表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/231

第28話 完璧(?)な計画『忍び込むための準備』

ヴァルド(通称:金ぴか)の無茶な提案を受けたリク、影狼、ゴルムは、貴族の館への潜入計画を練ることになった。


「さあ、完璧な計画を立てようじゃないか!」


金色に輝く指を高々と掲げるヴァルド。その眩しさに思わずリクは目を細めた。


「完璧な計画なら、まずお前の鎧を脱ぐところから始めようか?」


リクの冷静なツッコミに、ヴァルドは真顔で答える。


「それは無理だ。私の魅力はこの輝きと共にある!」


影狼はため息混じりに尻尾をパタパタと振り、ゴルムは地面に影を作りながら再び鼻で笑う音を立てた。


計画会議の場:安っぽい居酒屋の片隅


リクは紙とペンを取り出し、真剣な顔でメモを取り始めた。


「いいか、潜入には3つのステップが必要だ。偽装、進入、奪取。」


ヴァルドは自信満々で付け加えた。


「完璧だ!私は貴族のふりをする。君たちは私の護衛とペットで……」


リク:「いや、誰もお前を貴族と思わないだろ、その金ピカ具合じゃ。」


影狼はふっと笑い、ゴルムは影で「NG」の文字を作り出した。


ヴァルドは微かに眉をひそめ、思案顔でうなった。


「では……逆に考えよう!私は超・成金の新興貴族という設定で行く!」


リク:「それ、ほぼ変わってないけどな!」


偽装準備


翌日、リクたちは市場で衣装を調達することにした。リクはシンプルな執事風の服を選び、影狼には立派な赤いリボンを装着。ゴルムには……影のマントを無理やり被せた。


問題はヴァルドだった。


「これを着ろ。」


リクが渡したのは、地味な灰色のローブ。しかしヴァルドは即座に拒否。


「こんな地味な布切れで私の輝きを隠せと?」


「いや、むしろその輝きを消さないとバレるんだよ!」


最終的に、金色の鎧の上から無理やりローブを着せ、奇妙な膨らみが目立つという最悪の偽装が完成。


「……逆に目立ってないか、これ?」


影狼とゴルムが再び鼻で笑う中、ヴァルドは満足げに鏡を見つめていた。


「完璧だ。」


「どこがだよ!」


潜入当日


貴族の館の前、リクたちは深呼吸をして心を落ち着けた。


「よし、行くぞ。作戦名は……『金ぴか封印作戦』だ!」


ヴァルドは得意げにポーズを取り、ローブの隙間からギラリと金色が覗いた。


リクは頭を抱えながら呟いた。


「……もう、どうにでもなれ。」


果たしてこのチームは無事に潜入できるのか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