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着ぐるみヒーローに一目惚れ?ピンチを救ってくれたのは、クマさんでした。

作者:

興味を持って下さってありがとうございます。少しでも読んで下さった方の心に残れば嬉しいです。


昼間から空に花火が上がり、目を引くバルーンが浮かぶ真下。


そこには文化祭が行われている高等学校があり、賑やかな声が響いている。


辺りを見回せば、在校生達が一生懸命に作ったのであろうポスターや看板が所狭ところせましと並んでいる。


久し振りに会った小学校の頃の友人に誘われ、他校の文化祭へとやって来た彩葉あやはは、初めての文化祭に心を踊らせていた。


「良いなぁ、文化祭。青春!って感じ」


「彩葉の学校は文化祭ないんだっけ?」


隣を歩く友人の言葉に頷くと、彩葉はつまらなそうに空を見上げる。


「体育祭はあるんだけどね」


「あぁー、文化祭のが良いよね。体動かすのダルいし」


全くだ、と彩葉は思う。

何しろ運動は苦手で、クラスでチームを作る際、必ず自分が余るのだ。


何度(みじ)めな思いをしたか分からない。


そんな事を考えていると、友人が彩葉の顔を覗き込む。


「どした?」


「ん?別に?」


暗い顔をしていたのだろうか。

彩葉は心配そうに眉を寄せている友人に笑顔で首を振る。


「なら良いけどさ。…あ、そろそろ休憩時間終わりだ」


校内に鳴り響くチャイムの音に、友人は残念そうに腕時計で時間を確認している。


「あたしは店番の交代に行かなきゃだけど、彩葉はもう少し楽しんで行きなよね」


「え?良いよ、一人でいたって…」


「何言ってんの!?うちの学校ってカッコイイ男子多いんだよ?」


「は…はぁ?」


脈絡のない友人の言葉に思わず語尾を上げると、友人はニヤニヤ笑いながら顔を寄せてくる。


「チャンスだよ!出会いがあるかもじゃん!綾葉って彼氏いないんでしょ?」


「ま…まさか!いる訳ないよ、私…男子となんか恥ずかしくて話せない…」


男子と話そうものなら、顔が真っ赤になってしまい、会話どころではなくなってしまう。


「あんた…その引っ込み思案な性格を何とかしないと、ホンットにで彼氏出来ないよ」


「でも…あの…」


「よし!今日は彩葉に任務を与える!」


「は…?」


「彼氏とは言わない。今日中に男友達を作る事!」


「む…無理無理無理!」


「無理じゃないッ!出来なかったら、昔のあんたの恥ずかしい話をバラす」


「えぇっ…!?」


「じゃ、あたしは店番戻るけど、一緒に帰ろうね。その時に作った男友達を紹介してね!」


そう言った友人の後ろ姿は、すぐに人混みに紛れて見えなくなる。


「…うっそ、本気なの…?」


過去の恥ずかしい話を暴露されるのは困る。


だが男子と会話などした事がない彩葉にとって、男友達を作るのは勉強より難しい。


クラスの男子に一言話し掛けられるだけで真っ赤になり、心臓がバクバクしてしまう程に異性が苦手なのだ。


「どうしよう…」


小さくそう呟くと、彩葉は既に姿の見えなくなった友人に向かって溜め息を吐いた。










男友達を作る事さえ考えなければ、初めての文化祭は思いのほか楽しく、彩葉は興味津々にあちらこちらと見て回った後、喫茶店に入った。


洒落しゃれた喫茶店をした教室内は、そこそこ客も入っている様だ。


渡された烏龍茶は、市販のペットボトルの物を紙コップに注いだだけだが、意外にくつろげる。


空いた席に腰掛けると、彩葉はあおる様に烏龍茶を一気に飲み干した。


「…ッふー…」


空になった紙コップをテーブルに置くと、ぼんやりと店内を見渡す。


一通りは見て回っただろうか。


一方的にとは言え、友人が終わるまで待つ約束をした以上、何処かで時間を潰す必要がある。


来た時に渡された文化祭のパンフレットを眺めながら、次はどうしようかと悩んでいると、ピンポン…と校内放送を知らせるチャイムが響いた。


【文化祭へお越しの皆様…】


周りが賑やかなせいではっきりとは聞き取れないが、かろうじて聞こえた内容をパンフレットで確認すると、体育館でジャンケン大会が行われるらしい。


(…ジャンケン大会…)


勝ち進めば景品も出るとうたっており、彩葉は行ってみる事にした。


体育館まで行くと、意外と人が集まっている。

辺りを見回すと、スタッフらしき着ぐるみ姿もちらほらと見える。


(そういえばジャンケンスタッフは着ぐるみとか…)


