表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スキル《家転移》で元傭兵の俺は静かに笑う。  作者: 山田 ソラ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

86/103

第85話 クレスモアへ

 バルディア王国の街テントを離れ、リオンは北へと足を進めていた。

 背中の荷物は軽い。

 だが、心の中は決意でずっしりと重かった。


 戦乱に飲み込まれつつある南や西を避け、次の目的地に選んだのはクレスモア王国。

 山岳と鉱山で栄える国だ。

 

 交易路は険しいが、戦争とは縁遠く、冒険者にとっても働き口が多いと聞いていた。


「……少しは落ち着けるといいんだけどな」


 広がる草原と岩山を眺めながら、リオンは呟く。

 道中、時折商隊や旅の冒険者とすれ違うが、皆どこか急いでいる様子だった。

 南の戦の噂が、じわじわと北へ広がっているのだろう。


 夕暮れ時、リオンは街道脇に小さな焚き火を起こした。

 保存食を口にしながら、空を見上げる。

 星々が瞬く夜空は、幻影機で再現したあの光景を思い出させた。


「……あの星の下なら、きっといい国だと信じたい」


 翌朝、荷物を背負い直したリオンは、再び歩みを進める。

 目的地はクレスモア王国の国境の街。

 山の麓に築かれた交易拠点だ。


 鼻歌を口ずさみながら、リオンは北の空へと向かった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