445.未先さんの大学訪問1
お待たせいたしました! 一日遅れかつ、さらにお昼のアップで申し訳なく。
「ふえぇー、都会にこんな広い学校なんてあるんですねぇ」
うわー、とその風景に歓喜の声を上げていたのは、写真合成大好きっこの未先さんだった。
大学の入り口を見ては、あぁーでっかいキャンパスー、これぞナウでヤングな大学生の聖域というものかっ、となにやら変なテンションになっていた。
「そうかな? 都会っていっても別にここ、そこまでじゃないだろうし、普通に商店街とかあるようなとこだけど」
それに対して木戸はカメラ片手に彼女のいる風景を撮影していた。
私服姿ではあるものの、この無邪気な感じは大学の下見にきちゃいました、というように見えてもおかしくない感じだ。
「それでも都会ですって。都会に無駄に広い敷地に、無駄に自然物溢れてるとか、ちょーすごいっていうか。私、今都心の上空写真をいじって、自然溢れる大都会みたいなの作ってるところなんですけど、都会で木々の緑があるなんて、優雅でゴージャスなことなんですから」
だから、先輩だって田舎ラブなんでしょ? と言われてちょっとばかり苦笑が漏れてしまった。
さて。本日未先ちゃんを連れて訪れているのは、木戸の通っている大学であるのはそうなのだけど。
なんでこんなことになってしまったかと言えば、先日エレナの写真集の最後の打ち合わせをボイスチャットでやっていた時に、ちらっと特撮研での活動の話に触れることになったのが発端だった。
エレナも、クロくんとか来るならそうとう楽しそうだよねーなんて、感想を言ってくれたのだけど、欠けている季節の分はコラージュでなんて話をしたら未先が食いついたのだった。
……うん。でも未先さん。君みたいな変態を満足させられるだけの腕を持ってる人はあんまりいないと思うんだ。
そもそも、冬のイベントで発表する予定だったROMは一月になった今でも完成はしていないのだから。
進捗具合はと言えば、まぁなんだ。
一言で言おう。ぐだぐだであると!
時宗先輩は、大撮影会はめぼしいのが入ってきたときにやるとかなんとかいってたけど、数年に一回交流を持とうよくらいの会なんだな、というのが実際のところらしかった。
会議をやった後にお酒のんで、話をしてーみたいなノリというか。
手探り感もあったわけだけど、そこまでがつがつ作ろまい! という感じにならなかったのだ。
だったら、最初から合成とか言わないで一年かけて撮ろうよと、正直思ってしまったのは、木戸だからではないだろう。
今、詰まってしまっているのは本当に、コラージュの部分でなのだ。
普通にその季節の背景を用意してやれば作れるし、撮影して配置して、というのをやれば形にはなる。
でも、せっかくルイさんから素材もらったんだし、やったろーみたいなノリになってしまっているのだった。
しかも、カメラ換えた後の春の写真からの合成が思いっきり難儀しているらしい。
こっちもこっちで春はいろいろごたごたしてしまって、そこまで大量に撮れてるわけでもないのだけど、それでも、なのである。
「先輩。受付ってここでやればいいんですか?」
「あ、うん。守衛さんのところで書類書いてね」
一応大学というところは、部外者の立ち入りに厳しいものだ。
こちらは学生証を見せればいいけれど、部外者の未先は身分証明と目的の記載が必要になる。
今回の場合、特撮研への訪問という形だ。
以前はあまりここまでやっていなかったそうなのだけど、数年前から盗難事件がおきるようになって、厳重に入り口を封鎖するという方向になったのだとか。
開かれたキャンパスは、一転閉ざされたものへと変わったのだった。
「終わりました。ゆっくり見学してってねって言われちゃいました」
いやーまだ受験生に見えるかなぁ、となぜか上機嫌な未先さんを一枚かしゃり。