つまり、あの着ぐるみ姿のスタッフに勝てば良いのだろう。


いかにも学生が考えそうな、のんびりとした趣向しゅこうだ。


そんな事を考えていると、舞台上に着ぐるみスタッフが集まり、ジャンケン大会が始まる。


もともと勝つ自信があった訳ではないが、早々に敗北をきっした彩葉は、人混みから逃げる様に体育館を後にした。


人混みに酔いでもしたのか外へ出ると、気持ちが良い。

近くのベンチに腰掛け、ぼんやりと辺りを見回す。


「…?」


特に意識した訳ではない。

だが、気になる光景が視界に映り込んだ。


「子供…?」


校庭を取り囲む様に植えられた木々の上。

そこに子供の姿が見える。


「…危ない…!」


登ってみたは良いが、怖くて降りられなくなっているのか、子供は泣き出している。


駆け付けると、数人の学生や大人達がおろおろと見守っているだけで、助けようとする者はいない様だ。


(信じられない…これだけ揃ってて…)


情けない男達に任せていては、子供はいつまで経っても降りられないだろう。


彩葉は意を決すると、木に手を掛けた。


子供が登れるくらいだ。いくら運動神経が無くても、登るのは簡単だろう。


恥を捨て、必死の思いで子供が座り込んでいるえだまでよじ登ると、彩葉は子供に手を伸ばした。


「君…掴ま…?…ッ?!」


ここまで来るのに体力を使い果たしてしまったのか。


子供に手を出す為、自分の体重を片手で支えていたが、急に力が入らなくなる。


(落ちる…)


ちゅうに浮いた様な感覚が起こり、彩葉が覚悟して目を閉じた瞬間。


何かに身体が支えられ、えだの上まで引き戻される。


「!?」


恐る恐る目を開けると、そこには…。


「くッ…くま!?」


見間違えるはずもない。

ついさっきジャンケン大会で見掛けたくまがいる。


「お前、女のくせにずいぶん無茶すんなぁ」


「…っ?」


からかう様に笑うくまに、一瞬恥ずかしさで声が出そうになるが、状況を思い出して黙り込む。


「だって誰も…助けようとしないから…」


「……」


着ぐるみのせいで顔は見えないが、くまの中から申し訳なさそうな雰囲気は伝わって来る。


「…先に子供を助けるから、動かずに待ってろな」


そう言うと、くまは着ぐるみを着ているとは思えない身軽さで、子供をかついで木を降りて行く。


子供が無事に大地に降りると、集まっていた野次馬やじうま達は興味を無くした様に姿を消して行った。


そのまま消えてしまうかと思っていたくまは、言った通り彩葉を助ける為、再び木を登って来る。


「…っと、大丈夫か?」


コクンと頷き、恥ずかしいのを我慢してしがみ付くと、くまは相変わらずスルスルと木を降りて行く。


「ありがとう…」


放置されたらどうしようと思っていた彩葉が素直に感謝の気持ちを口にすると、くまはポンポンと彩葉の頭を叩く。


「一人で来てんのか?」


「え…あ、いいえ友達と…ただ、この学校の子なんで…」


答えながら、相手が異性だという事を思い出し、彩葉はくまの顔を見つめる。


(何だろ、男の子なのに意識せずに話せる…。外見がくまだからかな)


いつもなら、異性とこうして二人で話せるなど有り得ない。

それなのに、今は緊張どころか顔も熱くなっていない様だ。


そんな事を考えていると、くまは何かを思い付いた様に手を叩いた。


「そっかそっか、じゃあちょうど良いや」


「…え?何がですか?」


話を聞いていなかった彩葉が慌てて聞き返すと、くまは彩葉の手を掴む。


「オレ今から休憩なんだ、案内してやるよ。一人でいても暇だろ?」


「えぇ!?いや別に…」


「ま、そう言うなって。オレが暇なんだよな、ほらほら!」


友人の時も同じだが、はっきりと意思を伝える事が出来ない彩葉は、結局また断る事が出来ず、誘われるまま、くまと一緒に文化祭を回る事になった。











休憩時間中、一緒に文化祭を見て回る事になったくまは倉田勇気くらたゆうきと名乗った。


ほんの少しの時間しか一緒に過ごしていない相手だが、彩葉は次第に惹かれて行くのが分かる。


ずっと着ぐるみは被ったままで、どんな姿をしているのかは分からないが、優しくて明るい勇気は、彩葉を飽きさせなかった。


(こんなに男子と打ち解けられるなんて…、やっぱり着ぐるみパワーかしら)


