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君にはここで…

 馬車に揺られ続けて10時間ほど経ったかな?あまりにも馬車が揺れるから満足に寝ることもできずに、ずっと景色を眺めていた。


 最初の5~6時間は町の中を走っていた、見ていて思ったがかなり不景気そうだ。いや、貧富の差が激しいのか?


 奴隷を連れて歩いている豪華な衣装を身にまとった肥満体系の男や従僕に大量の荷物を持たせている豪華なドレスを着た女性がいると思いきや、物乞いや見るからにガラの悪そうな集団など、とてもじゃないが治安がいいとは言えない。


 7時間も経つと町というか村(?)のようなものが見えてきた。ここでは住民の身にまとっているものは大体ボロボロで、住居なんて地震が起きれば全壊してしまいそうなものだ


「すみません、失礼を承知でお聞きしますけど、この王国は大丈夫なんですか?」


 兵士に尋ねてみた


「本当に失礼な奴だなお前、まあ大丈夫ではないだろうな。こんなに貧富の差が開いてしまって、犯罪なんて日常茶飯事、だが、勇者たちが魔王を討伐出来たらこの国には莫大な金が入り、この国は今よりも良くなるはずだ」


「そうですか、勇者たちには頑張ってもらいたいですね。僕には関係ない事ですが」


 兵士は何も言わなかった。


 そして今に至る、周りは木で囲まれている。森の中に居るのだ。


 日も暮れかけている、辺りからは聞いたことのない動物の鳴き声(?)が聞こえてきて気味が悪い。


「兵士さんメタナ村までは後どれくらいで着くんですか?」


 兵士は答えない


「あの!そろそろ日が暮れて視界が悪くなってますけど馬車を動かしても大丈夫なんですか?」


 兵士は馬車を止めた、ここで野営でもするのかな?すると兵士は口を開いた


「君にはここで死んでもらう」



読んでいただきありがとうございました。今回はかなり短めになりましたがいかがでしたか?

何か改善点があれば教えて頂けると助かります。

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