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スキル《家転移》で元傭兵の俺は静かに笑う。  作者: 山田 ソラ


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第60話 リベストでの冒険者登録と護衛

 リベストの街。

 商人や旅人で賑わう通りを抜けた先に、冒険者ギルドの建物がそびえていた。

 リオンは一人で行こうとしたがハロルドが心配して一緒に来てくれた。

 リオンは少し緊張しながら扉を押し開け、中に入る。


「名前をお願いします」

 

 受付の女性がにこやかに声をかける。


「リオンです。冒険者として登録をお願いします」

 

 リオンは落ち着いた声で告げ、必要な書類と登録費用の銀貨2枚を差し出す。

 受付の女性は手続きを進めながら説明する。


「冒険者にはランクがあります。鉄級、銅級、銀級、金級、そして白銀級。白銀級は国に一人いるかどうかの希少な存在です」

 

 リオンはうなずき、初めてのランクとして鉄級に登録された。

 手続きが終わると、受付はリオンに小さなカードを手渡した。


「これがあなたの冒険者証です。紛失した場合は再登録に銀貨20枚が必要です」

 

 ハロルドが声をかける。


「リオン、これで正式に冒険者だな。俺が護衛として雇うから、王都リヴェルンまで俺の馬車を安全に送ってくれ。報酬は俺がだす」


 リオンは驚きと喜びを混ぜた笑顔で頷く。


「ありがとう、ハロルドさん。貴方が一緒なら、安心して旅立てる」


 こうして、リオンはリベストの街から冒険者としての一歩を踏み出した。

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