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489.特撮研は卒業旅行にいくそうです1

久しぶりの木戸くん視点は、筆が重いのなんのと……

「はい、本日は特撮研、卒業旅行にお集まりいただきありがとうございます! 今年無事に卒業を迎えました、桐葉花実(きりはかさね)でございます」

 集合に感謝です、と小型のバンの前で仁王立ちをしているのは、今年卒業の桐葉元会長様でいらっしゃった。


 場所は大学の駐車場のあたりだ。

 今回の旅行に参加するメンバーは全部で八人。

 そしてプラスで引率者の長谷川先生となる。 

 彼は自分の車で後で合流する、という話でこの場にはいない。

 長谷川先生のことだから、とりあえず行きの車の中は学生だけでという配慮なのだろう。


「って、花実先輩、どーして今年はこんな大事になったの?」

「去年はやりませんでしたよね?」

 どうしてこんな事態になってるんですか? と、花ちゃんと鍋島さんから不思議そうな顔を向けられていた。


 その疑問は木戸とて当然思ったことだった。

 ことの始まりは、大撮影会の打ち上げの時のことだ。

 三月の終わり、卒業式が終わったあとに、みんなで旅行に行こう! なんて話になったのだった。

 行き先はさすがにみんなのお財布事情もあるので大学が持ってる合宿所を借りる形になる。観光地というわけにはいかないけど、自然豊かで良いところらしい。

 

 このイベントもやっぱり、例年はやっていないものだったので、今年は異例づくしだなぁという反応になってしまったのである。

 

