129.
「おつかれサマー!」
からんっ。グラスのふちが軽くあわせられると心地よい音が鳴り響く。
イベントでとことん撮影を楽しんだ後はなぜかはるかさんに打ち上げに誘われてしまい、銀香の数少ない飲み屋でいっぱい引っかけているところだった。
もちろんルイはソフトドリンクなのはいうまでもない。
割とあいなさんと撮影に出たときも使っているお店なので、大将が、よぅいらっしゃい久しぶりだねぇと声をかけてくれた。最近はご無沙汰で俺は寂しかったんだぜなんて言葉すらおまけでついてくるほどだ。
通い続けているといっても基本一人だと商店街をウィンドウショッピングして撮影するだけであんまりお客さんになったことはないし、さらには居酒屋経験なんてあいなさんにつれられて二桁にいくかどうかと言うくらいなのに、これだけ知ってくれてるとは客商売とはすごいものだ。
「さすがは地元……居酒屋さんにまで顔知られてるとかすごい」
はるかさんがハスキーな声をかすかにゆがめながらいった。
くぴりとチューハイをなめる。主催ということで喉を使いすぎたのだろう。たぶんそれは声帯を痛める発声法をしているせいだ。
「写真の友達と銀香で撮る時は夕飯はここってことが多いですからねぇ。相手が酒に飲まれるタイプで」
くてんと横になる姿を思い浮かべて、あぁ残念な姉さんだとほおを緩める。昼間撮った写真を見せ合いながらの食事になるわけだけど、酔ったときとのギャップがすごくて楽しいのだ。時々行きすぎると残念な酔っ払いになってしまうけれど。
「あたしは、そんなにペース上げないからだいじょーぶ! 二十歳になったばっかりだけど」
今日、打ち上げに参加している千紗さんが照れくさそうに宣言する。彼女はこの町出身ということもあるのだろう。そういう意味合いでもこの町で無茶な飲み方はできるわけがない。
「それを言えば私もやわ。千紗の介抱でいつも全力で呑めんからなぁ」
「ひさぎぃ。それはないよぅ」
わーんと、千紗がもう一人の参加者に泣き真似をして抱きつく。そちらの子は千紗さんのコスプレ仲間らしい。四月に戻ってきた彼女を誘い続けて、ようやっと現場復帰を果たした千紗さんと一緒にコスプレ活動をしているのだそうだ。
身長はやや低め。眼鏡をかけているとおとなしめな委員長タイプなのだけれど、コスプレでは割と眼鏡を外して幼女キャラなどをやることが多い。声も少し高めに持って行って舌っ足らずな演技をするのだ。
ちなみに男性ファンは死ぬほど多い。大きなお友達がはぁはぁしながら写真を撮っているのを見て、大丈夫なのかこれはと思ったくらいである。
口調は京都っぽさを演出しているらしいけどエセであり、地元はここら辺なのだそうだ。
「まずは確認。千紗ちゃんは地元ってことで終電はなしということで、二人は何時がリミット?」
「私は十一時、かな。青少年なんたら条例で十時までしかバイトじゃ働けないですけど、まぁあともうちょいで十八ですし。捕まったりはしないはず……と思いたい」
「おっ。謎に満ちたルイちゃんが個人情報ばれするなんてレアだわ」
「誕生月くらいなら別に教えても。っていうか一応プロフィールで星座とか書いてますからねっ」
木戸馨の誕生日は十一月三十日である。当日に祝ってもらったことはそうない。けれど別にそれを寂しいと思ったことはとある理由でないし、ここ最近はメールが入ったりその前後でお茶に誘われたりということが増えているので、友達ってありがたいなぁと思ったりしているところだ。
「十一月生まれかぁ。誕生日会とかやったりやらなかったり?」
「いちおう、シフォレでお茶しよーよーって誘いは受けてますけど、どうなることやらですね」
