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第154話 寒いから出る

「前回のクイズの答えは『スカウト』だ!」

 「康輝、お前そんな水苦手だったのか? 顔に水つけるの怖いのか?」


 肩まで浸かってる大雅が俺に言ってくる。


 「寒いんだよ。逆になんでお前たちはそんな余裕そうな顔できるんだよ……」

 「いや、余裕だろ」

 「…………」


 もういいや。

 出よ。


 マジで風邪引く。


 うわ、プールから出たらめっちゃあったかく感じる。

 さっきまでプールに浸かってなくても寒かったのに、今はあったかい。


 そして絶対唇紫色になってる、俺。


 「いやー、寒いですよね」


 俺の隣りにいる男性に話しかけられる。


 爽やかっぽい男子。

 多分高校生だ。


 「ですよね……」

 「なんか無理矢理連れて行かれた感じですか?」

 「そうなんですよ……」

 「こっちもそうですよ。いつもはサバゲーしかやらないのに、『プールに行きたい』って言い出して……」


 サバゲー?


 俺は隣にいる男子の顔をよく見てみる。


 ……やっぱり。


 こいつ、俺たちとサバゲーしたやつだ。

 夏休みにやったやつ。

 そしてこいつらと焼き肉行ったんだよな……。


 「あ、その表情、やっと思い出したんですね」


 え、なに?

 こいつは俺のこと知ってたの?


 「久しぶりだね。そっちは元気?」


 急に敬語が抜ける男子。

 じゃあ俺も敬語使わなくていいや。


 「まぁ、元気だ」

 「なんか新しい人、増えてるね」


 白斗と冬乃のことか。


 「ああ」

 「あの二人、恋人?」

 「いや、違うと思う」

 「へー……。身の回りにカップルっていない感じ?」

 「そうだな。俺は知らない」

 「青春楽しんでないね」

 「そういうお前はどうなんだ? 恋人いるのか?」

 「恋人つくる暇あったらサバゲーしてる」


 こいつも大雅と同じ部類のやつか。

 サバゲーバカかな?


 「なーんで冬休みの最初の方にプールなんて行く気になったのかなー。サバゲーより好きになられたら困るんだけど」

 「本当そうだよ。冬休みの最初の方に風邪なんて引きたくねぇし……。ってか、せめて温水プールにしてほしい」

 「寒いから屋内行こうよ。あそこになんか色々売ってるし。どうせみんな楽しんでるわけだし」

 「そうだな」


 男子がプールに背を向けて、トコトコと歩き出す。

 俺はそのあとをついて行った。







 「――あ、このポテト長い」


 容器からなんかすごく長い1本のポテトを出す男子。

 なんかあったかいもん食いたかったから、一緒に買った。


 あとこいつの名前なんていうんだっけ?


 せめた名前くらいは覚えたいな……。 

「なんだ、康輝、もう出るのか? せっかく来たんだからもっと水に浸かればよいのに。ではクイズだ! 『サバゲー行ったあと、康輝たちはどこで食事した?』。それと、作者が学年末考査が近いので、しばらく投稿できないみたいだ。。……中学生最後の定期試験……。作者も我と同じようによい点数をとってほしいな。というわけで! 3月の初めの方まで投稿できない! 本当に申申し訳ない……。次はテストが終わって元気な状態で投稿するらしいぞ!」

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