038.告白されたけど、どうしよう。
青木が目の前でバカだった。
月曜日学校に行って、机のお友達になりながら観察していると、クラスメイトと青年誌のグラビアで盛り上がっているのがよくわかる。
そこに写っているのは年頃は同じか少し上くらいの、けれどもすごく成熟したボディの持ち主である。
まったく。ルイのことが好きだ、なんて言っておきながら、豊満ボディを見てにやにやしているのだから、まったくもってけしからん話だと思う。
ルイはかわいいのはかわいいけれど、胸はない。そこらへんが好きならおっぱいを追い求めろって感じだ。うちのクラスにだってそれなりにふくよかな子はいるし、告白でもして玉砕でもすればいいのだ。
「おや。木戸がちょっとアンニュイとか珍しいこともあるもんだ」
「八瀬にアンニュイとか言われるのはちょっと意外というか、意味知って使ってるのか心配になる」
彼はアニメ好きの二次元をこよなく愛する男子高校生だ。リアルのことは生活さえできればそれでいいという、ある意味突き抜けたやつである。
こいつだったら、どっちかというとメイド服着た子ににゅいにゅい言われたいとかそういう感じじゃなかろうか。
「ものうげ。憂鬱。なにか悩み事でも?」
「うわ。ちゃんとあってた。でもそんなに俺ってアンニュイなのか?」
確かにちょっとだれてはいた。無意識に青木の姿を追っていて、あいつが普段なにをしているのか。もう知っていることなのに見てしまっていた。
意識はしているのだ。この前彼が「ルイに対して」告白してきたことはもとより、それにどう対応するべきなのかで思考が堂々巡りをしてしまっている。断るものだという答えは出来上がっているのに、どうしたって気分が塞いで仕方がない。
「恋する乙女の目っていうか」
「ばっ。ちょ。何を言い出してるのか」
わけがわからないと告げようとすると、八瀬がこりゃ重症だ、と肩をすくめた。
「アニメならたいてい恋煩いする主人公とか、自分の気持ちを知ってしまって焦ってしまってるヒロインとか、そんな感じかなー」
「いくら男の娘好きっていってもリアルでそれはどうなんだ?」
八瀬にとりあえずあきれ声を返しておく。
あれからずっと、考え続けた。冷え切った体をお風呂で温めて。
何度も何度もあのセリフがリフレインする。
けれど結局はやっぱり最初の結論と変わりはしない。
こんな状態じゃ、確かに八瀬に恋煩いするヒロインみたいといわれるのもわからなくもない。
ないのだが、素直に認めることもできなくて、俺を捕まえてヒロインはどーよと八瀬に言ってやる。
エレナとか澪とかはもしかしたらそうなのかもしれない。特に澪はほとんど女の子といってもいいくらいに、斉藤さんと掛け合いをしていたりする。演技がいつのまにか実生活に波及してしまうことだってあるだろう。
エレナも、どちらの自分が好きかといえば女子成分のほうが絶対好きだ。むしろその状態で普段いれるとしたらそっちをとるだろう。恋愛感情がどちらにあるかは正直さっぱりわからないけれど。
けれど木戸は、違う。何度も言っている。何度でも言っている。
女装は撮影のためにしていること。好きな女子がいるってわけでもない。むしろみんながいう女子の魅力というものもよくわからない。けれどルイは。男を好きでは、いけない。
「そうかな。あんがい木戸は小柄だし顔だちも整ってるし、女装したらかわいいと思うけど」
「それで男の娘衣装をきろと……」
「いや、うちの制服でもいいんじゃないか? エロゲの制服とか破格にかわいいけど、変に男の娘コスにこだわる必要はないよ。プロフェッサーと呼ばわれた僕から言わせれば男の娘コスで合格ラインに立つのはとても難しいからね」
自分を男の娘の権威と名乗るクラスメイトに少しながらに立ちくらみがするが、実際こいつの知識と情報収集力はコスROMをつくるときにも十分に役に立っている。そこで少し話をそらすためにも聞いてみる。