もしかしたら一浪してるって思われてるだけかもしれないのになぁと思ったものの、さすがにそれはデリカシーに欠けるので言わないでおいた。
「気に入ったなら、専門やめてこっちくる?」
「まさかまさか、そんなことはないですよ? それにあっちを卒業するころには先輩いなくなっちゃってるし」
今面白いところなんですから、辞めるのはナシです、とあっさり未先ちゃんは言い切った。
おまけに卒業してからこっちに来るという選択肢も思い切りつぶした感じだ。
まあ、そりゃ制服の可愛さで高校を選ぶ子はいても、キャンパスの綺麗さだけで大学を選ぶ子はあんまりいないだろうしね。
「でも、別に俺がどこにいようが、お手々を出してくるわけだろ?」
ほい、データはよ、が最近の彼女の口癖である。
会うたびに新しい写真を寄こせとねだってくるのである。
こっちとしては別にいつも撮りに行っているからいいのだけど、あれだけの枚数をもらって彼女の方はどれだけ使っているのだろうか。
というか、そっちをやるなら是非ともエレナさんの写真をコラージュしてあげてくださいよ。
森の中の女騎士と、ユニコーンのコラボとか、是非に! わざわざエレナが白馬を借りてまで撮ったんだから、あとはそこを加工してユニコーンに仕上げるだけなのだ。ツノとかも必要だし、エフェクトも是非つけていただきたい。
ちなみに、そのお馬さんは、エレナが数年乗馬でのっけてもらってる子だそうで、撮りに行った時はとことこ寄ってきてじゃれついていた。もちろんその時の風景も撮影済みだ。もう、しかたないなぁとかエレナさんったらお馬さんの首筋をさわさわしていた。
「それはもう。いい写真を撮ってくれる先輩がいるというのはとても幸せなことです。まぁ……最近は専門のほうでいろいろ元素材を扱うことはあるんですけど、先輩の写真もすばらしいですし?」
じぃと、顔を覗き込まれてふぃっと視線をそらされてしまった。
えっと、それってつまりは。
「俺のは微妙ってことか? つまり、こっちで撮ってるのはそうでもないと?」
今日の木戸は、口調からも解るように男の姿である。そしてさらに言ってしまえばカメラも馨用を使用している。
いうまでもなく、ここでルイのカメラを持っているのはおかしいからだ。あちらの方が写り方も段違いだけれど、それはそれで仕方が無い。
ただ、カメラを抜きにしても、いまいち彼女からすれば、ルイの写真のほうがいい、というジャッジになるのだった。
ふむぅ。
「さて。それじゃまずさっそく目的地へ案内していただけますか?」
ほれほれ、さっさと行く、と急かされてはいはいと呆れたような返事をした。
うーん、なにげに未先ちゃんったら遠慮ってものがないよね。まあ気兼ねなく、男同士のコラージュとかやらかしてくれる人だから、しょうがないといえばそうなのだけれど。
物珍しそうに構内をきょろきょろ見渡している彼女を何枚か撮ると、ほれ、こっちだと特撮研に案内することにしたのだった。
「……ほぉ……なんかこう、カオスな部屋ですね」
入り口のドアノブをぐっと引くと、抵抗なくそれは開かれた。
鍵はかかっていないということなので、誰か人がいるのだろう。
そんなことを思いながら特撮研の部屋に入ったわけなのだけれど、部屋を見ての未先ちゃんの感想は、冒頭の通りである。
特撮研の人達は、どちらかというと漫画やアニメに影響を受けている人達が多い。
ここでは木戸の方がむしろ少数派なのだ。もちろんエレナのご推薦で男の娘ものに関してはかなり見てきているからそっちは詳しいけれど、深夜アニメをいっぱい見てたりということはない。
そんなわけで、部屋の中には雑誌の類いや漫画、写真集、そして薄い本に、フィギュアなんかもあったりして。そして数点コスプレ衣装が置いてあったりする。衣装が少ないのは撮影が終わったら引き取ってくれる先があるからだ。もともと、彼女達が作ったものを借りてる感じなわけだしね。
