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325.男三人?の休日4

「にしても、結構客層も面白いですよね、ここ」

 お冷やをくぴりと舐めながら、今度はお客さんの方に視線を向ける。

 目の前では、時宗先輩が志鶴先輩に、あさひーってぐらぐら体を揺らされているわけだけれど。

 そんな日常風景を微笑ましく見ながらも、料理がくるまで視線をキョロキョロさせているわけだった。


「ん? 馨としては、なんか気になるところある?」

「女性五割、男性三割、女装の人二割ってとこでしょ。二割女装ってすんごいなぁってね」

 いづもさんの店でもせいぜい、来ているときで三人程度が最高だ。

 それをこの店はさらっとオーバーしているのだから、すごいなぁと思うのだ。


「きやすいってのはあるんじゃない? ああ、来やすいと着やすいと気安いと三つの意味でね?」

 ふふんと、なんか上手いことをいいましたと志鶴先輩は得意げだ。

「この街は女装を許容する……か」

「それは順番が逆かな? オタク文化が女装を許容するから、この街の一部も受け止める。もちろん汚装はダメよ?」

 場所じゃないよ? という志鶴先輩の意見は、確かとしか言えない。

 

「オタク文化……ねぇ。まあ最近アニメとかだと男の娘ってたっぷりだしなぁ。そこが入り口なら受け入れられやすいって感じか」

「そ。だから朝日タン。君は是非とも女装を極めるべきだ」

「それは……無理っす」

 ないない、と時宗先輩は手をひらひらフリながら拒絶姿勢だ。

 まぁ、先輩ったら身長もあるほうだし、前に凄惨な女装体験をしているから、無理って判断をしてしまっているのだろう。所詮女装は二次元の産物という思いも強いのかもしれない。


「馨は女装するときのコツみたいなのって、なんだと思う?」

 唐突にこちらに話が振られて、ちょっと考えこんでしまった。

「いろいろあるとは思いますけど、目標を明確にしておくこと、かなぁって最近は思います」

「ほほう、というと?」

 ちょっと変な方向の答えがきたな、という様子で志鶴先輩は興味深そうにこちらの話に耳を傾けてくれた。


「方向性の問題というか。俺としては、女装なのか女性なのかっていうので使い分けますしね」

「びたいちこいつが何を言っているのかわからない」

「あー、僕はわかるよ。ボーイッシュにしようとかガーリッシュにしようとか、そういうのでしょ?」

「まあそんなところです。それと、目標水準というところもありますよね。汚装を回避できればいいのか、かわいいを求めるのか。可愛くてもリードされるのを目指すのか。つぐっちなんかは、男成分も多少入れてる感じかな」

 このお店はあくまでも男の娘を売りとしているカフェだ。

 なので、ちょいちょい男成分も入れたりしている感じが見受けられる。

 結局、なんの狙いで、どういう女装をするのか、というのを考えてからやらないとぶれるという事なのだ。

 明確に木戸の中では、しのさんなのか、ルイなのかで心の持ちようも違う。


「かおたんの場合は、気持ちの持ちようで、女装から女性までの切りかえができますしね」

 はい、お待たせいたしました。と、つぐっちがオーダーしたものをもってきてくれた。

 オムライスとハンバーグ、そしてシーフードドリアだ。

 志鶴先輩がオムライスを頼んでいたのだけど、これはあれだよね。きっとふーふーして、朝日たんに食べさせようとかそういう狙いもあるのだろう。


「高度に発展した女装は、女性との見分けがつかない、か」

「なんですか、その魔法と科学の関係性みたいな言い回しは」

「いや、でも、馨としては、しのさん以上もあり(、、)なのかなってちょっと思っただけ」

 ほら、あんたったら、しのさんやってるときでも女子っぽいけど、どこか抑えてる感じするでしょ、と言われて、つぐっちと目を見合わせてしまった。

 たしかに、しのさんは女装(、、)だからね、意識の中でもちょっとした違いがある。

 しかも眼鏡をかければ変わるっていうものでもなくて、やろうと思えばルイとして眼鏡をかけることも可能だ。

 

