閑話 世界を背負った人たちの反省会(※反省はしない)
特別編**第200話突破記念・登場人物座談会**
場所:王都ガルリオン・会議室
議題:「なぜこうなった」
「では始める」
司会席に立つガルヴァンが、深刻な顔で咳払いをした。
「本日は、物語が200話を超えた記念として、関係者による座談会を行う」
「待って、それ誰が決めたの?」
リオンが即座に突っ込む。
「宰相権限だ」
「強権すぎる!」
出席者
リオン(王・異世界転生者・だいたい全部の原因)
ガルヴァン(宰相・胃痛担当)
リゼ(リオンの妻?・精霊案件)
ラミ(狼族の子供・テンション担当)
ソラ(作者・しかし、病気)
精霊代表(光ってる)
「ではまず、200話を振り返ってどう思うか。王」
「え? 俺?」
リオンは顎に手を当てて考える。
「……最初は生き残るだけだったんだよ。気づいたら国があって、戦争してて、子供が生まれて、森が国家案件になってた」
「反省は?」
「してない(出来ない)」
「だよな」
ガルヴァンが即答した。
精霊代表、発言する
『たのしかったー!』
「発言を許可していない」
『でも王さま(ネタバレ)してた!』
「それは言うな!!」
ラミが爆笑する。
「うわー! 王様、(ネタバレ)シーン! 202話目玉イベント!」
「止めて!!」
ソラ、静かに一言
「リオン」
「な、なに?」
「リゼが生きててよかったな(泣)ゴホゴホ」
場が、一瞬静まる。
ガルヴァンは視線を逸らし、咳払いをした。
「……以上」
「いや、急に締めるな!」
リゼの総括
「でもね」
リゼは微笑む。
「この人、世界をどうにかしようとしてたわけじゃないのよ」
「え」
「目の前の人を、守ろうとしただけ」
ガルヴァンが低く頷く。
「結果として、国が出来ただけだ」
「その言い方、被害規模でかくない?」
最後に、宰相より
「結論を述べる」
ガルヴァンは真顔で言った。
「この物語が200話を超えた理由は一つ」
「一つ?」
「誰も、途中で逃げなかったからだ」
沈黙。
そして……。
ソラ「(マジでな)ゴホゴホ」
『わー!それっぽいー!』
『拍手ー!』
精霊たちが空中で拍手する。
「締まらん!!」
ソラ「それな!!ゴホゴホ」
おまけ
会議後、廊下にて。
「なあガルヴァン」
「なんだ」
「300話まで行ったら、またやる?」
「……やる」
「即答!?」
「その頃には、もっと地獄だからな」
二人は遠い目で、森の方向を見た。
ソラ「祝・200話突破。物語はまだ、普通に続きます。皆様に御礼を……ゴホゴホ」




