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想い残り。  作者: 吉木紀行
12/12

遊園地①

「はー、ようやく着いた… もうどのくらい時間がたった?もう夕方くらいか?」



とてもくたびれたような顔で早瀬が言う。


「いや電車20分の距離じゃねえか!何県外まで来た感じ出してんだよ」


黒尾が呆れ顔で言う。


「早瀬くん電車の中でぐっすり寝てたもんね」

新井さんは上機嫌な様子で言っている。

それはなぜかと言うと電車の中で早瀬の隣に座った上に早瀬がすぐに寝てしまってそのまま肩に体を預けて来たのだ。


その新井とは反対に白藤と黒尾は少し不機嫌そうである。


その原因は先ほどの新井と早瀬の電車内でのことに起因していた。



しかし、今日は遊園地に4人できている。

白藤と黒尾はお互いに何も打ち合わせなどはしていないが気持ちを切り替えこれからのことを頑張る事にした。








4人がやって来た遊園地は全国的にはそこまで有名ではないが県民ならほとんどの人が名前を知っているところだ。

ジェットコースターやおばけ屋敷、観覧車など有名なものから、なぜかバンジージャンプまである。

そして今日は土曜日なので家族連れや友達同士で来ている人で溢れていた。





「うわあ、結構人いっぱいだね!私は遊園地に来るの小学生以来かもしれない!」

新井は童心に帰ったように辺りを見渡している。


「新井さんも遊園地に来るの久しぶりなの?

最初は何乗ろうか?」


黒尾はテンションが高まっているようだった。


これから彼に起きる悲劇があるとも知らずに…



黒尾に起きる試練やいかに




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