「ちなみにエレナはどんな立ち位置なんだ?」
「あれはもう神だね。再現性、表現性。どれをとっても完璧。しかもおっぱいがないだけじゃなくて、下の方まで作りこんであるとか」
「決定的な写真、ってやつか」
かつて、イベントのときに話をしたことがある写真のネタだ。木戸としてはエレナの正体は完全に知っている。知っている上でそれをきいて、むしろエレナのすごさにあきれたほどだ。なにせあんな写真を撮られて、性別が確定しないのだ。ファンの心理的に。きっとあいつらはヌード写真を見せられても「合成だ!」なんて言うに違いない。
ちなみに木戸もまだ裸はみていないのだが……いつか風呂には行きたいと思っている。たぶんヌードを思う存分見れる相手がいるとしたら、あいつの恋人と自分くらいなものだろう。
「でも、あれはウズラの卵を二個ほどいれてると僕は踏んでいるね。いつか温まったらあそこからヒナがうまれてくるんだ」
ああ、目の前のファンもほかの多くと同類だ。その写真というのは下から撮った明確な写真なのだけれど、それを信じられない人が多くいるわけだ。
それを撮った人がどう思っているのか。もしかしたらそっとその場を離れたかもしれないし、密かに秘密を持つことにほくそ笑んでるかもしれない。少なくともエレナとしてはなんの反応もないということで放置しているということらしい。
「ともかく彼女は別格。この前のコスROMとか、なんとか委託販売のところで買えたけど、すさまじい完成度だったんだ。告知が先にあったら絶対当日買に行ってたのに」
なんだってあんな小規模でしかつくらないのかと嘆き声である。
そもそもコスROMをつくるっていう可能性を全く考慮してなかったのだというのだ。
「正直、あの子は自分のすごさを実感してない。初回三百しか作らないだなんてありえない」
「そうはいっても、初回だったらコミケでの売り上げは三桁いかないのが普通なんだろ?」
信じられない、告知くらいしてくれてもいいじゃないか、というものの、全部売り子になるルイを思ってのこととはさすがにいえない。確かにあの日、あの三倍の人数がきたら処理はしきれなかっただろう。
「ま、そうだね。でもエレナちゃんのブログのカウンタ。一日何件回るか知ってる?」
「あんまり見たことないからなぁ……」
写真ものせてホームページ作ったり、つぶやいたりはしてるって話は聞いたことはあるし、そこを見たこともある。最近はルイの写真館みたいな感じで、特設サイトをおいてもらったりもあるのだけれど、自分のところはみてもエレナのカウンタまでは見ていなかった。
「一日で1000だ。少なくとも1000人は見に来てる。そのうち固定客がどれくらいなのかって話だけど、それはなにもないときの数字で、イベントのあとは倍には膨れる。つまり信者が千人はいるってことだ」
ま。僕も毎日見に行ってる信者だけれど、とプロフェッサーは言い切った。
更新とかがなくても巡回してにまにましてるのだとしたら、そうとうなエレナ好きだ。
「ツィッターのフォロワーの数字だって高い。あの子は日常はそんなにつぶやかないけど、次はどの衣装にしようかとか、男の娘について語ったりとか、そういうのを聞きたくてみんな注目してる」
おまえは情弱すぎると、八瀬の指摘がいたい。
それを聞けば、少なくともその信者の人たちくらいは売れた計算になるんじゃないだろうか。
「ま、みんながみんな買うかはわからないけど、300はいくらなんでもだ。重版はするよっ! て書き込みあったけど、先行入手組の評価があんまりにもいいから、待てないでヤキモキしてる」
実際、プロフェッサーたる僕だって、うっかりしてたら間に合わなかったのだしと、憂い顔だ。