「まあ、楽しそうならいいんじゃないですか? 旅行楽しみですよ、私」

 今年から入ったさゆみちゃんは、去年との違いなどわからずにあっけらかんとしていた。


「卒業生が企画してやりたいとなったら、開催って感じなんだよね、これ」

 来年はどうしようか、と志鶴先輩が少し考え込むようにあごに手をやった。

 今日の格好は相変わらず、男の装いだ。

 そんな彼は普通に長身イケメンに見えるのだけど、やっぱり女装じゃないのはいまだに違和感がある。


「にしても、木戸先輩はどうして、男装(そっち)なんですか?」

「って、それは俺の台詞だよ!」

 どうしてさゆみちゃんが取るかなぁ、と苦笑を浮かべると、たんなる素直な感想ですと彼女はなにを当たり前なことをという反応だった。

 うぅ。どうすれば彼女の中の、木戸馨の印象を女性の先輩から、男のそれに塗り替えられるのだろうか。


「馨はもう、いろいろ諦めれば? 先入観ってほんと大切だから」

「ええ、もう俺の中で志鶴先輩は女装してないと落ち着かないってのと同じですよね、それ」

 っていうか、斉藤さんなら別に女装くらいでどうこう言わんのだから好きにすればいいじゃん、というと、彼は、それはその……と、言葉に詰まった。


「お? 志鶴さんったら、男装の裏側に色恋沙汰ですか?」

 おぉーと、花実先輩からにやにやした声がかかる。

 入学年が同じだけあって二人はかなりの仲良しさんだ。

 その姿はもちろん一枚撮影しておく。


「花実には教えない。絶対からかうだろうし」

 それは、奈留もな、と志鶴先輩はもう一人のお調子者に釘を刺しておく。

 奈留先輩は、別に知りたくもないですよーだ、と頬をふくらませていた。

 そっちもとりあえず抑えておく。


 さて、果たして来年はこんな顔が見れるのか。

 なんだかんだで、木戸が入学してからの親密なメンバーは今回の旅行がほぼ最後の交流になってしまう。

 ま、個人的にイベントで会うなんてことはあるだろうし、まったくないってことはないだろうけど、学生同士という関係性ではなくなってしまうのだ。


 そんなことを思ってちょっとしんみりしていると、ふむ、と鍋島さんがなぜかこちらと志鶴先輩を見比べながら、声を上げた。


「志鶴先輩の男装はかっこいいんだけど、どうして木戸くんは相変わらずもさいんだろう?」

「あ、そうだよね。それあたしも思ったかも」

 絶対、人生の何割かをどぶに捨ててるよ! と花ちゃんまで言い切った。

 うーん、別に、今のスタイルがおかしいわけじゃないと思うんだけどな。


「圧倒的に身長が足りないのと、あとは眼鏡なのかねぇ。ああ、素顔の木戸くんをお姉さんも見たいのです」

「身長足りてないのは、奈留先輩もでしょ。ちびっこめ」

 ほれ、言い返すがいい、とカメラを向けると、うむむ、とこちらに上目使いの彼女を抑えることができた。

 うん。もちろん男子としては低身長でも、女性の低身長の相手よりは高いのだ。


「ほほぅ、ちびっこっていうほうがちびっこだもん」

「まあまあ、そんな小学生みたいな言いぐさしなくても」

「ほら、木戸くんも先輩のことちびっことか言っちゃ駄目だよ。ちゃんとまどかお姉さんって言おう? ちょっとショタっぽい感じで」

「……うぐ、まどか……オネエさん」

 奈留先輩が拗ねたので、周りの勧めも受けてとりあえず、言うだけ言ってみた。

 残念ながら、あんまりショタっぽい感じは出せなかったと思う。あんまりハイトーンにすると普通に女声になってしまうのだ。


「なんか馨が言うと普通にゲイバーのおネエさんみたいな感じだよね」

「それは言い方というより、オネエさんって単語への親和性が高いだけだと思うんです……」

 特に、こちらにはなんの落ち度もないと思いますー! と言ってあげると、まあそりゃそうか、と志鶴先輩はまだ少し納得がいかないような顔をしていた。

 でも、さすがにここでこれ以上その話を広げても特に結論はでないようにも思うので、じぃっと、時宗先輩に視線を向けた。

 今回の旅行の中で、唯一まともと言えるような相手である。

 是非とも、元会長としての威厳を発揮してこの場をまとめていただきたい!


「えー、あー、はい。みなさん予定も押してるので掛け合いは車の中で頼む」

 さぁ車にどうぞ、お嬢様がた、と彼はちょっとげっそりした様子でみんなを車に案内した。


「あー、いちおう聞いとくけど、お前らちゃんと運転できるやつ、いる?」

「あたしはパスだなぁ。この前免許取ったばっかだし」

「って、桐葉先輩は別にいいっすよ。送られる側なんだし」

 悠々と後ろの席でまったりしててくださいよ、と、時宗先輩はさぁ、乗った乗ったと言わんばかりに三列ある車の真ん中に彼女を放り込んだ。


 さてと、いちおう木戸とて免許は持っているものの……うーん、さすがにこの人数の命を預かるにはさすがに無茶というものだ。

 それに、ハンドル握っちゃうと撮影が……ねぇ?