「いろいろ手を広げて会員を集めようってところはあるみたいだね。っと、時宗先輩だけか」
招集をかけていないというのもあるのだけど、さすがに出席している他のメンバーはいないようだった。木戸にしたって今日は本当に臨時的に来ただけだ。
それこそ時宗先輩にしたって、まだこの時間だと来ていないかもなんて思っていたくらいなのである。
「だぁーくそー、なんだってこんなにムラがでんだ。全然あわねぇ」
さて。端っこの方に置いてあるパソコンの前で、うめいているのは時宗先輩だった。
編集作業はもとより、コラージュの作業を請け負っているのも彼なのだ。
木戸はその手の作業に詳しくないし、他のメンバーだってそこまでいじれる人はいない。
ちなみに、他の学校に渡った写真に関しても、先日クロから、すっげぇ苦労してるみたいという連絡をもらっている。川面のほうも日々あれこれと試している最中で、そっちは大喜びで苦労をしているそうだ。
「お疲れ様です。大変そうですね」
「おう、木戸か。って……ああ。なんか友達連れてくるとか言ってたっけな」
そして、例に漏れず女子か……と、なぜか諦めたような声をもらされたのだけれど、いまいちその理由はわからない。
そりゃ、男の友達とかあんまりいないけどさ。
「初めまして。篠田美咲といいます。木戸先輩の高校時代の後輩です。ペンネーム的には『未先』で通しています」
これ、つまらないものですが、と未先ちゃんは封筒に入ったなにかを取り出した。
「ほほぅ、これはまた……あれだな。木戸……俺のお尻は狙わないでくれよ?」
別にお前の趣味をいまさらどうこう言わないけどな、と元から疲れていた顔をさらに疲れさせて、彼ははぁと肩を竦めた。
まったく、いったいなにを見せたというのだろう。
「ちょ、何を見せられたんですか、なにを」
「なにって、お前の昔の写真だよ。ほっこりするよなぁ」
俺は偏見はないほうだぜ、という時宗先輩から渡された写真は、それはもう懐かしいものだった。
高校二年の頃だったろうか。青木の依頼のもと、二人でいちゃついている写真を彼女が作ったことがあった。
学校中にばらまかれたそれは、もれなく撤去したはずだったというのに。
「ねぇ、未先ちゃん。これ……まだ持ってたんだ?」
ふぅん。へぇと言ってやると、うぅと彼女は視線をあさっての方向に向けた。
「だ、だってこれだけ良いできなの保管しておきたいじゃないですか。先輩だって人から消せって言われても取っておきたいのあるでしょう?」
ほらっ、と言われて、まあ心当たりがないでもないな、とうなずきかけてやめた。
「消してくれと言われたものは削除するのが原則。あとは口先三寸で、外に出さないからとか、私だけのコレクションにさせて欲しいなっ、とか媚びを売って何とかするだけで。隠れて保管はしないよ」
「木戸……お前、どうして媚びを売るのに普通にナチュラルな女声だよ……」
「男声でやっても媚びにならんでしょうが」
某女史なら、それこそが男尊女卑の問題の一端だとかいいそうだけれど、男で媚び声を使ってOKなのはイケメンに限るように思う。もしくはショタっこだろうか。
ノエルさんあたりがショタコスで、お姉さんにおねだりとかしはじめたら、みなさんきっとこぞっていろいろやってくれるに違いない。
「うぅ。じゃあ、今から媚びを売ればいいですか? せーんぱいっ。このコラできがいいから、未先、ずぅーっと持ってたいなぁ」
ほれ、うりうりと、二の腕を掴むようにして、おっぱいあたりに誘導されたりしたのだけど。
残念、そんな貧相なおっぱいになにを感じればいいのだろうか。
「無理はやめよう。そもそも恥じらうつもりもないという、その姿勢。ほれぼれするぐらい仲間って感じだよ」
