第7話
長い間小説を止めてしまいました。
すみません。
指を骨折して携帯が打てなかったんです。
でもその間に話をかなり考えましたのでこれからはできるだけ早めに更新したいと思っています。
風牙がシュミレートを終えてシュミレーション室に戻って来てから一悶着あった。
教師陣はまさかバタフライナイフで合格するとは思っていなかったらしく風牙を無視して相談を始めた。
「東武、お前は納得したのか??」
話がまとまったらしく、斎藤が風牙に話しかける。
「納得??俺は元からいろんな事承知でナイフ選んだんっスけど。」
って事で風牙合格になった。
正史も晴樹も自分の希望通りに武器になったらしい。
早々に武器認証試験を合格した3人は特にする事がないので寮に帰った。
「それにしてもまさかバタフライナイフで受かるとはなぁ。」
誘っても来ない晴樹の部屋に押し掛けた正史が言う。
「いやぁ。やっぱり天才は違うんだよ。」
「天才と変態は紙一重だけどな…。」
「……それは俺が変態だって言いたいのか??」
すっかり天狗になっている風牙に晴樹は手厳しくコメントを出す。
「でもマジでナイフだけでやっていくつもりなのか??」
「違う武器使おうと思ったらまた試験受けなきゃなんねぇんだぞ??それに足りない攻撃力は体術でカバーするからさ。」
「ま、お前がそれでいいならいいけどな。」
大して危機感を感じていない風牙に晴樹はおろか正史までも武器については聞こうとしなくなった。
「ってか今日の料理担当者誰??」
「……俺だ。」
3人が部屋に帰って来てまずやった事は料理担当者を決める事だった。
晴樹が
「毎日料理をするのは嫌だ。交代制にでもしないとお前達の分は作らない。」
と言い張るので交代制にしたのだ。
記念すべき第一回目は晴樹が担当する事になった。
「おぉ。晴樹君でしたか。それはそれは。」
むろん風牙は分かっていて聞いたのだ。
本日3回目の同じ嫌味だった。
「もうやめとけって。そのネタは飽きた。」
正史にも止める気は全くない。
「だって嫌味って分かってて返事する晴樹がかわいいから。」
そう言った直後に風牙は晴樹の投げたテレビのチャンネルによって後ろに退け反った。
「痛ってぇ〜。何すん…!!」
言い終わらない内に第2打。
やっと懲りたのか風牙は大人しくなった。
「それより明日から何するんだろうな??」
風牙を全く無視して正史が会話を進める。
何気に一番冷たいのは正史かもしれない。
「明日から何週間かは殺し屋クラスと合同の戦闘力の授業だったはず。」
もちろん一番真面目な晴樹の言葉。
「ふ〜ん。まぁそんなもんか。」
正史が納得した所で風牙が口を挟んだ。
「それより早く晩飯の準備しろよ。料理担当者さん。」
晴樹は風牙を睨んで立ち上がった。
「そう言えばよ。正史の3段ロッドだっけ??殺傷能力で言えばナイフと変わんなくね??」
台所に向かう晴樹を尻目に風牙は話題を変える。
「正確には高圧電流付き3段ロッドって言うんだぜ??」
つまり正史の武器は、普通の3段ロッドに高圧電流が流れる様にしたものらしい。
中に高圧電流装置を入れる分耐久性は低くなるらしいが殺傷能力はかなり上昇する。
「なるほど。それは考えたなぁ。」
「普通はそんくらい考えて武器決めるんだよ。風牙が変なんだ。」
「いつの時代も天才は始め変態扱いされるからなぁ。まぁ後々俺の素晴らしさが認められる時が来るからそれまで我慢だな。」
「大抵の場合その本人が死んでから認められるぞ。」
風牙の独り言に正史は手厳しいコメントを出す。
「お前ら少しは手伝え。」
台所から晴樹が呼ぶ声がしたので機嫌を損ねて不味い料理を作られない様に2人は素直に台所へ向かった。