「あ、いちおう僕は運転可能ね。前にも言っといたとおり。だから時宗と二人で交代しながら行こう」

 二人で交代ならあんまり負担じゃないからさ、といいつつ、志鶴先輩は助手席に乗った。

 ここぞ、運転をする人達の聖地だ! とでもいわんばかりである。


「じゃー、あとはどうしましょっか」

「んー、とりあえず途中で休憩は入れるし、そこでシャッフルということで」

 テキトーに乗りましょう、と言われて、結局は同学年組な木戸と花涌さんと鍋島さんが最後列、そして残りが真ん中に収まった。


「んじゃ、みんなシートベルトよろしく。いちおう運転はできるけど、揺れたらすまん」

 そいじゃ、出発、と時宗先輩が声をかけて車は走り始めた。




「にしても、こんなおっきい車普通に運転できるものなんですね」

 さゆみちゃんが、動いている景色を見つめながら、運転席の方の二人に声をかけていた。

 ちょっと揺れるかも、と言っていたけれど、時宗先輩の運転はなめらかで、教習所で教官にがくんがくん止められた木戸の運転とは大違いである。

 あれは、こちらのせいではないのだけど。


「曲がるときだけちょっと注意って感じかな。横幅は普通の車とそんなに変わらないし」

 それに、もちろんオートマなので、と、ウィンカーをつけて高速にすいっと乗った。

 ここらへんはエレナの運転を見てても思うけど、すごいよなぁとしみじみ思ってしまう。


「さらっとやってるけど、あたし高速乗るのめっちゃ嫌い。ちょー嫌い、怖い」

「ですよね。俺もこれするっとやれる相手はかっけーって思います」

 時宗先輩、うまいっすよ、と言ってあげると、お前にその声で褒められても微妙だわ! とかいわれてしまった。


「なら、こっちの声で、かっこいいですっ、さすが先輩っとか言えばいいですか?」

 なのでカウンターとして女声で声をかけてみたのだけど。

 その瞬間、がくんと車体が揺れた。


「ちょ、木戸くん! 運転中はそれ禁止! 時宗が危ないから!」

「っていうか、普通にみんなが危ないよっ!」

 あれ。車体揺れたの全部こっちのせいなんですか!?


「はいはい。じゃー、俺は大人しくカメラでも触ってますよ」

 時宗先輩とは絡んであげないんだから、といつつ車体の中を一枚撮っておく。

 移動中の風景という感じだろうか。

 一般的には面白くないかもしれないけど、仲間内ではこういうのも良いだろう。


「じゃー、その間は後列組で楽しくおしゃべりでもしよーじゃないの」

「ですなですなぁ。花ちゃんしっかりと木戸くんを質問攻めにしよーではないか」

 なんて思いつつカメラをいじっていたら、両サイドの女子に思い切り絡まれた。

 エレナさんにでも見られたら、こりゃ、なんてハーレムですか? とか言われてしまいそうである。


「木戸くんって地元で撮影しているイメージがすごく強いけど、こういう旅行もいくの?」

「っていうか、さっき誰かと一緒に旅行に行ったみたいな口ぶりだったけど、木戸くんの友好関係がとても気になる!」

 さぁ旅の勢いで話しちゃおうぜ! と二人に明るい声で両肩を掴まれた。

 うん。なんというか本当に二人の遠慮がなくて困ります。


「これが旅の開放感ってやつなのか……」

「それは違うと思う」

 ぼそっと呟いたら、奈留先輩にあきれ顔を向けられた。

 くっ、そうですよね、わかってます。二人ともどうせ同性ノリなだけだ。


「ほらほら、木戸くんみたいな子が普段果たしてどんな生活してるのかって気になるじゃない?」

「前に家に行ったときは、会えなかったしなぁ……」

 とりあえず、旅行とかって行ったりするの? と再度聞かれて、なにを話そうかとちょっと悩む。


 もちろんエレナと行った旅行の数々の話を詳しくするわけにはいかないわけで。

 となると、旅行……といっていいのか、じーちゃんの家に行ったときの話くらいだろうか。


「基本的に、俺の活動範囲は隣接してる県とかくらいまで。あんまり遠出をする金もないし、遠出っていったら父の実家に行った時くらいじゃないかな」

 あとは、誕生日プレゼントってことで友達に温泉旅行奢ってもらったくらいで、というと、うわぁと二人は顔を見合わせた。


「えっと、木戸くん? いちおう聞いておくけどその温泉旅行プレゼントしてきた人って、おじさんとかじゃないよね? 変なアルバイトとかしてたりとかじゃないよね?」

「はぁはぁ、かおたん、おじさんと一緒に旅館でしっぽりしよーとか」

 いくらなんでも、それは駄目だよ! と両サイドから思い切り体を揺らされてしまった。


 まって!

