293.他県へのお出かけ10
お待たせしました! どこで区切るかでとても悩ましくなり……お店での話は二話にわけることとなりました。
「あの。エレナさん? 明らかに何か場違いカンがあるのですが?」
「そうはいっても、メイドさんとお嬢様でしょ? ふさわしいと思うけど」
ほれほれ、とエレナは日傘をきゅっと握りしめながら、明るい笑顔を浮かべていた。
フォルトゥーナの入り口まえのちょっとした列の中でのことである。
「でも、周りからメチャクチャ見られてるし……そもそもメイドさんがお嬢様を待たせるとか、あってはいけないように思います」
「あはは。まあ、そうだね。まだかなぁ。ボクの音泉ちゃんは」
フォルトゥーナは90分交代制のお店だ。
二年前に開店して、今ではそこそこ列ができるくらいにはなっているのだそうだ。
最初のころはそうでもなかったというのだけど、ここのところはあのゲームの影響もあって、混雑して大変と音泉ちゃんがメールで愚痴ってたくらいだった。
「ボクっこのお嬢様ってのも、設定としてどうなのかと思うけど」
「んー、そこはほら。男の娘お嬢様設定ってやつで」
この業界ではありがちな感じかな? と小首をかしげながらいう通り、確かにその手のゲームはお嬢様な男の娘多いよねとは思う。
実際、沙紀ちゃんも男の娘お嬢様だったし、女装潜入なんてことをやろうとすると、そこそこの財力なり無理をきかせるだけの権力なりが必要になるのだろう。
「それなら、なおさら、一人称は、あたし、でしょ? とかたしなめられそうだけどね」
「一人称だけで性別が揺さぶられるだなんて、それこそ練度が足りないよ?」
女の子は、俺って言っていたって、女の子に見えるものだもの、というエレナさんは確かにお嬢様にしか見えなかった。
「って、女装潜入もので練度を求められても困るような気もするけどねぇ……」
唐突に、お主は女子高にかようんじゃぁーとかお祖父様に言われるんでしょ? と言うと、んーと、エレナはご不満な顔を浮かべた。
「定番といえば定番なんだけど、幼なじみ設定の男の娘とかもいるよ? 主人公に女装姿を褒められて、それからはまっちゃうみたいな感じなの。そこらへんならボクっこもありだと思うけどな」
「よーじくんの前じゃ、一人称が私になる子に何を言われてもなぁ」
必死にボクっこを作ってはいるものの、最近のエレナはキャラ作りの一環としてボクという一人称を使っている感じが強くなっているように思う。
普通に女子同士で買い物に行くと、私っていうしね。
「あ、あのっ。もしかして、エレナたんと……ルイさんですか?」
「え? ああ。はい、そうですが」
そんな会話をしていたら、唐突に二人組の男性に声をかけられた。
見たことがないから、レイヤーさん関係ではないのだと思う。
「この前のセリナちゃんのコス、すっごく可愛かったです。まさかお二人は聖地巡礼みたいな感じなんですか?」
「あ、もしかしてコスROMをご購入いただいた方ですか? はい。ゲームもやりましたし、巡礼……といえばそうですね。音泉ちゃんに会いたいっていうのと、ご飯も楽しみにしています」
セリナのコスという単語がでて、あぁとそこで納得。仕事用の笑顔を張り付けながら、にこりと対応していく。
「セリナちゃん可愛かったですよね。俺もあの中だと一番セリナちゃんが好きで……モデルの音泉ちゃんに逢いにわざわざここまで来たんです」
あ、別に、愛でるだけでそれ以上は畏れ多くて、とてもとても、と言っているのはこちらが少しだけ不審げな視線を向けてしまったからかもしれない。
音泉ちゃんは、いろいろな男の人を引きつけるというし、変な虫がいっぱい寄ってきたら対応しきれないだろう。
そのための牽制の一つだ。