はぁとため息を漏らすと、なぜかガン見していた時宗先輩は、えっと、その、と気まずそうに視線をそらした。
いや、今のやりとりのどこに気まずい要素があるというのでしょうか。
「いやー、だったら仲間ならわかるでしょう、先輩。先輩のおうちにだって昔の写真のデータがわーっとあるはずです。その中の会心のできのものと、今のヤツを比較とかしたいでしょ? したいよね? 先輩ならうんって言うに決まってます」
「そりゃ、言うけど、よりによってその写真が会心のできってどうなのさ。ってそか。あいなさんの写真がご褒美だもんな……そりゃ気合いの入り方も違うか」
「あの、木戸。お前さっきから会心のできがどうだとか言ってたけど、もしかしてそれ、コラージュなのか?」
「え? そうですけど?」
俺が、無防備にこんなに男と仲良くするはずないじゃないっすか、と言ってやると、も、もう一回見せてくれと、ひったくるように写真を持って行かれてしまった。
「まじか……これがコラとかありえねぇ。違和感とか全然ないし、普通合成すりゃどっかに粗とかでるもんだろうが」
「腕の角度とか変えても影の方向とか全部計算して修正してますからね。ほんと、他の何枚かの写真からなんとか作り上げたみたいですが、執念というかなんというか」
ちなみに、この相手はただの悪友で変なことは……ないですから、と言うと、んなこと解ってるとか、あっさり引き下がってくれた。
というか、そんなことどうでもいいと言わんばかりである。
「ええと、未先ちゃんだったっけ? ええと、実は俺今、写真の合成ってのやってんだけど、なんか上手く行かなくて、助言貰えると嬉しいんだけど」
ほら、これなんだが、と体をよけて作業中の画面を見せる。
うん。確かにそこに写っている写真は、完全にいびつなものだった。
人物だけが浮いてしまっているというかなんというか。もちろん継ぎ目はないし、加工自体はしっかりできてるとは思うのだけど、どうにも背景と人物が合っていない。
「あぁ。これは……背景が綺麗すぎるのがいけないんですね」
「え?」
どうしてだろうと首をかしげているとなりで、未先ちゃんはあぁ、とまるで天気の話をするくらいあっさりと、その原因を指摘してくれた。
「いや、写真集ってことで、メインになるのは真ん中の人物なわけでしょう? そこに視線が行くようにしなきゃいけないのに、背景が綺麗すぎてそっちにばっかり視線が行っちゃう。せっかくおめかしして浴衣ばっちり着ていったのに、滅茶苦茶うまいイカ焼き屋の露店がでてて、彼氏はそっちに首ったけとか、そんな感じです」
……どういう例えなのさと思ったものの、あぁ、そうかーと時宗先輩も納得といった様子だった。
先輩はしょっちゅうそういう感じなんでしょうね、と耳元でぽそっとささやかれたけれど、残念ながら、浴衣でばっちり……あ。いやいや、こっちもだったし。うん。
「なので、ちょっとこの背景には申し訳ないですが、背景側をちょっと弱める必要がありです。綺麗じゃなくなりますが、それはメインの人の画質を中心に考えて、切って捨てる方がむしろ合います」
頭良すぎる人と交流する場合は、その人に下りてきてもらうほうが手っ取り早いってのと同じですね、と彼女はちょっとばかり苦い顔になった。
良い写真をよりよくコラージュしていくのが未先のやり方なので、こういった二種の写真の合成というものはあまり好みとしていないのだろう。
「あとは改めて、背景を撮った人にメインの人も撮ってもらうって話になるんでしょうが……これ、木戸先輩が撮ったわけじゃないですよね?」
これ、と指をメインの人物と、背景の両方に動かす未先ちゃんに、うんと答えておく。
さすがはルイの写真を見慣れている彼女である。
木戸馨の写真も、と言った方がいいだろうか。
今回は大撮影会ということではあるけれど、もちろん木戸主体でばんばん撮影をこなしているわけではない。
