表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/348

第25話 遊園地に行こう ~帰り~

 「いやー、今日は楽しかったな」


 大雅がそう言う。

 お化け屋敷を除けば楽しかったと思う。


 今はもうすっかり夜。

 あのあとはずっと絶叫系の乗り物を乗った。


 ああ、疲れた。


 「……あ、そうだ。今日みんなでラーメン食いに行かね?」


 これを言ったのはもちろん大雅だ。

 ……こいつ毎日ラーメン食ってる気がする。


 「おお! 良いのう!」

 「あ、私も行きたい!」


 美月と水麗は賛成する。

 俺もラーメン食いたいし、俺も行くか。




 「あ! 大雅くん! 今日も来てくれてありがとう!」


 俺らがとあるラーメン屋に入った瞬間、店員のお姉さんが大雅に言う。


 「あ、四人お願いします」

 「はい! お好きな席どうぞ!」


 ……こいつ、常連か……。

 漫画とかでは、名前覚えられる常連さんが登場するけど、現実でもいるのか。


 「ここは味噌が美味いぞ、俺は味噌だな」

 「……じゃあ俺も味噌」


 結局、全員味噌ラーメンになった。


 「あ、思い出した」


 急に美月が言う。


 「どうした?」

 「康輝、お主の運命の数字は二十三だ」


 ……は?

 美月は何言ってるんだ……?

 運命の数字……?


 「いろいろな占いでお主を占ってみたが、すべての占いでそう出たぞ?」

 「勝手に俺を占うなよ……」

 「二十三歳で結婚か?」

 「我はわからぬ。それしか出てこなかったからのう」


 ……美月、占いも好きなのか……?

 俺らがそんなやりとりをしていると、ラーメンがきた。


 普通に美味そう。


 「あ、康輝、お前のあだ名何が言い?」


 急に大雅が変なことを言う。

 あだ名……?


 「普通に康輝でいいよ……」

 「いや、喧嘩バカとか……そういうのがいいかな……って」

 「んなわけねぇだろ。てか、喧嘩バカってお前じゃねぇか」


 俺はそう言いながらラーメンを食う。

 ……うん、学食の何倍も美味い。


 「明日、答案返却だね。美月ちゃんは自身ある?」

 「……まぁ、大雅よりかは良い点数だと思うぞ?」

 「まぁ、俺は全部三十点代だからな」

 「よく入試で受かったな……」


 とまぁ、こんなくだらない会話してみんな解散した。




 家に帰ったあとは、歯磨いて、風呂に入って、あとはゲームとかした。

 ……で、翌日の朝……


 言わなくても分かると思うけど、隣に水麗がいた。

 もう慣れてるからそんなに驚かなかった。


 ……でも、もういい加減やめてほしい……。

ラーメン屋に行くと結構常連さんと会うのですが、皆さんは会いますか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