「それと撮影者がルイって名前になってたけど、あれって専属のカメラマンさんなのかなぁ。もーエレナちゃんを激写できるとか仲良しすぎてうらやましい。悔しいけどそれだけの腕は持ってるからしょうがないと思えるけど」
その相手が目の前にいますが、とはさすがに言えない。けれど同時に視線を感じて振り返るとそこに青木の物憂げな視線があった。
ルイって単語に反応したらしい。
「八瀬! そのROM。俺にも見せてくれないか?」
「そのって言われても、家だよ。あんな貴重なもん、学校にもってきて何かあったらいやだろうが」
絶対に嫌だと八瀬は譲らない。
「じゃあ、写真の方だけでも」
「簡単なのだけどコピープロテクトかかってるから無理。それと再配布はしないでねってエレナちゃんにお願いされちゃったらもう僕らは従うしかないんだ」
そういえば、そんな話もエレナはしていた気がする。
プロテクトはコスROMに関してはなかなかやれないから一番簡易で安いやつにしてあると彼女は言っていた。
通常は数千円するゲーム系のROMなんかに使われるものらしい。
だから心理的な暗示という意味で、エレナちゃんが「お願い」をしているのだ。あれだけのクオリティのものが無料コピーされて拡散するのはちょっともったいないということらしい。
「お願いって……じゃあ! 八瀬! 俺をおまえの家につれてってくれ」
「押し倒す気?」
あはんと八瀬がふざけた声を漏らす。
けれども青木はそれにのりはしない。必死な顔をしているだけだ。
「別にそれならかまわないけど、でもどうして? 別に青木は男の娘、興味はあんまりないだろ?」
「撮影者の方に用がある」
たしかに、ルイと言っただろうと、言われて八瀬はこくりとうなずいた。
「なんだ、知り合いか?」
「ああ。お前も知ってるだろ。体育祭の時の写真部の助っ人。俺の姉の友人で……」
青木は、そして。告白した。
「俺が大好きな相手だ」
その時、自分でどういう顔をしていたかわからない。
息を詰めていたのか、それともなにを大仰なことを言っているんだこいつはという顔をしていたのか。
けれども、ちらりと反射的に見てしまった斉藤さんの顔だけは見えた。
彼女だけは知っている。木戸の存在も。ルイの存在も。
そんな彼女がどんな顔をしているのか。
純粋に頭を抱えて苦い顔をしていた。もとはといえば銀杏町に出没してるという情報を与えたのも彼女だ。
彼女はこれをあんまりいい状況とは思っていないのだろうし、少し罪悪感みたいなものも持ってるのかもしれない。
「教室で大好き宣言とか、あのルイさんはよっぽどだね」
古い記憶を掘り起こしているのか、八瀬は少し遠い目をしてあの時のことを思い出しているようだ。そして、あぁと合点がいったようでいやらしい笑みを浮かべる。
「たしかに、かわいい子だったけどね。でもあれほどなら、むしろすでに付き合ってる人とかいるんじゃないの?」
「んなっ」
青木が一転、世界の終わりみたいな顔をする。
あのとき、ルイが取り乱したあのときよりもひどい。どよーんとした感じだ。
自分があの顔を、つくり出してしまうのかもしれない。
ルイが実際、別の誰かと付き合ってるなんてことは当然ないんだけれど、断った時にでるであろう青木の残念な顔は想像するだに恐ろしい。あいつには友人として、バカみたいに、バカとして笑っていた欲しいのだ。
「へぇ?」
けれど八瀬はそんな仕草をみながら声を上げる。
それがどちらに向けてなのかはわからない。
ちらりと八瀬と視線があった。でも八瀬はそれをふいとずらすと青木に言った。
「エレナちゃんのコスROMに関しては、別に見に来ても構わないけど、冊子を触るときは手袋着用で折り目つけないようにな」
それと、ROMに撮影者の自己紹介とか入ってはいたと伝える。
確かにあれには撮影者としてルイの写真付きで撮影者の部屋というファイルを入れてある。