去年はエレナから当日におめでとーってお祝いのメールが来て、崎ちゃんからはその前後でそういえば誕生日だったみたいね、みたいなメールが来ていた。クラスメイト関係はあまりそういうのはなかったけれど、それは仕方ないだろう。そのときは思い切り男性恐怖症まっただなかでそっちを何とかしないとという状態だったのだ。
それに比べると今年は受験ということもあっても、いや、だからこそなのか。息抜きもかねてやりましょうという話がエレナとの間で出ている。そうとう今年やったパーティーが楽しかったらしくルイちゃんのも絶対やろうよ! なんて言われてしまったのだった。もちろんシフォレでやった二次会の方だけれど。
「シフォレって?」
きょとんとひさぎさんが首をかしげる。
「近所の町の公園の敷地の中にね、今人気急上昇のお菓子屋さんがあるのよ。時間ずらさないと確実に並ぶことになるっていわれてて、しかも女子同伴じゃないと入れないっていうおまけつき」
店の中は女の子ばっかりで、黄色い空気がすっごいのよねとはるかさんが恍惚の表情を浮かべた。
「あー、ひさぎと一緒にいきたいって思ってたのがそこ。前にメールしたじゃない?」
「ああ、あれかぁ。今時しっかりホームページ作ってるところがあるだなんてむしろ感動したんやわ」
はぁ。甘いものはいいですなぁと、うっとりした声が二人からも漏れる。
こちらもあのスイーツたちの姿を思い浮かべてうっとりである。今月の試食会も参加してきたけれど、疲れた頭にしみこむ感じだった。
「それで、ひさぎちゃんはお時間は?」
けれどもその夢うつつの状態をばちんとはるかさんが打ち破る。とりあえず把握しておかないとね、というところなのだろう。家に帰るまでがコスプレイベントですというくらいだ。
「同じく十一時、です。それならおうちに今日中には帰れるん」
おっけーです、とスマートフォンをいじって彼女は答える。
ふむんと時計の針をみながら、まーじゅうぶん時間あるし、じっくりいこーかーとはるかさんが宣言する。
時間はまだ六時過ぎだ。イベント終了が五時だったので、後片付けをしても十分にこんな時間に打ち上げができるのである。
「あー、できれば十時くらいでお願いシマス。親が怒るので……」
そろーりと、千紗さんがいやいやながらに手を上げる。未だおばちゃんの理解が得られきれてないというところなのか、それともやるべきことをやるというのがその時間なのかはわからない。
それをうけて、じゃあそれ採用で、とみんなに告げた。
「門限で思い出しましたけど、千紗さん。さっきおばさまがイベント行くなら写真見せなさいよって言ってました」
「そ、そんな恐ろしいことはオラできねぇ」
ひぃとさらに頬をこけさせながら、千紗さんがうめいた。
「はるかさんは……一人暮らしでいらっしゃいましたなぁ? うちもですけれど」
「うん。親といっしょの時は徹底的にコスのことは隠してたし、一人暮らしになった唯一のメリットがそこかなぁ。衣装とかもクローゼットに普通に置けるしさ」
まあそれが元で、思いっきり木戸に衣装を見られたりとかしたわけですが。
それはルイは知らない設定なのでもちろん内緒である。
「ルイちゃんは……って答えてくれへん、か」
ひさぎさんから質問があがり、千紗さんからもどうするの? という視線がくる。
でも、これくらいならば別にいいかなとも思うのだ。
「いえ。うちは親と一緒ですよ。銀香がホームってことからもおわかりのように、ここらへんの人、です」
言い切ると、おぉうと二人から声が上がった。
ルイの経歴は基本一切シークレットだ。年齢だけがあかされていて、銀香でよく写真を撮っているということだけは告げられている。けれどそれ以外の家族構成だとかしっかりした生年月日だとかは公にされていないのだ。
その秘密性はエレナよりもひどいと一部で話題になっている。
エレナはもちろん隠すことは隠してもその分提供している情報が多いから、うまいこと紛れるようなのだ。
