主要な人物紹介
※プロローグが終わったし、ここから読む人もいるかと思って一旦人物紹介
『トリスメギストス家』
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ペトロ・トリスメギストス
本作の主人公。
異世界転生者で、ヨハンとシモンの父親。
騎士の息子で、旧姓はマーダー。
ある事がきっかけでマリルボーン侯爵家の推薦を得て、勇者一行に加わっていた事もある。
しかし、実力不足の烙印を押され、知識も異端と言われて居場所を無くし、最後は戦力外通告を言い渡される。
元々黒髪黒目だったが、ある事件で異世界転生者と戦う事になり、魔王達の目や手足を移植した結果、白髪で金の目になる。左目は猫の様に瞳孔が縦長になっている。
前世ではあまり努力をしてこなかったので、転生後はとにかく努力をしようと心がけて生きてきた。
しかし、何の才能もなかったため、中々報われず、その経験が彼の心の卑屈さを形成している。
息子と娘を愛しており、二人の為なら命すら惜しくないと思う反面、子供達の類まれな才能に嫉妬に似た感情を抱いてしまう事もある。
戦闘では左手に杖、右手に剣を使用し、様々な攻防に長けたオールラウンダー。
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ヨハン・トリスメギストス
本作の陰の主人公の一人。
頭がよく、行動する前に考えるタイプ。金髪碧眼で、色は青が好き。
辛い物が苦手で、甘い物好き。
父であるペトロの事を崇拝に近いくらいに尊敬しており、思考の中核はペトロならどうするか、と考える事が多い。
眉目秀麗で、実は戦闘能力でもペトロを上回っているのだが、本人は気付いていない。
戦闘では剣と盾を装備し、特に盾の扱いが上手い。むしろ剣で切るより盾で殴る方が多いくらいである。
得意魔法は雷。
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シモン・トリスメギストス
ヨハンの双子の妹。
頭が良いが、行動してから考えるタイプ。金髪碧眼で、色は赤が好き。
甘い物が好き。
ヨハンと同じく父であるペトロの事を崇拝に近いくらいに尊敬しているが、父のようになりたいというよりも、並んで立ちたいという想いが強い。
だからこそ、父とは異なる考え方をしたいと思う事が多い。
作り物のようだ、と称される事が多いくらいに美しい顔立ちをしており、戦闘能力はヨハンを凌ぐ。
戦闘では長剣と格闘を行うが、殆どの武器は達人クラスに使えてしまう。
得意魔法は火。
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リリィ
本作の陰の主人公の一人。
元々はメリア・ランスロットという人物。
ある事件によって命を落としたメリア・ランスロットの人骨が、ペトロの手によってスケルトンの素体として使用された。
普通はそこに意思は宿らないものだが、偶然の産物か、転生に近い結果をもたらす。
ただ、不完全であり、記憶は消失してしまっている。
その後、ペトロの手によって2度目の死を迎えた彼女だが、バフォメットによって転生の魔法を受ける。
転生の際に膨大な魔力と白髪を得た。
彼女はペトロを慕っており、ペトロ以外は何もいらないと考えている。
また、彼女は人の名前を覚える事ができないようだが、彼女にとってペトロ以外はどうでもいいため、名前を覚える必要もなく、現在は困っていない。
白銀の全身鎧を着こみ、中に光を通さない特殊なヘルムを被っている。
また、スライム状の魔法生物を飼っており、その力で一時的に人間の顔へと擬態する事が出来る。
驚くほど不器用。
戦闘スタイルは格闘。
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『ヨハンの旅のメンバー』
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ベズィー・シモンズ
狩人の娘。
天才的な射撃センスと、弓を構えながら左手で鉈を持つ戦闘スタイルで常人に真似できない戦い方をする。
ペトロの指導により、蹴り技を多数学び、さらに磨きをかけた。
家庭環境に何かがあり、時折常軌を逸した面を見せる事もあるが、本人はそのことについては語りたがらない。
誰も見た事がない魔獣を狩りたいという夢がある。
戦闘スタイルは弓と鉈と格闘(蹴りメイン)
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コギル・バーナード
村人の一人。
父親は貴族だが、コギルを子として認知しなかったという過去がある。
大好きだった母に先立たれ、父への復讐心が彼の心に渦巻いている。