もちろんコスはしていない。以前撮影中に遠峰さんが撮ってくれたものを使わせてもらった。
だから八瀬はさっき、体育祭の時のルイとROMに載っている方のルイを比べて納得したのだろう。
「もちろん手袋は持ってくし、都合がいいときでいいから、できるだけ早く見させて」
「はいはい。なんなら今日でもいいぞ」
ホントかっ、それなら今日ぜひ、と青木はきゅっと八瀬の手をとって頼むと言い置いて自分の席にかえっていった。
「でも、こんなに愛されちゃって、ルイさんもまったく大変だろうね」
八瀬がなにげなくつぶやいた言葉が胸にざくりとささった。なぜか少しこちらに向けて言っていたようにも思うのだが、さすがにそう思ってしまうのは自意識過剰というやつに違いない。
「大変だろうな、ほんと」
とりあえず同意の言葉を伝えつつ、青木の姿を追ってしまっている自分がいて。
まったくどうしたものかと、ため息ばかりがでるのだった。
「は?」
あのあと斉藤さんにこっそりと大丈夫なのかと聞かれたので、詳しく話をしたいといったら、いつもの秘密の話ができる体育館のステージ脇でのお昼となった。
隣には澪の姿もある。ここのところ髪も伸ばしているようで、地毛でわりとけっこうな長さがある。
男子の制服をきていても、男装しているような風合いだ。
お弁当をつまみながら、こちらのやり取りを黙って聞いている彼女とは裏腹に、とうの斉藤さんは事の成り行きにポカーンと口を開けていた。
「だから、その……ルイが青木に告白……されて、ね?」
昨日の晩御飯の残りの唐揚げをもそもそ口に入れながら、口調だけは少しだけルイっぽくなる自分に戸惑いを覚える。
声までは変えてないけど、口調は今明らかに女子っぽかったんではないだろうか。
「さっき教室で大好き宣言だったものね。それでどう答えたの?」
あきれたような、それでもわくわくといったような斉藤さんの顔をみて、それでも素直な気持ちを告げる。
「断ればいいってわかってるはずなんだ。でもなんか口にできない」
今日も妙に意識しちゃって、青木の姿を追ってばかりだ。
澪が少し嬉しそうな顔をしているような気もする。
「ねぇ、木戸君」
気が付くと、斉藤さんは目の前にいた。それも視線を合わせるように中腰で。
「去年同じクラスになったときは……全然なんとも思ってなかったんだ」
彼女は木戸の肩に手を置くと少し首を傾げながら強い視線を向けてくる。
「でもねっ。学外実習で同じイベント委員で充電器を貸してくれた時に、思ったの」
その手はゆっくり頬へと向かっていく。少しひんやりした手の冷たさがくすぐったい。
「なんて優しい人なんだろうって」
その手は離れて彼女の胸元に戻ってそのままきゅっと両手がしっかりと組まれる。まるで祈りをささげるように。
「好き……ずっと、言いたかった。他の人にとられちゃうなら、我慢なんてもうしないっ」
ごくり。
少しだけ生唾がのどにたまった。
でも逆にだからこそ。演技だというのは嫌になるくらいにわかる。
「答えは?」
「お友達でいましょう」
いやんと、斉藤さんが撃沈した。
たしかに破格の可愛さだったし、目のうるみっぷりも、空間の作り方もよかった。
けれどもそれに流されるようにOKとは言えない。それを言ってしまっては人間としてどうしようもないものになってしまう。
「あーーーもう! せっかく一応は親切で呪縛をきってやろーっておもったのに!」
斉藤さんがうわーんと、うめきをあげた。澪がよしよしよくがんばりましたと頭をなでている。半年でよい師弟関係が築かれているようだ。
「木戸君はあまりにも恋愛未熟者っていうか、ねんねっていうか。人から好きって言われた経験がなさすぎるんじゃない? 告白されることって、気持ちを伝えられることって、結構衝撃的なことでね。本当に歯牙にもかけないダメダメって相手ならともかく、友人としてでも大切なら考えちゃうんだと思う」
