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273.聖ゼフィロス女学院卒業式2

本日はちょっとシリアスです。あほっぽくわーいっていう方が好きなのですけど、まーちょっと新しい試みです。

「本日はご卒業おめでとうございます、沙紀さん、まりえさん」

「ありがとうございます。今日はまりえの分も含めて、撮影をお願いしますね」

「はい。他の方も請われればいくらでも撮りますので」


 入学式当日。日もかなり昇ってくる頃になると、それなりに通学してくる生徒達もぱらぱらと出てくる。

 お嬢様学校なんだから、車で送られたりとかするんじゃないの? とかお思いのみなさん!

 そんなのは一部です。

 一時期通っていたルイさんとしては、電車で通っている子たちがそこそこいるのは十分に知っております。

 とはいえ、保護者の方々と一緒に通学という子もそれなりにいるわけで、高級車が校門の近くに乗り付けるという光景を見せつけられると、やっぱりここはお嬢様学校だよねーなんていう風にも感じられる。この学校内においても格差というものは存在するらしい。


 そんな中で、寮からの通学組である沙紀さん達はゆったりとご登校といった感じだろうか。

 教室に集まる時間の二十分前くらい。それでも徒歩五分もかからない寮生活の彼女はきっとゆったり朝ご飯を食べてきたことだろう。い、いちおうルイさんだって朝ご飯はゆっくり食べてきましたよ? 朝の五時とかにね。

 他の生徒達も朝から彼女達を囲むことはしないようで、挨拶を交わしてそのまま遠巻きに見守っている子達ばかりだった。


「あ、ルイさん、カメラ換えたんですか?」

「はい。つい先日です。その後いろいろ試し撮りもしているので、支障はないですよ」

 沙紀さんにカメラを見せびらかすと、お? と彼女はそれに気付いてくれたようだった。

 でも、バッテリーもたんまり持ってきております、というと、うわぁと複雑そうな顔をされてしまった。

 いや、だって普通に300枚とか撮る予定ですよ? それくらい普通ではないですか。


「それと、式でも撮影オッケーなのですよね?」

「ええ。大丈夫ですよ。保護者席からの撮影になりますが」

 うち、今日は保護者きませんしスペース取ってしまっても気にしないで良いですよと、苦笑混じりに言われてしまった。

 ま、沙紀さんは身分と性別を偽っているわけだし、咲宮の人が見に来るはずもないよね。むしろ理事長先生は壇上にいないといけないわけだし。

 

 そんなことを思いつつ、最後の通学風景を抑えておく。

 後輩の子達も一緒にいたので、そちらも軽めに撮影。時間もあんまりないということで、そんなに多くは撮れない。

 後輩の子は寮に住んでいる子ということで、以前お正月にも一緒にお参りにいったそうだ。

 確かに、ちらりと見覚えがあるような気がする。

 ゴージャスな沙紀さんの振り袖姿に圧倒されて、あんまりそちらのほうに挨拶という形にはならなかったけれどね。


「それでは、保護者の席の方からばっしりと撮らせていただきますね」

 最後のホームルーム、楽しんでいらっしゃいと声をかけつつ、生徒達を見送った。

 木戸馨としての卒業式の時のホームルームは、あんまり感慨もなかったわけだけれど、女子高生ともなれば別れはそれなりに惜しむものだろう、きっと。佐々木さんとかもそんなこと言ってたし。


 さて。ルイさんはこれから式が始まるまでどうしようか。

 九時半になったら式は始まるわけだけど、場所取りは早めにやりたいよね。

 もう保護者のみなさんは移動始めてるのかな。

「いや、九時から開場、なんだったっけ。まあ、あたしが狙ってるスポットってそんなに人気あるわけじゃないから大丈夫、かな」

 講堂での式の撮影は、基本的に去年やった中学のそれと変わらない。

 真正面から狙いたいところだろうけど、あえてここは斜めからがルイさんの好みである。

 ……ごめん。ちょっと嘘ついた。

 うろうろ動けるのが一番なんですよ! 卒業証書の授与とか横から狙いたいもの!