たとえば、好きな服とか、化粧品のブランドとか、食べ物の好みまで答えていて、知りたいという知識欲を多少は満足させている。性別のことはタブーなのはもちろんとして、個人を特定する情報は一切削除した上で、それ以外の情報を徹底的にだしているのである。
「別に、ありがちな高校生としてのデータですってば。いちおう謎な人で通して来ましたけど、言えることまで隠しちゃ逆効果かなって最近思い始めてて」
「へぇ。ならルイちゃんのご両親は活動っていうか、コスプレ系に関わってるのは……さすがに知ってるかなぁ。あんだけテレビでもやったしね」
「翅さんの件は特別何にも言われたことないですね、そういえば。一回、エレナの写真がもろに家族の前で展開されて、あんたはなにやってんの! ってめちゃくちゃ怒られたことがありますけど。むしろ彼女なの? どうなのって聞かれました」
「ぷっ。おもしろいご両親ね」
はるかさんが、その反応はどうなのよと笑いを浮かべる。けれど千紗さんはなまじこちらの正体を知っているので、エレナの性別の方に気持ちがいってるらしい。
「エレナは同志というか仲間というか、そういうたぐいのものなんですけどねぇ」
まったく困ったものです、と肩をすくめる。仲のいい友達は誰彼かまわず恋人扱いしたがるんだからと、ブラフも入れておく。
「恋人というと、千紗は結局彼氏できたーん?」
さぁさぁ暴露しちゃえよYOUという雰囲気のひさぎさんがにこにこと千紗の顔をのぞき込む。
「ふっ、こっちに戻ってきてからもなーんもない。なんにもね……」
ふふふふ、と壊れたような作り笑いが痛々しい。恋人なんぞいなくてもと思うルイではあるのだが、欲しくてできない人に、いなくてもいーじゃんという無神経なことはいえないのである。
「はるかさんは、あらはるんでしょ? 浮いた話の一つや二つ」
そんな微妙な雰囲気になってしまったからなのか、ひさぎさんがターゲットを変える。
せっかくだからガールズトークしましょーぜとひさぎさんが二の腕を横からつかんだ。
「えと……その、片思いの相手は、いる、けど」
少し視線をそらしながら恥ずかしそうにする様が激しくかわいらしい。相手は岸田さんなのは知っているけれど、この前の動揺っぷりといい、本当にはるかさんは乙女だ。
「うわーきたこれー」
「会社の先輩でねー。いろんなこと教えてくれて、頼れる人って感じで」
「しゃ、写真とかないんですか?!」
きゃーんとなりながらひさぎが前のめりに、鼻息を荒くする。恋バナはどうやら大好きらしい。
「なくは……ないけど」
見せないよー、とはるかは先手を打ってくる。
「見せてくださいよぅ。減るもんじゃないでしょー?」
「だって、身ばれしちゃうかも……じゃない」
それはやーよ、というと誰にもいいませんからーとひさぎが甘い後輩声を漏らす。口調からエセ臭さがとれてるのはちょっと真剣になっているからかもしれない。
「あうあう。じゃあ、ちょっとだけ」
照れた様子でスマートフォンのスイッチを入れる。ぺかりと写し出された写真は、やっぱりこの前木戸が撮ったもの。
けれども、プリントされたものではなくて、そこには数枚の写真が入っていた。
全部岸田さんの写真だけで、他の人の映り込みは一切ない。
「愛情を感じますねぇ」
「べ、別にそんなんじゃなくて……別にこれ自分で撮ったわけじゃないし」
「でも、その写真だけ選りすぐりは、ねぇ?」
あのとき撮った岸田さんの写真。数としては、新郎新婦に次いで多い。というのも、彼があの会場の調整をしていたからだ。
とはいえそれを全部押さえているというのは、愛を感じるのである。しかも他人が入っているのは上手いこと彼のところだけをピックアップしたり、背景と合わせているもでは他の人にモザイクをかけたりまでしている。身ばれ防止のためとはいってもずいぶんな念の入れようである。むしろ岸田さんだけを見ていたいのっていう思いの表れなのではないかとすら思う。
