542.千歳さんの大学訪問5
ちょっと昔話につきあっていただこう。
「それで? こんなおばちゃんに何を聞きたいのかな?」
ほれほれー、質問は随時うけいれまっせーと、おどけた声にさぁどこまで切り込もうかと考える。
とはいっても興味があることはそんなに多くはない。
足立先生がなんで「希有」と言われるこの業界に入ったのか、と、いづもさんとのあれやこれやだ。
いづもさんは、こちらの役に立ちそうなことなら、過去を語ってくれる。
でも、それ以外はケーキの話が中心になる。
それはそれで、甘くて美味しいのだけどね!
「ああ、いちおー、あれね。いづもの医療上のことは言えないわよ。守秘義務ってやつね」
そこらへんは本人から聞きなさいな、といわれて、えぇーと不満げな声をもらす。
まあでも、確かにいつ手術をしたとか、どんなのをやったとか、そこまでを聞きたいわけではなく、純粋にどういう接点なのかなぁくらいな感じなのだった。
「なら足立先生がどうして希有って言われるトランスの業界に興味を持ったのか、かな」
「じゃあ、先に木戸くんが興味を持った理由を教えてくれたら話してあげる」
ギブアンドテイクでっせ、と彼女はにやりと笑った。
うぅ、そういえば彼女ったら、木戸に対してかなりいろいろと興味津々というやつなのだった。
「あたしの場合は、女声を出す方法とかを調べた時にネットでいろいろ知識をいれた、といったくらいですよ。女装自体は……んー、姉様たちにいじられてたのもあるけど、高校に入ってからは雑誌とか見ながらって感じです」
「それであのクオリティですか……」
ずるい……と、千歳が唇をとがらせた。
いや、そう言われてもなぁ。声の調節をして毛の処理して、あとはお肌に気を遣う、くらいでなんとかなってしまったのだし。
「ああ、あとはタックか。あれを調べつつ業界全体の知識はさらっといれた感じで、気がついたら当事者さんたちが周りにちらほらと出るようになった、というわけで」
いやぁ、我ながら同じ学校にGIDの子がいるとは思いもよらず、友人と一緒に、なん、だと……とか、言っちゃいましたよとにこやかにいうと、友人といっしょ? と千歳が首をかしげた。
「ほれ、青木と弁当一緒につついてただろ? そのときクラスメイトと一緒にこっそり見に行ったことがあってさ。それで実際見た瞬間に、あぁ……って。俺の魔眼がささやいていると、あのときあたしらは思ったのでした」
「……ほぼばれてない自信はあったのですが」
せめてばれるにしてももうちょっと時間をかけてからだとばかり、という千歳に、いや……そこはしゃーなしだよ、と慰めの言葉を向けておく。
それに当時の千歳は、身体はともかくとして見た目と動きにちょっとした違和感があったからね。
「そんなわけで、情報としてはちょっと遅れてるところとかもあったし、そういう意味では今日の手術関連のお話は楽しく聞かせてもらいました」
ありがとうございます、というと、彼女はそれならよかったわ、と笑顔を浮かべてくれた。
実際にその知識を使う機会がこの子にあるのかしら、というちょっと微妙な顔ではあったけれど。
「さて、それじゃ、今度は私の番ね。どうしてこの分野に興味を持ったか、なんだけど……医者になるのは昔からの夢というか中学に入る頃にはもう、ほぼほぼ決めてて勉強してたわけだけど」
「難易度高いですもんね、医学部」
あれをさらーっとこなしちゃう人って、頭いいんだろうなぁと千歳が言った。
足立先生は努力タイプのような気がしなくもないけれど。
「それとは別で、実家の隣に住んでた子が、まさにGIDだったわけでね」
「ほほぅ……お隣さんですか」
それはまた偶然ですね、というと、確率的には相当低かったんだろうけど、と彼女はちょっと苦い顔をした。