 保護者席から狙うならっていう前提がつくと制約がついて困る。


 そんなことを思いつつも、多少時間があるので校内の様子を見ていくことにした。

 朝は中までは撮れなかったし、興味深いところはいっぱいある。

 生徒達の邪魔はしたくないから、教室が入っている普通棟の方は避けるにしても、特殊教室が集まっている方ならば撮りに行っても良いかもしれない。内装も綺麗だし、正直同じ高校でこんなに違うの!? って前に来たときも思ったんだよね。

 そして。あの奏として過ごした一週間で入れていない部屋もある。中が覗けるといいなぁ。


「茶道室……か。あたしにはあんまり縁がない部屋かなぁ」

 そんな中の一室がここ。学校紹介なんかにも載ってる部屋で、茶道部が使うのはもちろん、茶道の授業にも使われる部屋なのだとか。とはいっても、奏として来た時は使う機会は無かったのだけどね。

 珍しく扉が開いているなぁと思いつつ、軽くノックをしてから中を覗かせてもらう。

 お嬢様学校の茶道室はちょっと気になるし、沙紀さんとかももしかしたらやってたかも知れないしね。

 実は、沙紀さんと直接やりとりをしていたわけじゃないから、思い出の場所ってのがまだ聞き出せていなかったりする。

 あくまでも朝のこの時間は、学院の風景をルイさんが好き放題撮る時間だから、まあ思い出に当たればラッキーくらいに思っている。

 

「おや。誰かと思えばカメラマンの方でいらっしゃいますか?」

「ええ。卒業式のために呼ばれたのですが、ホームルームまでは押しかけられませんから」

 正座をして座っているその女の子のスカーフの色は奏が着ていたものと同じもの。

 二年生なのは確かなのだけど、はて。今はホームルーム中なのではないだろうか。


「ああ。(わたくし)たち一、二年は本日は自由参加なのです。もちろん送辞を送る生徒会などは参加が必須なのですが、当然ホームルームでの出欠の確認もございません」

「あら。こんなお嬢様学校なのに珍しいですね」

「はい。お姉様方との最後の時間をどう過ごすのかは、それぞれに委ねるという方針のようです」

 それほど我々のつながりは深いものですから、とその少女ははにかむような表情を浮かべた。

 うわ。普通に可愛い。黒髪ストレートの和風美人って感じの子だ。思わず撮ってしまってから、いいですかね? と照れたように問いかけると彼女は仕方ない方ですねと、苦笑を浮かべた。

 

「とはいっても、たいていの方は講堂の方に集まっているのですけどね。ただ、他の学校のように列で並んでというわけではなく、思い思いの席に座って晴れ姿を見守るというような感じになります」

「うわっ、じゃあ早くいかないと席なくなっちゃうかな?」

 君は出ないの? ともついでに聞いておく。

「いえ。私はこちらでお姉様をお待ちしようと思っていますし、保護者の方の席は別になっていますから」

 保護者席は割と空いていますよ、と言う彼女の言葉はどこか冷たいものだった。

 ふむ。この学校の卒業式を見るのは初めてなのだけど、なにかしら問題でもあるのだろうか。


「それで、ルイお姉様は本日は、どちらのお姉様の撮影に?」

「あれ? あたしのこと知ってた?」

「存じております。あれほど文化祭でやらかしてらっしゃって、この学園で貴女を知らない子はほとんどいないでしょう」

「……でも、君のことは撮った記憶がないんだけどな」

 うん。これほどの美人さんを撮影していたなら記憶には絶対残っているはず。納品した写真にも入ってなかったはずだし、見かけた記憶もない。


「当日は参加できませんでしたから。実際お目にかかるのは初めてです」

「って、じゃあなんであたしのことを知ってるの?」

 参加してないならなおさら接点もないと思うのだけど、どうして知っているのだろう。

 正直、やらかした実感だってこちらにはない。そりゃ声かけて、楽しそうだねーなんて言いながら写真撮りまくったけど、それは仕事のうちだし、ことさらやらかすというほどのことでもないだろう。