「ど、どうしておじさんと旅館いってる前提になってんの!? どうして援助こーさい風味なの!?」

「そりゃ……ねぇ。温泉旅行をプレゼントっていったら、恋人からとかってレベルじゃない? それ以外だったら……まあ身内からとかだけど、木戸くんちあんまりそういう話なさそうだし」

 そもそも、家族旅行! とかならまだしも、プレゼントっていう単語はかなり限定的だよ! と二人に力強く言い切られてしまった。


「そりゃ、まあプレゼントって感じになったのはその子だけだけど……恋人ってわけじゃないし、普段お世話になってるからーっていうゆっるい感じだったよ?」

 普通に考えれば温泉旅行はお金もかかるし、ほいと若い子がプレゼントするようなものではないかもしれない。

 けれど、年末にあったあれは、エレナの誕生日関連とおじさまとの和解のための活躍のお礼、という意味合いがあるので素直に受け取ったのである。

 とはいえエレナさんの騒動についてもみんなに言えるはずもなく。

  

「まさか……その相手ってそうとうなセレブさんとか? え、木戸くん実は逆玉?」

「その子というからには、女の子でいいんだよね?」

 いや、しかし、実は年下の男の子で、お姉さんに精一杯のプレゼントを! とかでがんばっちゃったとかっ! なんて、鍋島さんはきゃーと一人で盛り上がっていた。

 えっと。

 いくらなんでも、妄想力強すぎじゃないでしょうか。

 旅でちょっとテンションあがってるからといって、あまりに恋愛の方に発想が偏りすぎているように思う。


「ええいっ、二人ともちょっとテンションおかしいから! 別に恋愛関係でもなんでもないし。てか、相手普通に恋人いるからっ」

 別にただの友達でそれ以上の関係になるとかありえないからっ! と言うと、二人はなぜかご不満そうだった。どうやら色恋沙汰で盛り上がろーという気満々らしい。

 普段はそこまでこの手の話で盛り上がることもないのだけど。

 うーん。やはり旅だからちょっと普段とはなにか違う感じになっているのだろうか。


「えー、恋バナ! 恋バナを所望します!」

「我らはそういうのに飢えているの!」

 是非、モテ長者の木戸くんに話を聞きたいのです、というけど、木戸としては二人のテンションにちょっとどこか違和感を覚えていた。果たして二人はどうしてここまで盛り上がっているのだろうか。


「そういうのって、普通はもうちょっと遅い時間からひっそりじゃん?」

 車中でやるネタじゃないと思うんだよね、ととりあえず言っておく。

 行きの車の中でやるとしたら、普通はこう、目的地の話だとか、天気の話だと思う。撮影スポットとかについて熱く語り合おうではないですか! ってなもんだと思うのだけど。

 え、途中からなんか違うって?