「うぅ。見せるんじゃなかったー」
しくしくと嘆く姿は、年頃の娘さんと言っても十分なほどに羞恥心たっぷりで、かわいらしい。だからそこでルイとして追撃をかけておく。
「これ、どこかの結婚式の写真ですよね? この方が新郎ってことはないでしょうけど、いつかそういうの狙ってたりするんですか?」
やるなら撮りますよ? ふふっと笑ってあげると、その姿を想像したのか彼女はぼふんと顔を赤くした。
ウェディングドレス姿もきっと似合うと思う。まあセクシャリティ的にどうしたいのかとかは聞いたことはないのだけれど、タキシードよりもドレス姿の方がこの人は似合うのだ。
「おおぉっ。ルイちゃんに結婚式とってもらえるんは、ええなぁ。うちの結婚式も是非よろしく頼みたいところやわ」
「ひさぎの場合はもしかしたら数十年後とかになるかもしれないじゃない」
「数十年はさすがに言い過ぎやっ。せめて十数年って言って欲しい」
十数年となると三十代で結婚するつもりなのだろうか。最近は晩婚化の時代と言われているし、十分そうなる可能性はあるだろう。むしろ二十歳前後くらいで結婚を意識できる人の方が少ないような気がする。むしろルイだって、そりゃウェディングドレスの綺麗さには引きつけられたけど、結婚よりは今はカメラをいじっていたい。
そこでふと千紗さんがあれ? と考え込む仕草をする。
「ルイちゃんは……ああ、ごめん。忘れて」
十数年後ここにいるの? ということを聞きたかったのかもしれない。けれども二十代中盤のはるかさんが今目の前でこんな感じなのだし、あと八年くらいならば最低保障な気がする。これで別に身体に何もしていないわけでもないし、男子として成長する厄介な部分とは戦って来ているのだ。二十歳を過ぎたら一気に男性化とか怖いことはない、と思いたい。
ちなみに今年の春に一大決心をして口周りのレーザー脱毛なんてものも経験済みである。もちろん他の毛深い系男子よりはましではあるけれど、泊まりなどがあるとどきどきするし、出かける前は毛抜きで一本ずつ抜くという時間と手間がかかっていたので、やってしまえということになったのだ。夏場は避けるべしということだったので春に三ヶ月くらいかけて、今ではほぼ終了だ。とある密集型の人は二年かかったとかいう人もいるので、元から薄くて良かったとは思う。平均的には十回くらいはレーザーを当てるのだそうだ。
「いいえ、忘れませんとも。千紗さんが神前がいいか洋風がいいか気にしてるということはっ」
少しだけ千紗さんが申し訳なさそうな顔をしていたので、話題をがらっと変えてみる。
この前撮ってきたのは教会でのものだったけれど、和服というのもありだろうと思う。
「神前……神社も趣があってええなぁ」
「なんとも言えない空気感ですよね。教会もたしかに圧倒されるものがありますけど」
是非とも撮ってみたいですと言うと、ひさぎさんにわしりと手を掴まれてしまった。
「むしろルイちゃんが白無垢の姿を見てみたいんや」
「あー、確かにルイちゃんどっちも似合うだろうけど、白無垢は特に似合いそうね。ほっそりしてるし」
「む、胸がないとかそういう所ですかっ。確かにウェディングはある程度胸があったほうが似合いますけど……」
胸元を見ながら、くすんと嘆いてみせる。いちおうパットはいれていてBのラインはでているのだけど、見る人が見ればパットだとわかる、こともあるかもしれない。
「別にいいやないの。お胸が大きいと和装するときはお腹にタオル何枚もつけなきゃいけないんやし、すとんと着こなせた方が可愛いにきまってるんな」
「和装……かぁ。似合うか似合わないかでいえば、似合うんですけどね。でもドレスも捨てがたい……」