正直着ぐるみを被った状態で出会っていなければ、ここまで打ち解けられなかったはずだ。


そう考えると、勝手に運命の出会いではないかと思ってしまう。


もっとずっと一緒に遊んでいたいが、楽しい時間というのは過ぎるのが早いものである。


気が付くと、休憩時間は残り少なくなっていた様で、勇気は足を止めてスマホを開いた。


「そろそろ休憩終わりだな」


「もう?」


「めんどくせーけど戻んねーと、次の奴らが休憩行けねぇし」


「…そっか」


まだ一緒にいたいと言いたいが、それを言える性格なら、そもそも苦労はしない。


寂しそうに小さく返事をし、彩葉は無理矢理に笑顔を作った。


「今日は案内してくれてありがとう」


「はははッ。こっちこそ、無理に付き合わせてごめんな」


「そんな事ないよ、楽しかった」


「まだ文化祭は終わらねぇし、もう少しいるんだろ?楽しんで行ってくれよ。じゃあな」


これで最後なら顔が見てみたいが、顔を見てしまったら、さっきの様に話せなくなってしまうかも知れない。


彩葉は手を振りながら去っていくくまの着ぐるみの後ろ姿を見つめながら、小さく溜め息を吐いた。










「ええッ!?連絡先とか交換しなかったの?」


「うん…」


数時間後。

友人と待ち合わせた彩葉は、友達にはなれなかったが、一緒に過ごした少年の話を話題に出した。


約束通り紹介出来なかった事で友人は一瞬顔をしかめた後、あきれた様に眉をひそめる。


「だって、惚れた…んでしょ?一目惚れ?」


「え?うん…、まぁ…その…」


「どんな奴なの?」


「…顔、知らないし」


「はぁ?だって、ずっと一緒にいたんでしょ?」


「でも…、着ぐるみ着てたし…」


「…着ぐるみ?」


何か思う所があったのか。

友人は着ぐるみと聞いた途端とたん、顔色を変える。


「…?うん」


不審に思いながらも頷くと、友人は真面目な顔で彩葉を振り返った。


「名前は?聞いた?」


「うん、倉田…勇気くん」


素直に答えると、友人は何度も無言で頷いている。


「…顔見た事ないのに好きになったの?すっごい不細工かもだよ?」


「良いの、外見なんか関係ないもん」


「うっそだぁ~…」


「嘘じゃないよ、私は中身に惚れたのッ!倉田くんがどんな外見でも気持ちは変わらないよ」


「デブでも?」


「デブでも」


「ブッサイクでも?」


「もちろん」


「……」


「どしたの…?さっきから…」


着ぐるみと聞いた後から、何かを隠している様な気がする。


今度は何を企んでいるのかと不安になった彩葉が顔を覗き込むと、友人は急に立ち止まった。


「…わかった。彩葉がそこまで言うなら、私協力するッ!倉田ってさ、実は私と同じクラスなんだ」


「……え、…えぇッ!?」


普通に考えれば、同じ学校の生徒である友人が勇気を知っている事も頷けるが、クラスメートとはさすがに予想外だ。


「呼んできてあげる」


「まッ…!まさか!やめてよ!!」


まだ心の決まっていなかった彩葉は、両手を振ってこばむが、友人は首を横に振る。


「これがラストチャンスかも知れないんだよ?学校違うんだから」


「……」


そうだとしても、さすがに友人に間に入られるのは気が引ける。


もしかしたら、私の所に来る前に勝手に気持ちを伝えてしまうかも知れない。


もし気持ちを知られたら、恥ずかしくて二度と会えない。


「告白しちゃいなよ」


「む…無理だよ…倉田くんから告白してくれたら嬉しいけど…」


「あんたバカぁ?好きなのは彩葉でしょ?なんでアイツが告白すんのよ、告白すんのはあんたでしょ?」


全くもってその通りである。

好きなのは自分であり、勇気が自分を好いている保証など何処にもない。


(でも好きな男の子から告白されるって、女の子の夢だよね)


実際はそんな事は起きない事は分かっているが、あまりに優しかったせいか、期待してしまう。


「どうすんの?このまま会わずにサヨナラすんの?」


(このまま…会わずに…?)


