世界最高峰鍛治師
ナンカイのお店に向かう道中
(リュート)
「カイト、お土産のお酒はどうするんだ?あるなら味見するぞ!」
(アリス)
「なに⁉︎酒を持ってきたのか?よしよし、私も味見しよう」
(カイト)
「だー!ウルセェ!酒に関してなんでそんなに敏感なんだよ⁉︎お前らに渡したらお土産のお酒が全部なくなるわ‼︎」
(リン)
「カイト、そのナンカイさんはシロを見抜いたんでしょ⁉︎カー子達もバレるかなぁ?」
(カイト)
「おそらく、見抜くだろうな!だが、カー子達も本気で気配を消すだろう⁉︎面白い勝負になりそうだな!」
(ライ)
「ワレは天災雷龍と言われる世界の覇者たるドラゴンぞ!人如きに見破れるはずもなかろう」
カイト達は従獣達を従えナンカイのお店に入った。
従獣達は本気で気配を消し、アリス達もバレないように本気で演技した。
(ナンカイ)
「カイト、そやつらが仲間か?」
(カイト)
「あぁ、大切な仲間だ。話の前に、お土産のお酒だ。こっちがウイスキーで、こっちがテキーラだ。どっちも俺の自信作だ。」
(ナンカイ)
「おぉ、どれどれ」
カイトが渡したお酒ウイスキーをナンカイは封を開け、グラスに注いで飲み始めた。
(ナンカイ)
「おぉ、コレは効く!強い酒じゃな!香りが良いな!うんうん」
ナンカイはもう一つのお酒テキーラをグラスに注いでグイッと飲んだ。
(ナンカイ)
「コレもまた美味い!先程の物より強いな!よし、合格じゃ。全員の武器を出せ。」
カイト達は全員武器を取り出してナンカイに渡した。
(ナンカイ)
「ほぅ、凄いのう!武器が嬉しそうに輝いておる。なんじゃコレは⁉︎」
カイト達の武器を眺めていたナンカイはリンの武器を見て驚いた。
(ナンカイ)
「初めて見るな!どんな素材でできているのか想像もできん。しかも呪いに近い魔法がかかっておるな!ワシの魔剣に近い作り方か⁉︎まずいな、魔法を解除すると後戻りは出来ないし、気になるのう」
リンの武器を触っては眺め、武器を振り回しては眺めを繰り返している。
ナンカイはしばらく武器と話をしていると突然後ろに飛び跳ね、周りをキョロキョロ見回した。
(ナンカイ)
「なんじゃ!一瞬ものすごい強い気配を感じた。誰じゃ⁉︎」
(マグ)
「ごめん!真剣に武器と話してたから気になって気配消すの忘れた!」
(アリス)
「まぁ、勝負はマグの勝ちじゃないか?今まで気づかれなかったし。」
(カイト)
「だな!みんな姿を見せて良いよ」
本気で気配を消していた従獣達は小さいサイズだが姿を見せた。
(ナンカイ)
「お主らは何者じゃ⁉︎伝説級を一同に会するとは⁉︎しかもドラゴンだと⁉︎」
(カイト)
「コイツらも俺達の大切な仲間だ。八咫烏のカー子、ペガサスのマグ、サンダードラゴンのライだ。シロは昨日会ったもんな!」
(ナンカイ)
「ワシは、とんでもない者に会ったかもしれないな!カイトにはおらんのか?」
(カイト)
「あぁ、今はいない。その内出会いがあるからな!」
(ナンカイ)
「よしよし、アリスの守護槍蜻蛉斬にはマグのタテガミを使おう。サーシャの弓は残念ながら使えん。ライの強さについて来れんからな。リンの武器もこれ以上の改良は無理じゃ。代わりにサーシャとリンの武器を新たに作ろう。カイトの双剣にはコレから出会うであろう者が入れるようにするか。よしよし!」
(カイト)
「一人で納得するなよ。俺達にわかる様に説明してくれ」
(ナンカイ)
「おぉ、悪い悪い!まずはな…」
ナンカイの説明はこうだ。
リュートの日本刀、アリスの槍、カイトの双剣は覚醒後に成長する武器らしい。
覚醒させるにはそれぞれがきっかけとなる材料が必要でそれを準備する。
サーシャは弓を使っていたが、本来の戦闘スタイルではないため、新しくサーシャ専用武器を作る。
リンの武器は未知なる武器のため何がおこるかわからない。その為、リン専用の武器を作る。
いずれも持ち主と共に成長していく武器
コレらの武器に従獣達の加護を付与することで誰も予測できない強力な武器となるらしい。
カイトの双剣は加護となる従獣がいないため、覚醒だけさせ、将来仲間になる従獣ができた時に加護を付与できるようにするらしい。
一通りの説明の後、覚醒に必要な材料と新しく作る武器の材料のリストをもらった。
いずれも孤独島で手に入れる事ができるらしいが、材料集めの時はナンカイが準備したロングソードで行かなければならないらしい。
(カイト)
「材料を集めてから完成するまでどれくらいの期間が必要なんだ?」
(ナンカイ)
「一週間は必要だ。それにその従獣達の材料ももらう。シロは爪、マグは立髪、カー子は羽根、ライは鱗だな!」
(従獣)
「よかろう!」
こうしてカイト達は材料を集める為、指定された鉱山に向かう事になった。
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