプだからでしょうね。ちなみにサイレントシザーなんかはプロットなしで書きました。



●建設


 実際に書いていきます。

 今回はローソンなのでちまちまと小ネタを入れました。大体経験談。

 とは言え、玖月は感情こめて適当にキーボード叩くタイプ=その場のノリでキャラに感情移入しながら書くタイプなので、かなり変わりました。というか結末全く違います。

 仲直りしたのか分からないです。もしかしたら別れたかもしれません。

 確かこういうラストを読者自身に任せるっていうのは、名前があったはずだけど……。忘れてしまいました。なんて残念な記憶力。

 まぁこれゆえに、以前の小説ってどう書いたの? って聞かれても答えられないのですよ……。



 とにかく! はい、これで小説の完成!



 お疲れ様です。少し長かったですがー。

 他に質問や希望など有ればお気軽にどうぞ。誠心誠意答えます。

 

 それと! 今まで読む専門でこれから書いてみよう! と言う人へ。

 絶対に、まずはどんなに短くても一つの話を仕上げてください。長編だと挫折しがちです。まずはどれだけボロボロでも、一つ書きあげてみてください。

 一歩踏み出さないと、いつまでたっても進まないじゃないですか?

 ではでは、これにて。



 というわけでメイキング。いかがだったでしょうかー?

pixivの方での企画に乗っかった感じなのですが。

読み返してみると何だかここだと広告チックな感じもしますが。

直接リンク飛ばせないのは辛いかなー。

もしかしたらできるのかなー?

 まぁ兎にも角にもメイキングでした。

 興味を持った書き手さんは、ぜひやってみてはいかがでしょーか?

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