「お隣だから小学生だったころとかは、一緒に学校に行く班も一緒だったし、小さい頃はいろいろ遊んだりもしたわ。雪が積もったときに庭で雪遊びしたりとか」
あぁ、ほんともう、ちっちゃくって可愛かった……と足立先生は懐かしそうに言った。
お隣さんとの年齢差は五歳。当時六年生だった彼女と、一年生のお隣さんという感じで、それなりに仲良くやっていたそうだ。
「いちおう服装は男の子のだったし、本人もそのときは特にそれを嫌がるそぶりはなかったんだけどね……」
中学に入って学ランを着るって段になって、顔を青ざめさせてたもんだったわね、と足立先生は言った。
「ええと、ランドセルはオッケーだったんですか?」
千歳から質問があがる。
足立先生が子供の頃、それこそ昭和の時代のお話だ。
当時は今みたいにランドセルもカラーバリエーションがあったわけではない。
ルイさんが使っているカメラ並にカラバリがないのである。
「たぶん、分かれてる意味とか、そういうのよく理解してなかったんじゃない? ちょっと天然入ってる子だったから。でも、ランドセルはすっごく綺麗で、汚れたりボロボロだったりってのは全然なかったって、おばさまは言ってたなぁ」
うちの子はおとなしくて、みたいな感じで話をしていたものだと懐かしそうに彼女は言った。
いちおうご近所さんということもあって、世間話くらいはする間柄だったそうだ。
「千歳はランドセルってどうしてたの?」
「あー、うー、んと。千恵が赤いランドセルで、私には青を買おうとしてくれちゃったから、ライトブルーにしてもらいました。可愛いやつ」
「ああ、ライトブルーだと女子っぽいね、たしかに」
ブラウンとかも捨てがたかったんですが、という千歳の顔には、無理に男っぽいものを与えられなかった環境というのが透けて見えた。
まあ、子供の頃から治療を受けられるということは、親御さんにそれなりに理解があるということだから、それも納得ではあるけれど。
「そして、それと平行してあの時代はニューハーフブームだったのよね。今はオネエ芸人がいっぱいだけど、当時はそういう人あまりいなかったし、いなかったからこそ本職の人達をゲストで呼んで、まあ、見世物にしたわけ」
さて、それを見たGID当事者はどう思うでしょうか、と聞かれて、千歳はうーん、と少し考えると言った。
「職業としてはありだと思うし、尊敬もしますが……埋没派な私としてはちょっとそういう見世物的な扱いはいやです」
「かおたんは?」
「え? ああ、あたしはあまり興味がないです」
それでお金もらってるんだったら見世物だろうとなんだってよいのです、とさらりというと、まー、この子はこうよね、と残念な子を見る目を向けてきた。
いや、だって、当事者の目線で考えろっていわれても、当事者じゃないもん。わかんないもん。
「これがジェネレーションギャップってやつね。当時のGIDの子達はそれを見て思ったわけ。ああ、性別って変えられるものなんだ、ってね」
インターネットがまだまだ普及してなくて、草の根とかパソコン通信って言われて限定的に使われてた頃。新聞にも本にも情報はまったくなくて、普通に生きろってのが当たり前だった時代のこと。
おまけに子供がそんな歓楽街の事なんて知るよしもなくて、そこでばばんとテレビで情報を得たわけだ。
「今なら、小さい頃から調べようと思えば、検索さんにお願いすればある程度なんだって答えてくれる。性別の変更の仕方、なんてのを調べれば、いくらでも情報はでてくるわ。真偽はともかくとして」
いやぁ、人工子宮で出産なんていうガセ記事とかも前に出たしなぁ、と先生は肩をすくめた。
いわゆる、ネタ記事というやつで、それの真偽を見極めるのは最近の若い子の必須スキルである。
「昔はつながっていなかったから、本当にマイノリティはひとりぼっちだったわけよ。頼るよすがはない。周りに言ってもおまえの頭がおかしいだけだと言われる。おまけに身体もどんどん望まない方向に成長していくわけ」
