ローシンの息子ガイザ
カイト達が首都ワシンに到着した時
(ガイザ)
「おい!あそこの女を呼べ。今夜の相手にしてやろう。」
(護衛隊長)
「かしこまりました。」
ガイザに指示された護衛隊長は兵士に指示する。
(護衛隊長)
「おい、門兵!あの連中を牢屋にぶち込め。女達はあの馬車に乗せろ。」
(門兵1)
「しかし、彼等は他国の冒険者でSS級らしいですよ。」
(護衛隊長)
「キサマ!口ごたえするとは…」
ズシャー!
護衛隊長は剣を抜き、袈裟懸けに斬り捨てた。
斬られた兵士は驚きの表情を浮かべたまま、その瞳は光を失った。
真横で同志が斬り捨てられ、返り血すら浴びてない護衛隊長に睨まれた兵士は顔から血の気が引いた。
(門兵2)
「何を!」
(護衛隊長)
「キサマも死にたいか?死にたくないならアイツらを地下の牢屋にぶち込め!女達は馬車に乗せろ!いいな」
(門兵2)
「か、かしこまり、ました…」
(門兵2)
「おい!身分証を見せろ。」
(カイト)
「おっ!やっと俺達の番か?これでいいか?」
(門兵2)
「ふん、ここへは何しに来た⁉︎」
(カイト)
「金と銀の迷宮があると聞いてな、その攻略だ」
(門兵2)
「わかった。お前とお前はこっちに来い。女達は馬車に乗れ。」
(カイト)
「なんで別々に…」
(門兵2)
「うるさい。いいから言う通りにしろ。」
カイトとリュートは地下の牢屋に案内され、アリス、リン、サーシャは馬車で王宮に連れて行かれた。
(アリス)
「どうなってる?様子が変だぞ!」
(リン)
「革命の事がバレたかなぁ⁉︎」
(サーシャ)
「恐らく最悪の状況だわ。男と女を分ける。女達だけ王宮に連行される。その後は⁉︎」
(リン)
「…おか…され…‼︎いや、そんなの!やられる前にやる⁉︎」
(サーシャ)
「待って。どうしてもの時は私が犠牲になるから。それよりも、その事をカイトが知ったらすぐに暴れるわ。ライ⁉︎カー子と一緒に王宮を調べて来て⁉︎それからカー子はカイトを見つけて動かないように言い聞かせて。」
(ライ、カー子)
「了解した」
(アリス)
「でもサーシャが犠牲にならなくても?」
(サーシャ)
「この中では戦闘能力はアリス、魔法能力はリンがとても高いわ。単純な戦いなら正面から潰せばいい。私達の目的はこの国の革命に手を貸し、アーリー合衆国としての後ろ盾を得る事。カイトの怒りを得るには私の犠牲が一番効果が高いと思うの。私は大丈夫。」
(リン)
「拷問や強姦は想像を絶するよ。心が死んじゃう。」
(サーシャ)
「そこは大丈夫よ。こう見えて心は一番強いと自負してるから」
⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
(カー子)
「調べて来たぞ。この国の国王の息子がお前達の誰かを気に入ったらしい。誰かまではわからなかったが。どうする⁉︎やるならこの街ごと闇に包む事もできるぞ。」
(サーシャ)
「そこはまだ待って。とりあえずカイトに伝えて。それから、たぶんカイトはブチギレる寸前まで行くと思うの。俺の仲間に手を出したら許さねぇとか言って。その時は待てしてあげて。」
(カー子)
「わかった。」
カー子は地下に幽閉されてるカイトとリュートに今の状況を伝えて指示があるまで待つよう伝えた。
王宮の客間に通され、しばらく待っていると、護衛隊長がやって来た。
(護衛隊長)
「名を名乗れ!お前から!」
(アリス)
「ずいぶんな言い方だな⁉︎名乗るならお前からだろ?」
(護衛隊長)
「だから冒険者というのは嫌いだ。礼儀知らずばかりだな?名を名乗れといったんだ。」
護衛隊長は剣を抜き、アリスに斬り掛かる。アリスは咄嗟に腕で受け止めようとしたが、危険と察して躱す動作をした。
(護衛隊長)
「少しはやるようだな。だが、いいのか?無礼な行いは必ず自分に跳ね返る。次は躱さずに受け止めろよ!これは命令だ。」
(サーシャ)
「待って。私はサーシャよ。こっちがアリスにリンよ。これでいい?」
護衛隊長はアリスに斬り掛かると見せかけ、サーシャの喉元に剣先を押し当てる。サーシャは両手を広げ、敵意がないことを示す。
護衛隊長は顔をニヤつかせ、剣先で少しずつ胸の方向に下げ、被服を切り裂いていく。
サーシャの立派な胸が露わになっても護衛隊長の笑顔は消えず、おもむろに胸を鷲掴みにした。
(護衛隊長)
「ふん!お前は我が国の王子を色仕掛けにする魂胆か?怪しい奴らだ。全員服を脱げ。武器はこちらで預る。」
(アリス)
ブチッ!
「調子に乗るなよ!」
アリスは護衛隊長に殴りかかる。
もはや誰の眼にも止まらぬ速さで繰り出された拳は護衛隊長の腹や顔などをボコボコにしていく。
ん?
違和感にアリスの手は止まる。
その瞬間、アリスの右腕と左脚が斬り落とされる。
(護衛隊長)
「調子に乗ってるのはどっちだ!女は黙って股を開けばいいものを!」
アリスは咄嗟に避けようとするが左腕と右脚も切断され、かろうじて止血だけはできたが、動く事が出来ない状態となった。
そこへゆっくりと扉が開き、豚のような王子が入って来た。
(ガイザ)
「上出来だ!俺の部屋に裸にして連れて来い。終わったら隊長の好きにすれば良い。さて、初めはそのダルマからだな」
3人は裸のまま王子の寝室に連れて行かれた。
(リン)
「サーシャ、全てが終わったらカイトを借りる。希望を持たなければ私は耐えられない。」
(サーシャ)
「大丈夫よ。それにコイツらは今までにない復讐をしてやるわ!簡単には殺さない。」
王子の部屋で陵辱の限りを尽くされた。
翌日には護衛隊長以下の護衛についている者達からも汚い液体をかけられ、その一人一人の顔を眼に焼き付けた。
こうして3人の復讐心は最高潮に達していた。
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