「ちなみに、ボクたちも愛でるために来ました。指名して一緒に写真撮ってもらおうかなって思って」
「……ぐ。好き放題撮影できないのが辛い……」
昨日も確認している通り、食べ物の撮影は許可制で、メイドさんとは有料だ。
エレナは思い切り撮る気まんまんらしい。
「それでわざわざお嬢様なのですな。キラキラした方がいるからいったい何の撮影なのかと思っていたのですが」
「エレナが、お嬢様とメイドさんプレイをご所望なので、私までこんな格好です。目立つのやなんですけどね」
隅っこ暮らしがいいのにーとじぃとエレナに視線を向けると、えぇーかわいいは正義なんでしょー? と言われてしまった。
「正義だけど、これはちょっとどうなのかな? 貧乏性のルイさんとしては、お嬢様っていうのはあんまり馴染みがないし、服を着ても結局素はでちゃうと思うけど」
「そんなことないですよ! 普通に背筋が伸びてるし、育ちがよさそうなお嬢様って感じで」
さいこーです! ともう一人の男性に言い切られてしまった。
うーむ。姿勢がいいのは撮影で動き回ってるからこそだとは思うけど。
「ルイちゃんなら、割とどんな服も着こなしちゃうと思うよ。実際ゼフィ女の撮影とかも行ったって言うじゃない?」
ねぇ、お姉様っ、と言われて、ぬぐぐと反論を封じられてしまった。
エレナったら、絶対一週間の潜入の話も込みで話をしているよね。
そりゃ、奏としてはお嬢様っぽい口調で話したりもしていたけれど、それはそれ。本当に付け焼き刃だった。
「はいっ。その話は終了。列も動くみたいなので、メイド喫茶体験、しっかり楽しみましょう」
「ですな。では我らはこれにて」
つい、お嬢様とメイドさんの風景に熱い視線を向けてしまっても許してちょーよ、と言いつつ、彼らは店の中に入っていった。
ちょーよって、なんか不思議な響きである。
「んじゃ、我々もいきますかね」
「はい、エレナお嬢様」
苦笑気味に、フォルトゥーナの入り口の扉を開くと、ちりんという音が鳴った。
「おかえりなさいま……せ。お嬢様」
出迎えてくれた音泉ちゃんは、こちらの姿を見て一瞬言葉を詰まらせた。
でも、そこからきちんと切り返すあたりはさすがにそこそこ仕事しているだけのことはあると思う。
「ただいま。音泉は今日も可愛いわね」
「そ、そんな、お嬢様……」
くすりと、お嬢様モードに切り替えたエレナは、熱い視線を音泉ちゃんに向けていた。
お気に入りのメイドをからかうお嬢様の図である。
くぅっ。初っぱなから飛ばしてくださるものだ。そしてこれが撮れないとか。
あまりに残念すぎて、指でフレームを作って覗き込んでしまった。
「で、では、お部屋にご案内いたします」
音泉ちゃんは、こほんと咳払いをしてから、いつもの手順で席に案内してくれた。
ちょうど、昨日の撮影でつかった窓際の方の席だ。
外から光が入り込んでいてかなり明るい。
これなら、ご飯の撮影も問題なくできそうだ。
「椅子を引いてくれる喫茶店なんて初めてかもしれない……」
「それを自然に受け入れてるルイちゃんもなかなかのモノだと思うけど」
「そうですね。あまりこれをするっと受け入れてくれる方はいらっしゃらなくて」
思い思いで座ってしまう方が多いのです、と音泉ちゃんは苦笑ぎみだ。
たしかに他の席を見ても、あまり引いてくれた椅子に座ってる感じはない。案内されてすぐに自分で座っている人がほとんどだ。
本日のメイドさんは音泉ちゃんを入れて三名。
ほわとした癒やし系お姉さんの渚凪さんと、メイド長でもある、きりっとしたお姉さんの瑠璃さんが他のテーブルの給仕を行っていた。
それぞれ仕草は優雅で、姿勢もかなり綺麗だ。
「こちらとしては、ご主人様方のなさりたいようでいい、というのはありますが。引かせていただいた方がより、らしいとは思います」