「それはおいおい見れることもあるかもですし。それよりいまは、ご飯をどうぞ?」

 なんなら、ハンバーグに旗でも立てましょうか? と言い寄られた時宗先輩は、少しだけ視線をそらして、ぐぅ、いかん。なんか変な魅力が……と呟いていた。


「そうだね。朝日もお腹と背中がくっつくとか言ってたし。いただきましょうか」

「では、いただきます」

 シーフードドリアにスプーンを入れると、ふわっと湯気が立ち上った。

 うん。熱々でいい仕上がりをしているようだ。


「あ、エビだ。ぷりぷりでおいしい」

「うち、割とご飯も頑張っているのですよ。なんなら男の娘が握るおにぎりなんてやつもあるので、是非」

「ほら、やっぱり男の娘は料理できるっぽいものらしいですよ?」

 志鶴先輩もどうです? といってやると、オムライスをいただいてた先輩は嫌そうな顔をした。

 ご飯は食べるもの、という姿勢を崩すつもりはないらしい。


「かおたん特製のチョコとかはみんなに大好評だったし、今年のバレンタインにはこの店でも企画をやろうかなんて話があがってたりします」

 ポイントを貯めて、チョコをもらおうプロジェクト! とにんまり笑う姿は、ちょっと小悪魔スタイルというやつだ。


「もー、つぐたんそれ、もーちょっとシークレットにゃ。しー、くれっとなのにゃ。まだ企画として本決まりじゃないから、あんまり言っちゃうとダメにゃ」

「にゃーさん。でも、ほぼ本決まりだーって言う話じゃないですか」

「でも、どーなっちゃうかわからにゃいし。ポイント貯めまくってたけど、実はやりませんでしたーなんてことになっちゃったら、お客さんがっくしきちゃうにゃ」

 だから、本決まりになるまでは、しぃーなのにゃ、とたしなめられて、つぐっちは少しだけしょぼんとしてしまっていた。

 くぅっ。そんな横顔も撮影したいのだけれど、撮影禁止とはこれいかに。


「ところでしづりん。うちは女装体験もやれるんにゃけど、せっかくだから最強の後輩をちょっとやってみないかにゃ? 是非とも見てみたいにゃ」

 そんな沈んだ雰囲気を少しでも和らげるためなのか、にゃーさんは媚びるような視線を志鶴先輩に向けた。

 

「……今日は男同士の雰囲気を楽しもうと思っているので」

 馨はどうする? という視線がきたので素直に答えておいた。

 散々言っているけれど、今日は男同士で休日を過ごしているのである。さすがに女装しちゃったら、この新鮮な体験が終わってしまう。


「ふにゃー。振られたにゃー。がっくしにゃー。しづりんより可愛いとか絶対見たかったにゃ……」

「にゃーさん。かおたんの女装写真なら前に見せたことありますよ?」

「ふぇ? どういうことにゃ?」

「これです、これ」

 待ち受けにしてる、高校の学園祭の時の写真、とスマートフォンに写し出された写真を見せる。


 さくらに撮ってもらったもので、イベントが始まる前に少し緊張しているつぐたんと、にんまりピースしているかおたんのセットのものだ。

 あんた、ほんと緊張感の欠片もないわね、とさくらからは苦笑されてしまったのだけれど。

 あの日は、撮影のほうに気が向いていたし、女装すること自体には抵抗なんてものはまったくないので、がんばるぞーって感じだったのだ。


「前に、学校で女装したときの写真にゃ? でも、もう一人の子って男の娘にゃ?」

「こいつです、こいつ」

「にゃにゃっ!? まじで?」

「……キャラが崩壊してますよ?」

 こそりと、地声がでたのを注意すると、うぅー、こほんと可愛らしく咳払いをにゃーさんはしてくれた。

 