 あいなさんだって、声かけて撮影はしてるはずだし。


「沙紀お姉様とご一緒に写ってらっしゃる写真がありまして。そこでのお姉様の表情が素敵と話題になったことがあるのです。お花摘みが終わったあとのものかとは存じますが」

 少し嫉妬してしまいました、と彼女はうっとりしながら頬に手を当てていた。

 うわ。あの勉強会のときにみんなが見ていたルイさんと沙紀さんの写真って割とゼフィ女の中で拡散してるのですか? こちらは撮る側で写る側ではないのですが。

 ふうむ。奏として来てた時はそこまで話題にはなってなかったと思うんだけど、その後に学園祭の秘蔵写真みたいな感じで広がってしまったのだろうか。

 なんか、普通にちょっといらっとする。拡散させるなら沙紀さんを撮ったものなんていくらでもあるのだから、そっちを拡散していただきたい。


「あはは。あれを見られちゃってたか。あのときは沙紀さんがあまりにも恥じらっていたので、ちょっと場を和ませただけなんだけどね」

 とはいえ、そんないらだちを表に出すなんて真似はしない。

 その時のやりとりを苦笑混じりに伝えておく。


「私なんて、沙紀お姉様の前に立つだけで、ドキドキしてしまいますのに。ルイお姉様ったら顔に似合わず剛気な御方なのですね」

「剛気、というか慣れでしょうかね。妙に気が合うというか、お友達なので」

 沙紀さんは確かにオーラがあると思う。キラキラしてるというか、被写体としての魅力に溢れている。

 もちろん、女装の粗はあるんだけど、たぶん普通の人にはそんなに気にならない程度だ。

 でも、こちらとしては。女装潜入っていう事実を知っている身としては、特別にドキドキしたりはしない。ああ、撮影するとなれば、テンションはあがるけどね。


「となると……ルイお姉様は、沙紀お姉様の撮影を依頼されてこちらにいらっしゃっているのですか?」

「ええ。そういうことになるね。他に三年生の知り合いが居ないではないけど、依頼をしてくれるほどとなると絞られてくるし」

 少し遠回りしたけれど、彼女が最初にした質問にようやく答えられた。

 この質問自体は特別隠していることではないので、胸をはって答えられる。

 でも、彼女はその答えを聞いて、なにか思うところがあったようだった。


「では、お姉様は、沙紀お姉様のご家族の紹介状をお持ちなのですか?」

 奥ゆかしい子なのかなと思っていたのだけど、彼女はずいと詰め寄ってきた。

 はらりとつやのある黒髪が前にぱさりと落ちた。

 良いところのお嬢様なのだろう。シャンプーの匂いではなく、日本ながらの香木の香りが広がった。


「それがないとここには居られないわけだけど、それがどうかしたの?」

 少しだけ引きながら当たり前な答えを返しておく。


「沙紀お姉様も、卒業式にご両親はいらっしゃらないっておっしゃっていました。私、お姉様のことをもっと知りたいのです」

 だから、その、ご家族との関係とかそこらへんを……という彼女は顔をうつむかせていた。

 聞いてはいけないことだ、と自分で理解した上で、それでも知りたいのだろう。

 なんだろうな。もしかしたら沙紀さんちょっと誤解されてる?

 それとも、家族構成とかは一切話していないから、周りが勝手にいろいろ想像してしまっているのだろうか。


「……依頼主のことは、申し訳ないけど教えられません。ただあたしが雇われてここにいるって事実があるってことの意味を考えてみて欲しいかな」

 沙紀さんの親族はけして、沙紀さんを見捨てているわけでも見限っているわけでもない。

 各種イベントに保護者がこないのは。純粋に「これないから」だ。

 母親は理事長であり、祖父の顔は経済界でもそれなりに有名だ。

 それがなぜ藤ノ宮沙紀の保護者なのだ? となってしまったら大騒ぎになってしまう。


「世間体を考えて、カメラマンだけ用意をする、という形式だけのものではないのですか?」

「それならあたしじゃなくて、もっと本格的なプロのカメラマンに依頼するんじゃないかな?」

 こー見えて、というか、見た目通り、あたしは駆け出しも駆け出しなのですよ? と問いかけると、うっ、と彼女は言葉を詰まらせた。

 彼女の推測だと、佐伯さんとか小梅田さんとか、あのクラスの人を呼ばないと、世間体的な問題はクリアできないんじゃないだろうか。


「沙紀さんがご家族に依頼して、その結果で呼んでいただいているんです。あのご家族は沙紀さんのことを嫌っているわけではないですよ」

「それは……沙紀お姉様だってそうおっしゃっていましたが、他のイベントにだって誰もおいでにならず、学園祭の晴れ舞台すら誰もいらっしゃらないのですよ? そんなの、寂しいではありませんか」

 ぷぅとちょっと拗ねるような表情を一枚カシャリ。

 なるほど。この子は自分の境遇に沙紀さんも重ねて見ているわけか。なかなかに複雑な家庭事情の中で生活している方らしい。


 さて、どうしたものか。

 さすがに初対面でこれ以上この話題を掘り下げたくはないかなぁ。 


「そんなことより沙紀さんも茶道はやっていたのかな? そういう話は実はあんまりあたし聞いたことなくてさ」

 家の格がどうのーとか、そういう話にも繋がっちゃうから、遠慮してくれてるんだろうけど、と少し硬い空気をおちゃらけたものに変えておく。

 うん。エレナもそうだけど、沙紀さんも、正直、文化レベルをルイに合わせてくれてるところがあるような気がする。自分達の教養が基準だなんて欠片も思わないし、いちいちできることが多いことをひけらかすこともしない。

