表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スキル《家転移》で元傭兵の俺は静かに笑う。  作者: 山田 ソラ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

69/105

第68話 オークと大型魔獣

 街道を進む一行。

 鼻歌を口ずさみながら軽快に歩くリオンと、その後ろで緊張した面持ちで続く三人の護衛騎士。

 やがて、森の奥から重々しい足音と獣臭が漂ってきた。


「来るぞ!」

 

 騎士の一人が叫んだ瞬間、木々を薙ぎ倒すようにして巨体が現れる。

 灰色の皮膚に棍棒を握るオーク二体。

 さらに、馬ほどもある黒毛の大型魔獣。   

 ホーンベアが姿を現した。


「や、やべぇぞ……」


「鉄級の小僧に任せていい相手じゃない!」


 騎士たちが慌てて構えようとした時、リオンが前に出た。

「下がってろ。こいつら、ちょうどいい試し撃ちだ」


 銃口が閃き、轟音が森を震わせる。

 一発でオークの膝を砕き、もう一体の肩を吹き飛ばす。

 悲鳴を上げた巨躯がよろめいたところに、リオンは素早くボウガンを引き抜き、矢を放った。

 矢は正確に目を射抜き、オークは地に崩れ落ちる。

 残るホーンベアが突進してくる。

 リオンは軽く鼻歌を口にしながら回避、至近距離から銃弾を三連射。

 頭部を撃ち抜かれた巨獣は、地響きを立てて崩れ落ちた。

 静寂が戻る。

 騎士たちは呆然とその光景を見つめた。


「……俺たち、いらないんじゃないか」


「いや、そんなことはない。俺たちには役目がある」


 そう言うと、彼らは慣れた手つきで魔物の死骸に取りつき、討伐証明用の角や牙、爪を剥ぎ取っていく。


「リオン殿、討伐証明は俺たちがやっておきます。報酬に必要でしょう?」


「……おお、助かる」


 リオンは思わず笑みをこぼした。

 銃や弓で魔物を倒すのは得意でも、討伐証明を集める作業は慣れていなかったのだ。


「やっぱり人手って大事だな」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