素でそんなことを言っていたら、うわぁと千紗さんが目を丸めている。頭の中でどうにも修学旅行のときのあの格好とのギャップで苦しんでいるのだろう。メイド服なんかもばっちり着こなしたのだから、そこらへんはもうファッションとしての意見ということでスルーしていただきたい。
「あれ? そういうの着たことあるって、ちょっと意外」
はるかさんが和装なんてしたことあるの? とちょっと興味深げに食いついてきた。
普通、和装をするなんていうのは旧家のお嬢さんだったりでないとなかなかないものだ。お正月振り袖を着るにしてもそうとうの手間と労力がかかる。浴衣なら気楽に着れるけれど、それなら和装ではなく浴衣と限定的に言うのが一般的だ。
「あ、はい。去年のお正月にちょっと和装関係の人と知り合いましてね。その縁で着せてもらったことがあって。今年はエレナに是非とも一緒に初詣いこうよ! なんて誘われてたりもするのであっちで着せてもらう感じかも」
「なななっ。エレナたん振り袖で初詣……くぁ、写真を、ぜひ写真をプリーズなのです」
ぎらっと女子二人の視線がこちらに向いた。千紗さんはともかくとしてひさぎさんまでかなりのエレナ好きらしい。
「たぶん撮らせてくれるだろうし、オッケーです」
でも、といいつつ人差し指を口のあたりにあてる。
「エレナのことは内緒ですよ?」
他のことは喋りませんというと、そうやろうなぁとひさぎさんからわかってましたというようなため息が漏れた。
エレナの日常を知っているのは業界でもそう多くはないし、守らなければならない秘密なのである。
「だったら、今日はルイちゃんの恋バナだけでも聞いて帰らんと」
もったいない、とひさぎさんはマグロの切り身をいただきながら楽しそうにしている。
ほんともう、どうして女子ってこう恋バナ大好きなんだろうか。
結婚式とかのテーマがでるとどうしてもそちらの方に話がいってしまう。
「うぅ。そうはいっても写真続けててオッケーって人そうはいないんですよ? みんな普通のデートをご所望みたいで……」
「あらら。まあ高校生だと最初はどきどきしながらおすすめのデートコースなんていうのになるか」
「それなら絶景ポイントを押さえた雑誌とか、写真歩きの本とかそこらへんを参考にしてデートプランを作っていただきたい」
まったくもう、と言ってやると、千紗さんからまた困惑の視線がくる。
どう扱って良いかわからないとでも言いたげだ。
「そう言っちゃうくらいには、ルイちゃんはもてもてなのね。うらやましい」
「そりゃまあ……その。告白されたりとかはありますからねぇ。ああ、男子にですよ? 別に非実在青年とかではないですよ?」
「って、そこでどうして架空人物ネタになるのかわからんけど、その男はんずいぶんがんばりはったんやなぁ。ルイちゃんみたいな子と付き合おうだなんて、うちには恐れ多くてそんなことできへんや」
ひさぎさんがじぃとこちらの顔を見つつ、うぅまぶしいとよくわからないネタを披露してくださった。
その脇で千紗さんは、やれやれと肩をすくめている。いったいどういう意味なんだろうか。
「今は、恋愛よりもっと写真を撮っていたいので」
次のイベントでお会いするときも是非撮らせてくださいね? とほほえみかけてあげると、天使やーとひさぎさんはぽふんと隣の千紗さんに寄りかかるのだった。
女子会終了です。居酒屋で顔を覚えられてる未成年ってある意味あぶないかと思います。そしてウェディング談義ー。二十歳くらいだと逆に結婚にいろいろ希望だけを言えるのは強みかと思います。それが二十代後半くらいになってくると段々現実的なあれやそれやが……ね。(遠い目)
はるかさんはそれに輪をかけて大変そうですが、温かく見守っていただきたいところです。今後いろいろなイベントを考えています。
さて。次回はコンビニ話をはさみつつ、そのあとはちょっと遅めのルイさん誕生日会です。受験生ですから参加者はエレナだけです。