あんなに可愛かったあの子も、高校に入るころにはひげが生えたり声変わりしたりしてたもの、と足立先生は肩をすくめた。
「いや、声変わりしてもやりようはいくらでも……」
「否定はしないけど、両声類なんてここ十年だからね。それにそんなにさらっとやりこなせるのは、レアだから」
普通は結構声で悩むものだから、と足立先生に困った子扱いされた。解せぬ。
「それで、まぁ高校のころかなぁ……隣のうちから夜な夜な鳴き声とか、発狂してんじゃないの? っていう叫び声が聞こえたのよね。一軒家だったからまだあれだけど、アパートであれだったらもう、ご近所から白い目ね、白い目」
ご近所トラブルというより、こいつやばくねって思われただろうな、と足立先生は言った。
「先生的には、やばいって思ったんですか?」
「うーん、いちおう表情が曇っていったのは見てるからねぇ。なんかやばいんだろうなって思ってはいたけど、当時の私はしがない医大生だったわけで」
いちおう、それもあって精神の方にも興味がでたのはあるものの……当時の精神系の薬物事情っていったら……副作用が強いのばかりでおまけに、重度な人しか来ないみたいな感じだったし、と彼女は言った。
今でこそ、メンタルクリニックは行きやすくなったものの、それでも年配者が精神科に向ける印象というのが悪いのは、その時代のイメージが定着してしまっているからなのだろう。
「それで、その人はどうなっちゃったんです?」
「それが……うん。私が家を出ちゃったから、それから会ってないわ」
無事に生きててくれればいいんだけど……と、足立先生は少し遠い目をした。
実家の方にその話をしたこともあったようなのだけど、そのときは何も教えてくれなかったのだとか。
「だから、最初の出会いがそれだから、どうしても私はMTFの肩を持ちがちね。学術的にはFTMのほうが面白いんだろうけど」
成果も結果もでやすいし、見た目変わってくのを見るのは面白いから、と彼女は言った。
ふむ。いちおうどの患者も平等とはいえ、医者も人間だ。好みの相手というのはいるのだろう。
「それで、いづもさんとは? 結構昔から知り合いなんでしょ?」
「そうね。ちょうど研修医やるぞってところで、いづもが高校生だったかな。いや、高校出た後くらいか。あの時代によくあの歳で動いていたわよね」
いづもさんはいま三十五歳。ぎりぎりアラサーと言い張るぎりぎりの歳だ。来年からアラフォーだなんてやってらんないわー、とかなんとかこの前愚痴っていたような気がする。
「珍しい患者がいるって噂はあったんだけど、まあ、なんというか……廊下でぐったりしててねぇ、あの子ったら」
震えてたから、ちょっと時間もあったし横に座ってみた、と足立先生は苦笑を浮かべた。
「研修医ってめっちゃ時間が無いって話を聞きましたけど?」
「さすがにお昼休みくらいは自由にしててもいいじゃない?」
仕事が入れば話は別だけれど、そのときは本当にご飯を食べるだけだったんだもん、と相変わらずな態度である。
「上手く医者と話せないって涙目になってたわ。それから付き合いが始まり、今に至る、という感じで」
「あのいづもさんが医者と話せない、ねぇ……ちょっと今では想像、はできるか」
今でも、医者なんて大嫌いーみたいな感じですもんね、と千歳が言う。
健康診断でまじへこむかもとかいってたのもいづもさんである。
「というか、あの頃は研究者とかも男の人が多かったからなぁ。おっさんに女子高生心なんてもんがわかるわきゃないし、ほんといづもは主治医には恵まれなかったのよね」
今でも、GIDを診てる専門医って男の人ばっかりだったりはするんだけど、前よりはマシになった感じはあるの、と足立先生は言った。
そう言われると、確かに。