「高校の頃にすでにこれ……かぁ。そりゃー慣れもするわ」

「実は、小学校高学年の頃にはすでに……なんです。あの写真もたまらなく可愛くて。もう、国民的美少女この子でいいじゃん! って感じ」

「あの写真はシークレットだからなっ。誰にも見せちゃダメだからな」

 こいつの今のテンションならそのまま見せてしまいそうなので、とりあえずここで釘を刺しておくことにする。

 自分で見せて恥ずかしいというのもあるけれど、それ以上にあれはマズイのである。眼鏡つけてないし。


「わかってるよー。あの天真爛漫な感じ。もう、あれはボクだけの宝物だから」

「にゃー、つぐたんが、自分なんてまだまだって言ってた理由ってそれにゃ? てっきりエレナちゃんあたりを目標にしてるんだと思ってたんにゃけど」

「あっちも目標ですけどね、結局身近にいたのがこちらだったので」

 結局、会わせて貰えなかったし、とちょっとだけ怨みがましい視線がくる。

 

 ちらりと、時宗先輩達のほうを伺ったのだけれど、特に今のやりとりに違和感は覚えなかったようだ。

 だって、馨がエレナと知り合いという話をしていたのだからね。

 いちおうその話は今までしたことがないし、敢えて伏せるようにしている。

 ルイとの共通項はあまり出したくはないのだ。


「にしてもエレナちゃんかぁ。うちの作品もあれくらいどぱぁっと売れるといいんだけどなぁ」

「話題作りが上手いってのもあるんだろうけど……本人がすんげぇ楽しそうなのがなぁ。あんくらい俺も被写体に信頼されたいよな」

 もーあの二人のコンビは反則だろう、と時宗先輩が羨ましそうに言った。


「特撮研の大撮影会はがんばらないとですね。特に便乗っていわれないようにしないと、危ないですよ」

 今回はノエルさんもいるから、地味に頑張らないとです、と言うと、だよなー、頑張ろうなーとハンバーグをほおばる時宗先輩は少しだけ悩ましげな顔をした。

 いちおう動き始めるのは前期の試験が終わったあと。

 夏のイベントに参加というのを目指すというのは時間的にも厳しいので、夏は撮影期間に回す方針ではあるのだけれど。

 未だ動き始めていないその大イベントを仕切るのに、どうしようとでも思っているのかもしれない。


「それでー、女装体験はー、どうするにゃー?」

 じぃと、そんな悩ましげな時宗先輩に、にゃーさんはくふふと含み笑いをしながら言い寄った。

 近くから見られて先輩は、うぉっとのけぞった。男同士なのにそんにゃに反応しなくってもいいにゃん、とにゃーさんは大喜びだ。


「馨は無理として、せっかくだから、朝日がやればいいんじゃないかな? にゃーさんに紅筆で口紅塗ってもらいなよ」

 きっと幸せな気分になれるよっ、という志鶴先輩の言葉にうんうんと頷いておく。

 というか、その風景は是非とも撮影させて欲しいところだ。


「うぅ。俺はダマされませんよ。なんか良いことみたいな話し方してますけど、男の娘に口紅塗られて喜ぶってそれもう片足つっこんじゃってるじゃないですか」

「えぇー、実に百合百合しい感じでいいと思うんだけどなぁ。っていうか、体験ですからね。喜ぶならそれはそれでいいだろうし」

 深く考えちゃ駄目ですよ、先輩と言ってあげると、お前は考えがなさすぎだと逆に言われてしまった。

 うーん。一応考えなしってわけじゃないんだけどなぁ。


「そしてどんどん周りが浸蝕されるわけだな……くぅ」

「さぁ、朝日。新しい扉を開いてしまおう? なんなら僕がしてあげてもいいよ?」

 ね? とあえて女声で、志鶴先輩が迫っていた。


「いーやーでーす」

 ぷぃと朝日先輩はそっぽを向きながらハンバーグを口に入れていた。