「いやぁでも斉藤さんの告白はあっさり断れたけどね」
「それは断っても大丈夫って思ったからなんじゃない?」
確かに斉藤さんが言うことは間違いはないと思う。そう。演技だとわかっていてそれを断っても全然どうともならないのがわかっていた。でもルイが青木をふるとどうなるんだろう。それを考えると息苦しくなる。
「木戸くんとしての感情なのか、ルイとしての感情なのか。案外それ、木戸くんが普通に友達少ないから、珍しく親友になれた相手に申し訳ないとか思ってるだけかもしれないよ?」
その発想は一理ある。青木は一年からずっとあれだけ付き合いが悪い自分に構い続けてくれた相手だ。そんな人が悲しむのはやはり気分が悪い。
「それと、木戸くんはどう思ってるのかわからないけど、ルイとしているときと感覚って若干かわってるんじゃないかな? 話し方がかちって切り替わるのももう、演技ってレベルじゃないわけでしょ?」
「たしかにルイ人格、みたいなのはあるのはある、かな。斉藤さんも知ってのとおり、あいつは普段の俺とは別人なんだし」
仕草から感情の動きからまったく違う。週末のルイはいつもトップスピードのハイテンションだけれど、普段の木戸はロウテンション極まってるくらいだ。
「なら先輩っ。ここはひとつ、青木先輩とカップルになったらーっていう後日談を想像してみましょう!」
わくわくっ、といった風に澪はきらきらした目で言ってきた。
他人事だからといって楽しもうというのはどうかと思う。でもその提案自体は魅力的なものだった。確かに断った時のシミュレーションばかりしてきたけれど、受けいれたときにどうなるかも考えておくべきだ。
「まずは、デートです。デートに一緒にいって、映画、ショッピング、そして夕飯を一緒にして笑いあうわけです」
「ないな」
ぼそっと、本音が漏れた。まだお別れのキスもデート終わった後のメールもしてない段階で、だいぶ無理だった。
なんだ今のスケジュールは、撮影が一個もはいってないじゃないか。
それに映画館とかは基本撮影は禁止だ。カメラだってしっかりオフにして鞄の中にしまっておかないといけない。あの首から上のカメラの人に怒られてしまう。
「カメラがない時間がある時点でおかしいだろう。やっぱだめだ。わかった。青木との話はなしだなし。次に会うときは全力で断る。断ってやります。俺もルイも撮影で忙しい」
「くぅ。なんか感情論で訴えようとしたあたしがバカでした。これだから写真バカは」
はぁと斉藤さんが疲れたため息を漏らした。
そして澪がやっぱり頭をなでなでする。まったくこの二人は本当に子弟という感じで仲良しだ。
「そういえばさくらに、男と付き合ったりしないのか聞いたときもまったく同じセリフで、恋人とか考えられない、って言いきられたっけ」
「そうだろうね。あの子も写真バカなのだし」
「ま、あなたにだけは言われたくないって、いうだろうけどね」
そりゃそうだと苦笑が漏れる。遠峰さんのほうがまだ幾分ましなような気がする。
あの子の方が人との交流という点では十分に多いし学校に同性の友達も多い。
それに比べると木戸は友達が少なすぎるので、青木をざっくりふるということに罪悪感を覚えるのだろう。
「なんにせよ、気持ちは固まったので、ありがとね」
「いえいえ。先輩には恩がありますから」
「大切なクラスメイトのため、だからね」
これくらいどうってことないと二人に言われて、友達はありがたいものだと思ってしまう。
男友達に告白されてどうしようと女友達に相談するという状態はさすがにどうかとも思うのだけれど。
けれどもルイを始めてからというものもはやしょうがないのだろう。
今日もカメラが待っている。それならばどんな苦労だろうと、乗り越えようと改めて思った。
一人の男の娘という以前に写真バカですからね!