診る人間の性別で、ある程度のバイアスというか、バックグラウンド的なものが異なるというのはある。
さらにはジェネレーションギャップ的なものもあるだろう。
おっさんに、女心を診断されるっていう光景は実にシュールである。
実際は、きちんと適応できているか、とか、他に病気はないかってのを診てるだけのようだけれど。
「でも、最初のころはまだまだマシだったのよ。その翌年があの、鶴本ショックが起きる年だったから」
「鶴本ショック?」
なんだろう? と首をかしげていると、千歳がそれはと答えてくれた。
「とある人気ドラマで性同一性障害を取り上げたものだから、それで患者数が倍増というか、ひどいことになって、受け皿の病院がパンクしたっていう件ですね。正式な名前ではないですけど、関係者ならニュアンスでわかります」
「そう。最初から通ってる患者に加えて、自分もそうなんじゃないか、って思ってしまう若年女性が増えたわけ」
「若年女性……」
テレビの影響ってすごいわよね、という彼女のその言い回しにちょっととげがあるように感じられた。
「なんだろね。初めて触れる概念だから、ちょっと自分は人と違う。女の子っぽいものが好きじゃない自分、女性らしさを押しつけるのが嫌だって思ってる人までもが、自分はこれかもって思っちゃったのよ。昔は今ほど、男女の垣根は低くなかったからね。でも実際診てみると同性愛さんでしたー、なんて感じで。あのドラマの意義はあったと思うけど、弊害もあったってわけ」
主治医が倒れたって泣き言言われたときは、はい? と普通に聞き返したもの、と足立先生は遠い目をした。
治療を頑張りすぎて倒れたとかそういうものなのだろうか。
「ま、その結果、戸籍の性別も変えられるようになったのも事実だろうし、今のような容認、黙認姿勢に大衆がなったのは、事実なんだけど、ほんと見てて気の毒だったわ」
「でも、そのときですよね? お菓子のお話になったのって」
「ええ。気分転換になにかやってみたら、って話になって、なら女の子っぽいものってことでお菓子作り始めたんだけど、あの子ったらドはまりしたのよ。元から好きではあったみたいなんだけど、本格的に治療をするにあたって、生活を制限してたんだって」
治療メインに考えず、片手間にやるのが正解だって今なら思うんだけどねぇ、という先生に首をかしげておく。
いや。医療的な治療が片手間って、どうなのよ?
「急性疾患なら、治療は速やかに行うべきよ。あとは時間で悪化するようなのはすぱっと切ってしまったほうがいい。でも、病気と付き合っていくケースもあるわけよ。生活習慣病もそうだし、肝炎のウイルスだったりも治療に時間がかかるし。心筋梗塞とか脳梗塞とかやったら、ほぼ一生薬は手放せないわ」
そうなるともう、治療は生活の一部になる。
けれども、そのバランスは人それぞれだ。
「病気について考えるのは確かに大切。よく知って考えて選ぶ必要があるからね。でも、すべて人生が病気一色で覆われてしまってはいけない。当時のいづもは、ほとんどが性別の変更にその思考を割いていたから、それ以外も考えろって感じで話をしたわけ」
「なるほど。確かにそうですね。私も木戸先輩に会わなかったら普通の生活を楽しもうっていう気にはなれなかったですし」
そういうのは大切ですよね、と千歳は頷いていた。
ううむ。そんなもんか。
「自分から彼氏作ろうとかしてたし、割と千歳は普通の生活もしてたと思うのだけど」
「それはその……千恵から言われたのもあるし、それに彼氏がいる自分は女子であるはずだ、という安心感のためっていうのも当時はあったんです」
「ああ、トランスの初期にありがちなやつね。自分に自信がないから、自分の女子っぽいところをどんどん膨らませて、付け加えて結果的になんか違和感のあるものに仕上がるっていう」