 実に男らしいがさつさというやつである。


「そうは言わないでさぁ。なんなら今度好きな格好で撮影させてあげてもいいから」

 ね、ほらっ、と志鶴先輩はもう時宗先輩を女装させたくてたまらないらしい。

 本当なら自分がやってしまいたい所もあるのだろうけど、今日は男同士だものね。

 そして嫌がる時宗先輩ったら、ちょっと可愛くて。なんだか客観的にこの風景を見るのは新鮮なものである。


「俺はその説得には乗りませんよ。木戸じゃあるまいし」

「ええぇ。撮影班としてはそういう買収にはよだれを垂らしてついてくるものじゃないの?」

 どこかの誰かさんみたいに、とにまにま言われてしまうと、いや、特殊例だから! と反論があがった。

「被写体になるからーっていうのは、かおたんくらいにしか通じないと思いますけど」

 実際、学校での女装の説得に撮影を餌にしたこともありましたけど、とつぐっちが補足を入れてくれる。

 

「うはぁ。相変わらずだなお前は……」

「え。撮影第一ですよ? 電話は二番で、三番目がお菓子です」

「いつの時代……電話は二番て」

 言うまでもなく昭和CM集からのもじりである。昔は電話は二番だったころがあったのだそうだ。


「どっちみち俺はやらんからな。どうしてホイホイやれてしまうのか、いまいち納得できん」

「ホイホイやれない心理の方がよくわかりませんが……」

 うーん、ここで朝日タンが爆誕してくれたりすれば、それはそれで面白いかなぁと思ったりはするのだけれど。

 なかなかに芯の通った拒絶である。

 時宗先輩としては、女装はやるものではなく、見るものなのだろう。


「まいったな。鉄壁のガードって感じだ」

 ここまでガードされるとさすがに無理強いするわけにもいかないか、と志鶴先輩が肩をすくめた。

「にゃー。残念なのにゃ。しづりんの女装テクをスタッフにも見せてあげたい所だったのにゃ」

「あ、そういう狙いもありましたか」

「ボクもちょっと興味ありますね。かおたんのはだいぶ見せつけられてるけど……」

 他の人のテクニックっていうのも気になる、とつぐっちまで乗り気だ。

 どうすれば男っぽさを消せるのか、という点を参考にしたいというのもあるのだろう。みなさん今で十分に可愛いというのに努力家さんである。


「なら、最後の一押しだけ、させていただきましょうかね」

 よいせと、荷物の中から細いフレームの眼鏡に切りかえ。ちょいと手ぐしで髪を整えつつ、んー、こほんと声を作っていく。

 うわぁ、とつぐっちから感嘆の声が上がっているようだった。

 もちろん素顔は見せない早き替えである。眼鏡と髪型だけだけど!


「ねぇ、先輩。私も久しぶりに、先輩の可愛い姿、見てみたいなっ♪」

 ごく自然に彼の手を握り込みながら、にこりと笑顔を浮かべつつ少し甘えたような女声を上げてみせる。

「えげつないにゃ……これは破壊力ひどいことになっとるにゃ」

「相変わらずだね………しかもちょっと計算尽くな仕草まで入ってるとか」

 やばいわー、とつぐたんが無意識に男声で呟いていた。なかなかの威力のようだ。


「で、時宗ったら。どうするの? 固まってないで返事してあげたら?」

「……ぐっ。し、しかたねぇ。でも、格好だけだからなっ。仕草とか声は無理だからな」

「やたっ」

 よしと、軽く手を握って喜んでいると、にゃーさんが、うわぁとなぜか驚いたような声を上げた。

 でも、こういう仕草を自然にできるのがかおたんというものである。

 

 それじゃー、ご飯も食べきったので、お着替えお着替え、とにゃーさんも含めた三人はお着替え室の方に向かっていった。この店はそこそこ男性向けの大きな衣装も用意しているという話だ。