さて。では本日は何を召し上がりますか? とにこりと音泉ちゃんにメニューを渡される。
「そうね。シェフのおまかせコースと、ドリンクはアッサムティーで」
ルイちゃんはどうする? ときかれて、ちょっとだけ悩んでしまう。
エレナがあっさり選んだシェフのおまかせは四桁なのである。
もちろん、他のこういうお店よりも安いし、ゼフィ女の学食に比べると安いほうになるのだけど。
貧乏性がどうしても抜けないルイさんなのです。
よし。ケーキは無料で二個貰えるわけだし、決めた。
「じゃあ、私もシェフのおまかせコースで。ドリンクは音泉ちゃんのオリジナルフレーバーね。それとシェフさんには、昨日は公園でどうも、とお伝えくださるかしら?」
「ああ、公園……公園。なるほど」
かしこましました、と音泉ちゃんはバックヤードに入っていった。
あいつには内緒な、みたいなことを言っていたので、磯辺焼きを作っていたことは言葉にはしない。
もちろん音泉ちゃんはそのことを知っている以上に、味わってすらいるわけだけど。
「こうやって人が入ってるところはまた印象が変わって面白いね」
「そうだねぇ。昨日は落ち着いた感じって思ってたけど、ぱっと明るくなるっていうか」
「是非ともこんな空気感も撮影したい、って顔してるね」
ふふ。我慢できるかなーと言われて、うぐぅとぴんと伸ばしていた背中がふにゃりとしてしまった。
撮影禁止空間はやはりいろいろな意味でこたえる。
「いい被写体があれば、有無を言わさず撮れ、というのが先駆者達の言い分です。あいなさんも佐伯さんも、あの石倉さんだって、そんな感じ」
「石倉さんって、男の人の写真はすっごい綺麗に撮るっていう人だっけ?」
「そ。男の子には並々ならない偏執的な愛を向ける人」
今は、どこでなにを撮ってるんだろうと思いつつ、それ以上考えるのをやめる。
こんな場所に来てまであの人のことを考える必要はないだろう。
「それに、このお店ってちょっとこう、普通のメイド喫茶と違う感じなんだよね。そりゃ、さっき声をかけてきてくれた人みたいに、ゲームの影響で遠方からせりなタンはぁはぁみたいな、いわゆるメイド喫茶大好きな人達も入ってるけど、半分くらいはこれ、地元の人だよね?」
「だろうねぇ。普通におばさまとか多いし、女性客がこれだけ入るって、普通のメイド喫茶じゃ考えられないかな」
これじゃあ、普通の喫茶店と言ってしまってもいいんじゃないかなとすら思うとエレナは優雅な笑顔を浮かべていた。
なんでこんな風になっているのか、は、おそらくはカスターニャのケーキのせいなのだろうと思う。
「千紗さんのところとかは男性客の比率が多いみたいだしね。まーコラボイベントとかやると、女性客も来るみたいだけど、ケーキ目的でこれだけ集まるってのはあんまりないかな」
「そりゃ、巧巳くんのケーキは美味しいから。帰りがけにお土産も買っていこうね」
ここのケーキがお持ち帰りできるならいいのになぁと、エレナは緩んだ顔で少し離れたところにあるショーケースを見つめていた。
お昼を少し過ぎたくらいのこの時間で、その中は半分くらいになってしまっている。
夜の部にあわせて足りなくなりそうなら補充してもらうという話にはなっているようだけれど、なかなかの売れ行きのようだ。
「お待たせいたしました。まずは前菜からでございます」
左側からことりとサーブをしてくれる姿は、かなり手慣れていて隙がない。
おまけにお皿を置く瞬間に、彼女の香りがふわりと鼻腔をくすぐる。
匂いまで注意して作っているというだけあって、すごくよい香りだ。
男の人なら、ちょっと鼻の下が伸びてしまっても仕方が無いかもしれない。
