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スキル《家転移》で元傭兵の俺は静かに笑う。  作者: 山田 ソラ


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第93話 北への旅支度

 夜明けの海辺には淡い光が差し込み、静かな波が砂浜を優しく洗っていた。

 

 リオンは赤ん坊ミラを背中の簡易バッグに入れ、軽く朝食を済ませる。

 昨夜セーフハウスで用意した哺乳瓶、おむつ、おしゃぶりを改めて確認し、忘れ物がないか丁寧にチェックした。


 ミラは安心したようにすやすや眠っており、リオンはその小さな身体をそっと背に固定する。


 次に旅の装備を整えた。

 

 猟銃、弾薬、ボウガン、そして冒険者として欠かせない道具。

 何より赤ん坊を連れての移動だ。荷物は必要最小限にまとめ、いつでも素早く動けるようにしておく。


「よし……北へ向かうぞ。ルナの言っていた兄の手掛かりを探さないと」


 背伸びをして海風を胸いっぱいに吸い込むと、気持ちが引き締まる。

 

 穏やかな朝の光とは裏腹に、これから向かう北部の山岳地帯は険しい道のりになるだろう。

 だがリオンの胸には、不思議と不安よりも決意の方が強かった。


 背中のミラの温もりを感じながら、リオンはもう一度だけ波音に耳を預ける。


 ここから先は、未知の冒険と新たな出会いが待つ旅路だ。


 静かな海辺に別れを告げ、リオンは迷うことなく北へと歩き出した。

 波の音に背中を押されるように、リオンとミラの新たな旅が始まった。

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