「あの二人には、あのこと、内緒なんだ?」

「ん。そだよ。知られたら厄介だしね」

「でも、そういう格好はしちゃうと?」

「これくらいなら、サービスしてあげてもいいかなってね。それに声と仕草と眼鏡変えただけだから。こんなんで女装って言ってしまったらなんか、女装に対して申し訳ない感じ」

 これで、僕? って感じだよ、というとあぁ、まったくかおたん様はーと八瀬には疲れた声を上げられてしまった。


「つぐたんの幼なじみとはけしからんと思っていた頃が僕にもありました」

「まさかあそこまでとは……師匠っていうのもあながち」

 うぅ、男装している女子にしかみえねぇと、近くの席の男性客に驚かれてしまったようだった。

 こそこそ喋ってるようだけど、こっちには聞こえちゃっているのです。


「さて。じゃー、つぐちゃん。先輩もご褒美にパフェ食べていいよーって言ってたんで、チョコバナナパフェをよろしく」

「はいはい、太くて大きいのいれてあげるんで」

 楽しみにしてるね、となぜかつぐたんは、変な言い回しをして厨房にオーダーを通しにいった。

 はて。それは楽しみにしててね、じゃないのかなぁ。

 まさか、この格好で女子モードでパフェ食べろというんじゃないですよね。

 まあ、そりゃ表情とか声とか変えれば、これで女子ですって通せる自信はあるのだけれど。

 うーん。パフェ次第ということにしておこう。


「あーあ。結局、女装じゃないけど、男のまんまじゃ居られないじゃんよぅ……」

 くすんと言ってあげると、それがかおたんだし、と頭をぽふぽふ撫でられた。

 せっかくだから衣装も変えちゃおうよ? と言われたけれど、それは謹んでお断りさせていただいた。

 店を出るときには眼鏡も元の黒縁に戻すつもりだ。

 

 さて。しばらくして、パフェをはむついていると、時宗先輩の女装は仕上がった。

 去年作った時よりも粗がだいぶ消えていて、志鶴先輩もにゃーさんも満足な様子だった。

 朝日たんの爆誕は、周りのお客の目を引く……ように思えたんだけれど。

「どうして、この後輩様は、パフェ食べてる仕草だけで周りの視線を集めちゃうかな……」

「ん? おいしいですよー。朝日先輩もいかがですか?」

 ほれ、チョコもたっぷり絡めてあげますからね、とフォークにバナナをさして、はい、あーんと差し出してみる。もちろんチョコは垂れないように頑張らないとだけれど。


「これ、女装の目標地点としてどうなん?」

 ねぇ、と彼は、助けを求めるように両サイドの男の娘に問いかけた。

「ははは、男の娘としては失格ラインだけど、仕草が可愛きゃそれはそれで……」

 にゃーさんは、語尾を猫化するのも忘れていたようで、これがつぐちゃんの師匠か……と、衝撃を受けているようだった。


「さて。じゃー馨も女子スタイルにしたなら、ボクだってそっちにシフトしちゃっていいよね?」

 もう男同士じゃなくていいよね? と志鶴先輩も声と雰囲気を切り替える。

 そして、イチゴパフェをオーダーし始めた。


「あーあ。男同士の三人の休日のはずだったのになぁ……やっぱこうなんのな」

 一人だけふりふりのレースたっぷりなワンピース姿をしている朝日たんは、ぼそりと諦めたように呟いたのだった。 

結局、男同士の休日崩壊な感じで! おかしい。男三人なはずなのに……それをキープしていたのに。

いろいろ決壊してしまいました。

んふーとか言いながらパフェ食べてる子がいたら、きっと木戸くんです。


しかし。朝日たんはまじで普通に男子なんだなというのを実感した回でした。女装カフェだとアウェーすぎる。でもそんな彼もよい先輩のにーちゃんという感じなのでした。


さて。次話なんですけれども。休日が終わったので平日……かと思いきや、かーさまと近所のお店訪問します。半分実体験込みです。静香母様と一緒。ということで次話も木戸くんのターンです。それが終わったらエレナさんの誕生日予定です。


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