「それとシェフから、思う存分味わっていけって、ことでしたけど。ルイお嬢様方は戸月くんとお知り合いなのですか?」
「ええ。昨日公園でばったりあったのです」
「ああ……巧巳さんあたりに紹介された……ですか」
「そ。ああ、でも音泉ちゃんは、あのお店のことは知らない設定、でいいんだよね?」
「ふえっ。ああ、はいっ。そのとおり、れす」
耳元でこそっと呟いてみたのだけど、音泉ちゃんはぴくんと身体を震わせて、つやっぽい声をだした。
耳に吐息がかかるのがくすぐったかったのかも知れない。
「とても百合百合しい……私の音泉が、友人と禁断の関係だなんて……いいぞ、もっとやれー」
「お嬢様、言葉遣いがはしたないです……」
「いいのいいのっ。感情が高ぶればお嬢様だって言葉遣いは悪くなるものだし。でしょ? ルイちゃん」
にこりと、こちらに話を振ってくるエレナなわけだけど、さて。なんて答えればいいだろうか。
「わたくしの経験から言えば、人の目があるときは完璧な淑女であるべきかと。仲の良い相手だけ、というところでしたらいかようにされてもいいとは思うのですが……」
「あーー、ずるいっ。ルイちゃんばっかりお嬢様モードに入っちゃって。もぅ……」
「お嬢様っぽくしなさいっておっしゃったのはエレナさんではないですか。わたくしとは違って、本物のお嬢様なのですから、らしくしてないと、じいやさんに怒られてしまうのではなくて?」
ゼフィ女に潜入してたときに使っていたお嬢様言葉スキルを駆使して、上品に話をしていくと、エレナがそういう切り返しなの!? と悲壮な顔を浮かべてくださった。
「っていうか、中田さんは執事なだけで、教育係じゃないもん。そりゃいけないことをしてたら怒られるけど、そうじゃない限り、エレナさまのお好きなようにって言ってくれるもん」
「えっ。エレナお嬢様のおうちって、執事さんがいらっしゃるのですか?」
執事、という単語をきいて、庶民であるところの音泉ちゃんは目を丸くしていた。
驚いた顔も、あどけなくて可愛い。
「ええ。エレナは本当にお嬢様ですからね。それこそやろうと思えば、女子高に女装潜入なんてのもできてしまうかもしれない家柄です」
「あははっ。いくらなんでも女装潜入はリスクが大きい気がしますけれど」
笑顔を浮かべながら頬をぴくぴくさせているのは、その話題はやめて欲しいというサインだろうか。
「そうそう。料理の写真は撮ってもいいって話は聞いたけど、いいのかな?」
「はいっ。今日のメニューに関しては撮影OKです。あくまでもテーブルまで、で食べてる最中のお嬢様がたの撮影はダメなのですが……」
すみません、背後の写り込みの可能性があるので、と音泉ちゃんは申し訳なさそうにしていた。
昨日さんざん、写真大好きアピールをしたし、夏の一件を思い出したりもしているのだろう。
このシチュエーションで撮影がダメとか、ルイさんに息をするなといってるようなものである。
「おっと。あまり話し込んでいると怒られてしまいそうです」
とはいえ、少しするとその申し訳なさを引っ込めて、彼女はにぱりと笑顔に戻した。
好き嫌いせずにちゃんと野菜も食べてくださいね、お嬢様、と音泉ちゃんは言い置いてバックヤードに戻っていった。この人数を三人で対応するのだから、あまり話し込んでいる暇はないよね。
「前菜、春のサラダかぁ。ドレッシングの馴染みが良い感じかな」
「いい加減慣れたつもりではいるけど、サラダはお箸が欲しい派です」
とりあえずサラダの写真を撮ってから、フォークをお皿に向けながら、はぁとため息。
「またまたぁ。去年も割と上手く食べてたじゃない?」
「それでもサラダをフォークで食べる習慣はあまりないので」