「うぅ。できるならそうしてたけど、なんと今回の旅行は男女別室っていう話もあって……」

「まさか、話題の中心の志鶴(しー)先輩まで、こっちの部屋じゃないし! っていうか部屋割りいろいろ間違ってるよ!」

 ど、どうして君たちは女子じゃないのかっ……と、鍋島さんがちょっとキャラ崩壊を起こしていた。

 花ちゃんは……まぁ、もうちょっとマシ、かな。

 聞きたそうにはしてるけど、いちおう、まだ冷静さは保っているように思う。


「そして、女子部屋の恋愛率の低さ……せめてまどか先輩とか恋愛燃料を入れて欲しい……」

 みんなが自分の好きなことに特化しすぎて、恋愛できない件について! と鍋島さんは頭を抱えていた。


「いや、そういうけど、鍋っちとかのほうが、可能性あるんじゃないの? 成人式にいって、懐かしいあの子とばったり再会。そしてめくるめくー、みたいな」

 後ろが騒がしいのを気にしてくれたのか、奈留先輩があきれ顔でつっこみを入れてくれた。

 まあ無難な話だと思う。

 実際、木戸さんも成人式の時には懐かしい顔とも再会したりもしたし、恋にこそ発展はしなかったけれど、みんなの写真はきっちり撮れた。

 いい成人式だったように思う。


「あっ、その件はちょっと、その……あんまり触れないほうがいいというか……ね。鍋っち。未来に生きよう」

 うん。大丈夫、とあわあわ花ちゃんがなぜかフォローに入った。

 あからさまに鍋島さんが、どうせ……幼なじみなんて……とかぶつぶつ言い始めている。

 ま、まぁ、その……時って残酷っていう言葉もあるし、まあ仕方ない。


「ほ、ほら、木戸くんがとっておきの恋愛話をしてくれるっていうからっ。そんなに沈み込まないで!」

「そこで、どうしてこっちに!?」

「木戸くんなら、ほらっ、恋愛話とか絶対あるでしょ? ルイさんと実は付き合ってます! とか」

「ぶふっ」

 がごっと、その時車体が揺れた。

 後ろでわいわいやっているけど、時宗先輩もしっかり聞き耳を立てているらしい。


「ど、どうしてそんな話に、なっちゃうかなぁ」

 まあ、あらかた、前に木戸家のそばに来たときに、家からルイが出て行ったのを見て、いろいろ妄想をたくましくした結果、というのもあるのだろうけれど。

 あの、花ちゃん。それ前に銀香で、他の人には口外しませんとか言ってませんでしたっけ?

 そこまでテンパるほど、鍋島さんの成人式ってやばかったんだろうか。

 

「だ、だって、その……写真大好きな共通点あるし、一緒に撮影したら和気あいあいとやれそうだし、自然の写真だって好きだし……」

「ほらほら、木戸くん困ってるから、それくらいでストップ!」

 はいはい、とりあえず花っち、混乱しながらあわあわ話さない、と奈留先輩が止めてくれた。

 こういうときは事情を知ってくれてる人がいるというのはとてもありがたいと思う。


「どうせ出てこない恋愛話をあーだこーだするより、ルイさんの恋愛話を妄想して楽しめばいいんじゃない?」

 あの。奈留先輩。先ほど捧げた、ありがたい、という気持ちを返して欲しいのですが。

 まあ、どうせ出てこない、というのは正解だとは思うけれど。

 いちおう、崎ちゃんの件を保留にしてしまっているし、好んでその話をしたいとも思わない。このメンバーに話したら、きっとどうして付き合わないのかっ、と普通に言われるだけに決まっているから、話題にも上げたくないのだ。


「ああ、それは名案ですね。いちおう我らもイベントで交流持てたわけだし。ルイさんの恋愛相手を勝手に妄想ですね!」

「ルイさんの彼氏か……やっぱレイヤーさんとかかな……」

「あんがい、ああいうアクティブな人は色も好むんじゃない? 男遊びも派手だったりして」

 有名人の恋人の妄想してきゃっきゃするのが楽しいと言わんばかりに車中は黄色い声で溢れていた。

  

「ルイさんがびっちなはずはない……ルイさんがびっちなはずがない……」

「まあ、時宗。安全運転でお願いね」

 そんな後ろでの話を聞いてなのか、運転中の時宗先輩はぶつぶつと呟いていた。

 そしてそんな話は、サービスエリアに到着するまで、終わりはしないのだった。


作者は「芸能人の恋愛生活」に興味がこれっぽっちもない人間なので、どうして朝のテレビは芸能人の恋愛話ばっかりやるのか、そんなんどうでもいいじゃねーか、なんて思ってたのです。

けれども、今回書いてて、ああ「友達が居てきゃっきゃ話をするなら、話題の一つとしてストック」しておくのもありなのか、と痛感した次第。

まあ、芸能界の話で盛り上がる友人とかいないから、私的にはやはり重要度低なんですけれどね。


さて、次話はサービスエリアにまいりますよ。

車中であんまり撮影できなかった鬱憤をはらします。

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