表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スキル《家転移》で元傭兵の俺は静かに笑う。  作者: 山田 ソラ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

57/102

第56話 秘密と研究

 秘密の倉庫。

 セーフハウスに二人だけで足を踏み入れた。

 リオンは深呼吸し、ゼルファに向き直る。


「ゼルファ……実は、俺には秘密がある」

 

 ゼルファは興味津々でリオンを見つめる。


「俺のスキルは異世界の家を移動させられる。ここなら、誰にも邪魔されずに魔導学や発明ができる」

 

 リオンは静かに、しかし確信を持って語った。

 ゼルファの目は輝き、すぐにパソコンに興味を示す。


「これ、面白そう……! 使えるようになりたい」


 それから数カ月。

 ゼルファは独学で英語と日本語を習得し、パソコン操作もマスターした。

 設計図の作成、データ整理、魔導装置の解析も自在にこなせるようになる。

 二人は秘密の倉庫の中で、試作装置を次々と作りながら研究を進めた。

 光の投影、音の演出、魔石の応用、装置の改良。

 互いに意見を出し合い、試作を繰り返す日々だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