 まあ、こっちはこっちで、紅茶を美味しく煎れられるエレナには、すっごいねーって純粋に褒めてしまうし、お嬢様っぽいスキルがいっぱいあっても、ほへーすごいねーって言っておしまいになるだろうけどね。

 壺が600万とかはさすがに引いたけど。


「……はい。あの方は茶道も華道も嗜まれております。ほんと。無理矢理やらされているだけの(わたくし)よりも楽しそうにお茶を召し上がるので、いつも羨ましいと思っております」

 先ほどの話題をそんなこと扱いして、少しだけ不満そうな顔はしているものの、こちらの意図はくみ取ってくれたらしい。彼女はすんなり話題の転換を受け入れて、いとおしそうに茶器を撫でると、誰も座ってない席に視線を向けた。

「いつも、沙紀お姉様はそちらの席にお座りになって、お茶を楽しんでおられました」

 茶の席のことはよくわからないけれど、作法に則っての座る位置なのかもしれない。

 それを参考に写真を何枚か撮っておく。

 沙紀さんの思い出の場所がとりあえず一カ所ゲットである。


「まあ、なんだろうね。あたしはそういう教養ってぜんっぜんないからアレなんだけど、好きにすればいいだけなんじゃないかな? 沙紀さんが羨ましいなら、真似ればいいだけだと思うんだけど」

 撮影をしながらゆるーく投げやりに一言。

 先ほどから、この子はどことなく、自分を卑下する言葉が多いように思える。

 詳しい事情は知らないし、知るつもりもない。けれども、一つだけ確定していることはある。

「そんな迷子みたいな表情してるようじゃ、沙紀さんのアルバムの一枚は飾れないよ?」


 そう。今日は卒業式なのだ。

 彼女が沙紀さんに何を求めていたのかはわからないけれど、彼女は今日でいなくなる。

 それだけは確定している。

 そして沙紀さんだってこれからは、別の関係性を多く築いていくことになるだろう。

 そこにこの子が入れる余地があるのかどうかはわからないけれど。

 少なくとも今日だけは、笑顔で送り出してあげて欲しいところだ。


「どうせあとでまたお邪魔すると思うから、その時までに笑えるようにしておこうか。ツーショットの写真、ばしばし撮ってあげるからさ」

 どうよー、優遇してあげまっせーというと、はぁあああと彼女は深く息を吐いた。


「……いけませんね。今日は卒業式。それがわかっていて、少しでも気分を落ち着けようと思っていましたのに」

 ぺちぺちとほっぺたをはたいてなぜか気付けのような真似をしつつ、彼女はぺこりと頭を下げた。

「ルイお姉様とお話をしていると、つい、期待をしてしまったようです。うっかりお見苦しいものをお見せしてしまいました」

 申し訳ありませんという謝罪の言葉は、少しだけまだ重たかった。

「式が終わるまで私はここで、気持ちの整理をしておこうと思っております。どうか、後ほどまた、こちらに沙紀お姉様とお寄りください」

「んっ。じゃ、また後でだね」

 式の時間は二時間程度だろうか。

 なんだか、精神統一をしているところに無駄に干渉してしまったのはこちらだったらしい。

 沙紀の知り合いという餌。ご家族を知っているという餌。それは彼女に取ってはとても魅力的なもので、状況を覆す可能性に満ちていたのかも知れない。


 話をしているうちにとっくに講堂の開場時間は過ぎていた。

 少し喉のところになにかが引っかかるような異物感を覚えながらも。

 後でまたくることを約束しながら、卒業式の会場に向かうことにした。

女装潜入ゲームは、たいていヒロインの心のケアを通して仲良くなって、一緒になるというのが王道だと思います。護衛を兼ねてというのもありますけど。

お金持ちだからこその悩みだとか、しがらみとかがたくさんあって、それを別の角度から緩めてくれるのが女装主人公の利点だと思って下ります。

悩みがほとんどないアホなルイさんと違って、まー人間関係とかもいろいろ悩むものですよね。


そして今回は「無事に卒業することを最大目的」にして、踏み込みきらなかった沙紀ちゃんのルートです。通常のエロゲならバッドエンドになりかねないやつですね(苦笑)

つまり「関わりきれず、解決しきれず、繋がりきれない」関係。

全部の悩みを颯爽と解決するのはかっけーけど、そこまでをやれる関係なら恋人になってませんかね? みたいな感じでこの展開にしてみました。

でも、さすがに後味が悪いので、きちんと沙紀ちゃんにも対峙はしていただく予定です。

次話になるのかその次になるのか……なにげにゼフィ女の卒業式は長めになりそうな予感です。

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