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スキル《家転移》で元傭兵の俺は静かに笑う。  作者: 山田 ソラ


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第44話 高級幻影機の威力

 リベストの街、ハロルド商会。

 リオンは完成したばかりの高級幻影機を大事そうに抱え、商会の中央にある机へとそっと置いた。

 見た目はただの箱型装置。しかしその内部には、複雑に組み込まれた光源装置、回転板、そして音響機構が隠されている。


「見てください……」


 リオンが静かにスイッチを押すと、箱の中から柔らかな音が流れ出した。

 同時に、壁や天井に無数の光が弾けるように広がり、星の瞬きのようにゆらめく。

 やがて光は形を変え、猫や鳥、龍といった幻想的な姿を次々と映し出していく。

 まるで夜空がそのまま部屋の中に降りてきたかのようだった。


「……こ、これは……何だ……」


 普段は冷静沈着なゼルファが、思わず口を開けたまま固まる。

 その横で、ハロルドは声を震わせながら歓喜の叫びを上げた。


「こ、これは凄い……小僧、これなら街どころか王都でも売れるぞ! リヴェルンの王族や貴族が、これを見たら絶対に欲しがる!」


 ゼルファもようやく言葉を取り戻し、にやりと笑みを浮かべる。


「ふむ……小僧、これは確かに売れるな。光と音の融合、まさに芸術だ」


 リオンは満足そうに頷きながらも、表情は冷静だった。

 目の前の光景に感動する二人を横目に、彼の頭の中ではすでに次の展開。量産と新たな改良計画が動き始めていた。


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