お嬢様らしくない発言だなぁとエレナに言われてしまったものの、お嬢様=西洋式というわけではないので、それもどうかと思う。和風美人というのもお嬢様の分類には入るのではないだろうか。
そして、とうのエレナお嬢様は見事にフォークでサラダをいただいていた。
こうして見ると確かに、良いところの人というのが仕草に現れるよねぇとしみじみ思ってしまう。
なんていうんだろう、経験値の差、のようなものには育ちがでちゃうのかなとちょっとだけ感じる。
もちろんルイががさつかと言われるとそんなことはないのだけど、沙紀ちゃんといい、所作が優雅なのだ。
それは、今まで経験があるかどうかで決まるのだと思う。ま、まあ沙紀ちゃんみたいな子なら、初見でいろいろ出来そうな気はするけれど。
「お次はスープですね。本日は冷たい白いスープです」
サラダを食べ終わると、入れ替わるように音泉ちゃんが空いた皿の代わりに次のコース料理をサーブしてくれる。
カブを使ってるとかって話です。と紹介をしていただいたとおり、確かにとろみのついた白いスープだ。
普通にメイド喫茶でコース料理を出してるところなんてないのではないだろうか。
そんな疑問はあるわけだけれど、シェフのオススメコースは、いわゆるフルコースと言われるほどではなく、スープのあとに、魚か肉料理を選んでそれがメインになるそうだ。
「メインまでは少し焼き時間などかかりますので、ゆっくり味わっていただけると嬉しいです」
それとも、先にケーキにいってしまいますか? と苦笑を浮かべられてしまったけれど、答えはもちろんメインを待つ、一択だ。昨日はデザートを先に食べたけれど、コース料理なのにそれを崩してしまえというのは間違いな気がする。
「いいえ。あ、でも、時間がかかるというなら、その間にお茶が欲しいかな」
せっかくなので、お茶はじっくりと楽しみたいというと、はい、かしこまりました、と音泉ちゃんはバックヤードに戻っていった。
料理を作るのはシェフの仕事だけれど、飲み物全般はメイドさんの管轄のようで、今すでにお茶をいれているメイドさんの姿もある。
それに加わるように、音泉ちゃんも茶葉を前に、作業をしてくれているようだった。
もうそこに戸惑いはなく、しっかりと仕事をこなしているという姿がある。
「ちょっと撮りたそうな顔、してるかな?」
「んー。そうなんだよねぇ。いちいち健気に働いてるって感じに見えちゃって、あれもこれも撮りたい感じ」
まあ、撮れないけどね、というとエレナお嬢様はぽふぽふと頭をなでてくれた。
くぅ。スープの写真だけ撮って満足しますよ。綺麗な白いスープなのだしね。
「さ。それじゃゆっくり冷スープをいただきましょう。だいたいスープっていうとコーンポタージュか、コンソメスープっていうオーソドックスなのが多いから、こういうのは楽しみ」
スプーンは音も立てずに白くてとろとろしているスープをすくい上げて、エレナはあむっとそれを口にいれる。
おいしいよう、とほっぺたを抑えている姿こそを残して置きたいのだけど、残念ながらその姿は心の中でシャッターを切るに止めるしかなかった。
男の娘が三人集まればかしましい。だなどとはいいませんとも。
とはいえ、お嬢様の格好をしていれば、目立つわけで。目立つのが苦手なルイさんがこそこそしてるところが可愛いかなと思っております。
こちらの時間軸の音泉ちゃんは、メイド喫茶で二年近く働いているので、オリジナルフレーバーティーを出せたりとか、仕事によどみがなかったりとか、一生懸命な上に技術も伴ってきて、よいメイドさんに仕上がってる感じで、おぉと思ってしまうばかりです。
さて、そんなメイド喫茶で次話は、メインの料理とお茶と、撮影と。という感じですね。長かったおでかけもここでおしまいの予定です。
イベントごとだともしかして最長なのでは……