「えー、高校の頃の千歳ったらくっそださいし、女の子っぽさを出さないようにしてたじゃん」
女の子っぽさの塊なんて、あそこにはございませんでした、と言ってやると、千歳は昔の話ですと頬を膨らませた。
「今は日常生活を楽しみながら、治療をしてる感じですね。服装もさすがに木戸先輩ほどとはいいませんけど、いろいろ楽しんでいますし」
まあ、お金はあまり使えないので古着とかを中心にって形になっちゃいますけど、と千歳は言った。
うん。それはよくわかる。手術費用貯めるためにはそこはきっちり押さえておかないといけない。
「きっと、そんな千歳ちゃんの姿を見てたら、いづもは絶対うらやましがるわね。その年でそこまでできてるとか、さすがさとり世代! とかなんとか」
「さとり世代ってなんでしたっけ?」
「情報が多い時代に育ってて、コスパ重視で、どっちかというと個人の幸せ優先みたいな感じ?」
他にもいろいろあったけど、いづも的には純粋に、悟ってるなぁ、くらいだと思うわよと足立先生ははっちゃけてくれた。
いや、それ、正確な使い方じゃないじゃん。
「ま、いづもの昔の話はこんなところかな。あの子はお菓子に出会ってなんとかトランス黎明期を乗り切ったわけなのだけど、果たして千歳ちゃんには、何があるのかしら」
なにか好きなものでもあればなおさらいいと思うのだけど、と足立先生はいうものの、千歳はうむむと少し考え込んでいた。
そういえば、千歳の趣味みたいなのってあまり聞いたことがないような気がする。
彼氏が趣味です、というのはさすがにちょっとまずいように思う。
「趣味といえる趣味はないですけど、私の場合はなんていうかこう……人との縁がトランスの支えになってくれてるなっていう風には思います」
けっこう大変なこともいっぱいですけど、ほんと良い出会いに恵まれたな、とちらりと千歳は木戸の方に視線を向けた。
おおう、そんな顔をされてしまったら、こちらも嬉しくなってしまうではないですか。
「支えの一つになれてるのなら嬉しい限り、かな」
今度、是非青木も交えてツーショット撮らせてくださいな、といいながらシャッターを切ると、幸せそうな顔と、えぇーと少し照れたような顔の両方が撮れた。
「さて。じゃあ話が終わったところで。木戸くんは口をあーんと広げてくださいな」
「ちょ、なにいい話して終わったところで、DNAをわけてくださいな展開ですか」
「木戸先輩のお口あーんとか、なんだかいけない気持ちになりそうですね……」
ほれほれ、さあさあ、と身を乗り出してくる足立先生から逃げるように立ち上がると、ちょうど四時を告げる鐘が鳴った。
「はい。タイムオーバーですね。あぁもう。いっつもここに来るとDNAをーとかって話になるから困りものです」
ほんと、犯人はあの女医です、ってメモして鞄に入れておこうかなというと、やましいことはなにもありませんと、笑顔で言い切られてしまった。
研究者気質まっしぐらである。
「ま、また相談があったらいつでも遊びにきて良いわ。いづもじゃ答えられないこともおねーさん答えちゃうから」
もちろん、木戸くんにも答えられないことだって、答えちゃうから! と足立先生は優しげな視線を千歳に向けていた。
その姿ももちろん、カメラに収めるわけで。
いきなり参加することになった性別移行手術説明会だったけれど、それぞれいい顔が撮れたので、木戸としても大満足な時間なのだった。
鶴本ショックの件はまえに後書きで触れたことがあるのですが、当時の現場はさぁどうだったのかー! みたいな感じで、昔話です。
ネットが一般的じゃない時代って、マイノリティにはつらい時代でありますよね。
今はぐぐれば個人ブログがわんさとでてくるので、少数者もつながりやすいものです。
さて。学校編はこれで終了! 次は三月のルイさん保育園の撮影にいく! でございます。