撮影班だって、眼の前の時宗先輩だっているし、花ちゃんだって撮影に入っている。
カメラのレベルという点でも、それぞれかなりまちまちだ。
「背景はちょいと、知り合い経由でルイさんっていうプロの写真家さんからの供出でね。メインの方はうちらの会員が撮ったやつなんだけどさ」
「へぇ、プロですって。すごいですねぇ」
じぃと、未先ちゃんがこちらに当てつけるようににやっと笑顔を浮かべた。
えっと、お金はもらってないからね? 今回のは本当にボランティアなので。
「すごいよねぇ。プロなのに合成したものについては版権を主張しないっていうんだから。その分は、これを入手してきた、クロのお手柄ってことで。いやぁ今度部屋でたっぷり撮影を、とかって話でクロもむしろ喜んでるくらいでさ。これぞWINーWINの関係ってやつだね」
いやー、お金かからなくて本当にいいなぁと言ってやると、ぐぬっと未先ちゃんは押し黙った。
別にプロとして活動したとしても、金銭的余裕がでてるわけではないのですよ。
今の所、公的に受けた仕事なんて、ゼフィ女のあれくらいなものだもの。あとは、銀香の町内会から頼まれてる依頼があるけど、まだ仕事として成立はしていない。
「えっと、それで、ちょいとパソコンお借りしても?」
「あ、うん。どうぞ」
少しばかりこちらに名残惜しそうな視線を向けていた未先ちゃんは、時宗先輩から椅子を奪うと、さっさと作業を始めた。
さきほどまで時宗先輩が作業していたものは、とりあえず途中段階で名前をつけて保存をして、合成したい二つの写真を元に、ぱっぱと背景側の画質を落としていく。
「ざっとこんな感じですね。あとはまあ、逆に被写体のほうに光を当てるようなエフェクトをかけて目立たせるとかになっちゃいますけど、そこらへんは作品の解釈だとか、いろいろ絡んでくると思うので」
ほんともー、あの人達再現性がどうだーとか、実際これはありなのかーとか、注文が多くて困ります、と未先ちゃんが恨めしそうな顔をこちらに向けた。
いや、別にルイさんの主張が強いわけじゃなくて、エレナさんがそういうのにうるさいだけのことですよ。
「すげぇ……たったこれだけで馴染んでる感じするしな……」
まだ、細かい微調整全然なはずなのに、と時宗先輩は唖然とした声を上げた。
「あの頃からおかしかったけど、専門に入ってからさらに磨きがかかった感じかね」
「日々鍛えられてますからね。さすがに事件になるような加工はお断りですけど」
もう、あの木戸先輩達の一件で、心底やっちゃいけないことはダメだと痛感しましたから、と神妙な台詞をいいながらも、大切そうにあのときの加工写真をしまっているところを見ていると、本当かね? と言いたくなるばかりである。
「あとは、まあがんばってくださいとしか言えませんが」
つたないデモンストレーションでもうしわけないですが、と未先ちゃんはさっきまで加工していた写真のファイルを、そのまま保存せずに消した。
あああぁー、と時宗先輩が滅茶苦茶ショックな声をあげていたけれど、仕方ないのだろう。
「作品はなるべく身内で作るに限る、ということで、ね」
がんばってくださいね、先輩さん、と言われて、お、おぅ、がんばる、と時宗先輩は再び画面に向き合い始めたのだった。
なにげに、未先さんったら、木戸先輩と仲良しでダークホースな感じがしないではない昨今です。
ナムーさんのときも絡んだし、水面下でエレナさんのコスROMの合成部分を請け負ったり、そして来年の騒動にも密かにからんだりで。加工技術も上がって専門職の強い子になりつつあります。
さて、そんな未先ちゃんの大学での活動がこれで終わるはずもないわけで、せっかくなので大学の中をご案内と言うことで、次話は構内をいろいろとまわる予定です。