ただ、母親の意向もあり、直接的な復讐ではなく、見返してやるという健全な復讐心程度に収まっている。
ヨハンを尊敬しており、ペトロを師と仰ぐ。
残念ながら戦闘のセンスはあまりないが、保有する魔力量は多い為、戦いにおいても足を引っ張る事はない。
また、知識、考え方、その他サポートの面でペトロから徹底的に教育されており、名実ともにペトロの一番弟子と言える。
戦闘はラージシールドを主体に守りを重視し、攻撃は斧を使う。
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ポルル・ハルビャルナルソン
アブセンス村の村長の息子。
母がエルフであるため、精霊魔法を使用できる。
気が弱く、遠慮するタイプでもあるため、メンバーの中で発言の頻度は低い。
ただ、精霊魔法は種族的なものなので、才能だけでは得られない稀有な能力、かつポルル自身もその扱いに長けているという特別な存在である。
精霊という存在について解明したいという夢がある。
戦闘は精霊魔法を使う。火、水、風、土の魔法が得意。
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トーアーサ・ウェイク
常に半眼の村娘。
瞼が重い事はコンプレックスでもあったが、ペトロに化粧をされて、少しだけ自分の目を好きになりつつある。
両親は料理の技能を持った冒険者で、現在行方不明。
また、トーアーサも卓越した料理のセンスがある。
旅を通じて両親を探したいと考えている。
戦闘スタイルは格闘とナイフ。
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『オーティウム村』
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ギヨーム・ダルクール
オーティウム村長。
ギヨームの一族の元は貴族。ただし、色々あって貴族の座を追われて家の名を捨て、「ダルクール」と性を変えた。
ギヨームは村の村長でしかないのだが、幼い頃から貴族のような教育を厳しく施され、15歳で成人するや否や若くして村長に就任させられた。
それがダルクール家の方針なのだが、その結果。
横柄だが愛嬌があり、見栄っ張りだがすぐに弱さを認めて謝るなど、歪な人格形成に至る。
友達はいない。
戦闘スタイルは剣術
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チェルシー・マーダー
オーティウムの薬農家。
家名を「マーダー」と名乗っているが、偽名。
ギヨーム村長の推察では貴族ではないかという噂。
言葉遣いは丁寧語で、容姿も佇まいも仕草も洗練されていて綺麗な女性である。
だが、猪突猛進な所もあり、なにかにつけて暴力で解決しようとするところもある。残念な人なのかもしれない。
ペトロとはただならぬ因縁がありそうだが、そのことが噂にならない程度に節度を持って接していると見せかけて、たまに匂わせ行為をしている節がある。
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『アブセンス村』
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ケティル・ハルビャルナルソン
アブセンスの村長。ピュズリの旦那。
元勇者一行の狩人。
ペトロがクビになった事を受け、程なくして勇者一行を自主的に抜ける。
勇者一行時代は、道中の食料現地調達役、野営等で活躍していた。
特に森の歩き方などに詳しく、そういった場所を行軍する際には重宝されてた。
戦闘面では補佐に留まる。
ピュズリの尻に敷かれている。
戦闘スタイルは弓と格闘。
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ピュズリ・ハルビャルナルソン
アブセンスの村長婦人。ケティルの嫁。そしてエルフ。
元勇者一行の精霊魔法使い。
年齢の割に若い姿(高校生くらい)だが、それはエルフの特性である。
エルフの老いが人間と少し違うだけで、エルフは70歳くらいからだんだん皺が多くなり、それは人間の皺というより樹木のそれで。
つまり最終的に木になる。木になった後は数百年生きるとされているが、そこに意思や思考など動物のそれはなく、本当に木。
乱暴な姉さん的な喋り方をする。
勇者一行時代は精霊魔法のスペシャリストとして、魔法攻撃の補佐の役割。
彼女の持ち味は、人間の使う魔法よりも魔力消費が少なく、長く戦える事にある。
だから瞬間的な戦闘能力にはさして期待されていなかった。
勇者一行時代からペトロの事を案じているが、素直に心配してるとは言えない正確。
ケティルを尻に敷いている。
戦闘スタイルは精霊魔法。特に氷が得意。