一瞬迷った様に黙り込んだ彩葉は、小さく頷くと友人を振り返った。


「わかった、会う。私…告白するよ!」










意気込んでみたは良いものの、いざとなると緊張してしまい、勇気を呼びに友人が姿を消した後、彩葉は落ち着かない様に待ち合わせ場所を歩き回っていた。


(どうしよう…やっぱやめれば良かった…)


よくよく考えれば、友人にのせられた気がする。

だが今さら後悔しても仕方ない。


彩葉は勇気が来る前に、何とか気持ちを落ち着けようと深呼吸する。


何度か深呼吸を繰り返しても胸の鼓動は早くなるばかりで、彩葉は祈る様に両手を組むと、強く目を閉じた。


(倉田くん…)


そう、心の中で名前を呼んだ時だった。

背後からジャリッと土を踏む音が聞こえる。


ショックで止まってしまうのではないかと言うくらいに心臓が跳ね上がり、彩葉は生唾を飲み込んだ。


「えーと…、彩葉…?」


聞き覚えのある声が名前を呼ぶ。


恐る恐る振り返ると、スラリと背の高い、活発かっぱつそうな少年が立っていた。


「倉田…くん?」


「よッ」


そう言って片手を上げて笑う顔は想像通りで、彩葉は安堵した様に息を吐いた。


「…はーッ、良かった…」


「…何が?」


「どんな姿なのかな?って…ずっと考えてたの」


「へぇー、どうだった?」


「想像通り」


「ははッ、そっか」


照れた様に人懐っこい顔で笑うと、勇気は彩葉に歩み寄って来る。


「オレに話があるんだって?聞いた時は驚いた、あいつの友達なんだな。世間って狭いよなー」


「あ…うん」


「それで?」


ニコニコ笑って話の先を促すが、彩葉は緊張のせいか言葉が出ない。


かろうじて答えたのは、改めてお礼が言いたかったと言う、苦しい言い訳だった。


だが勇気は特に不審に思った様子もなく、あっけらかんと笑って見せる。


「何だよ、律儀な奴だな。気にすんなって」


「……」


勇気の様子を見る限り、告白されるなど夢にも思っていないようだ。


彩葉は二の句が告げなくなり、うつむいたまま黙り込んでしまう。

そんな中、口火を切ったのは勇気だった。


「そういや野球好きなんだって?」


「え?」


脈絡のない台詞に、思わずきょとんとした顔をしてしまう。

確かに野球は嫌いではないが、好きと言える程ではない。

それに、そんな話をした覚えもない。


不思議そうな顔をしている事に気付いたのか、勇気は困った様に頭を掻いた。


「あれ?奴が言ってたんだけどな…」


「あ、ううん。好きだよ?でも…どうして?」


友人が言ったのだと分かり慌てて話を合わせると、勇気は安心した様に笑う。


「いや、オレも好きなんだ野球。プレイするのも観戦もな」


「そうなんだ!」


内心話のネタを用意してくれていた友人に感謝しながら、返事をする。


「オレさ、毎週日曜の昼頃に公園で近日のガキ共と草野球やってんだ。良かったら見に来いよ」


「い…良いの!?」


「あぁ、もちろん」


「じゃ…じゃあ、私お弁当作って行く!」


「おッ、マジで?あいつら喜ぶぜ」


お弁当なんて作った事すらないが、こんなに喜んでくれるなら、早起きして苦労するのも悪くない。


意気揚々(いきようよう)と答えると、彩葉は嬉しそうに手を叩いた。


「よっぽど好きなんだな」


「え?いや、あの…」


あまりにも嬉しくて、少しテンションが上がってしまった様だ。


恥ずかしさに顔を赤らめて俯くと、勇気は彩葉に背中を向けた。


「こんな所で立ち話も何だよな、もう暗くなるし…帰ろうぜ。駅まで送る」


(駅までデートだ…!)


歩き始めた勇気の数歩後ろを付いて行くと、勇気は歩調ほちょうを弱める。


(…やっぱり優しい…)


絶対に他の人だったら、こんな風に話せない。


勇気と話していて楽しかったのも緊張しなかったのも、顔が見えなかったからじゃない。


(話せたのは…倉田くん自身の人柄だ)


改めて勇気への恋心を確信した彩葉は、足早に勇気に近付くと、口を開いた。


「…ねぇ、くまさん。連絡先交換しない?」


生まれて初めてだ、こんなに勇気をだしたのは。

だがその言葉は、綾葉の口から自然と出てきていた。

最後まで読んで下さってありがとうございました。

作品を気に入って頂けましたら、ブクマや広告の下にある感想やなど頂けましたら次回への励みになります。

今まで書いた短編を一つにまとめた、連載版[僕らは何度も恋をする。】(※加筆修正有)もどうぞ宜しくお願いします。

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