ポロンド革命軍との出会い
アテンナを出発してアーリー合衆国に向かおうとしていた頃、ローシン王国という名になり、国家は統一されたという情報が流れた。
かつての国家運営に戻す活動をしていた革命軍は、セントラルとアテンナに国境を接するジャングルに拠点がある情報まで流れていた。
(カイト)
「革命軍か⁉︎イングラッドの時の参考になるかもしれんなぁ?会いに行ってみるか。」
(リュート)
「あぁ、会ってみたいな」
一行はセントラル方向にあるジャングルに入った。
鬱蒼とした木々と行手を阻む草木になかなか中に入っていけない。
(リン)
「革命軍の感知範囲に入るよ。どうする?進む⁉︎」
(カイト)
「革命軍の拠点までどれくらいあるんだ?俺の検知にはまだ引っかからないぞ⁉︎」
(リン)
「私でも無理。だけど、ここに検知器らしき魔素が張り巡らされているという事はここからが革命軍の拠点だと推測できる。」
(リュート)
「シロは拠点がどこかわかるか?」
(シロ)
「ワシの範囲は超えとるわ。1番の適任者はカー子だと思うぞ?」
(カー子)
「単純な話ではない。巧妙に検知をずらしたり、位置がわからない様に工夫されとる。まぁ行ってみるしかないだろ」
カイト達はあてもなくジャングルの中央だと思う所を目指して進む。
(?)
「止まれ。ソナタ達はどんな目的でここに来た?」
姿は見えず、周りの木々が話しかけている様な感じで声のみ響く。
(カイト)
「俺達は革命軍に会いたいと思ってここまで来た。他意はない。単純な興味でここまで来た。敵対するつもりはないし、ここでの情報も外に流すつもりもない。」
(?)
「帰れ!お前達も共に戦うなら歓迎するが、冷やかしなら今すぐ帰れ!」
(カイト)
「みんなはどう思う?俺は一緒に戦っても良いと思ってるけど。」
(リュート)
「オレもカイトと同じ意見だ。」
(サーシャ)
「私も」
(リン)
「途中から抜ける事はできるのか聞いて欲しい。保険はいつでもあった方がいいから」
(カイト)
「一緒に戦うつもりだ。だが、途中で抜ける事もある。それでもよければ一緒に戦いたい。」
(?)
「こちらは命掛けだ。お前達も命をかけてもらう必要がある。とりあえず戦力にはなりそうだ。」
木の影から一人の青年が現れた。
警戒しながら近づいてきた。
(?)
「俺はエルメスという。今からアジトまで案内するが、固まってついて来い。逸れると迷子になるぞ。」
(カイト)
「俺はカイト…」
(エルメス)
「自己紹介は後でいい。どこに監視の目があるかわからんからな!」
エルメスの案内で森の奥深くまで進むと洞窟がありそこがアジトだと思われる。
洞窟の中に入ると大きな部屋になっていて、そこには大勢の人がこちらを警戒しながら観察していた。
(ポロンド)
「エルメスよ。案内ご苦労。して、そちらの御仁方の紹介をしてもらおうかの?」
(カイト)
「俺達はグレートウェイ王国のSS級冒険者ラークだ。俺がリーダーのカイト、リュート、アリス、リン、サーシャだ。今回のアーリー合衆国での革命を支援したい。」
(ポロンド)
「グレートウェイ王国ならちょうど反対側じゃの。遠い所までよく来た。して、質問じゃが、何故革命に参加したいのじゃ?」
(カイト)
「イングラッドで革命を起こそうと思ってる。その為にこの革命を勉強したいと思って」
(ポロンド)
「イングラッドか?なるほど。あそこも腐っておるからな。だが、この世は勝ったものが正義。ローシン王国と名乗っておるが、あそこに残された民は苦しい生活を強いられておる。解放するまで戦いは続く。力を貸してもらうぞ。見返りはイングラッドの革命に協力というところか?」
(カイト)
「話が早くて助かる。俺達は何をすれば良い?」
(ポロンド)
「今週で我らの事を覚えてもらうぞ。ラークの噂は我らも知る所。特にカイトとやら、お主は戦略眼がずば抜けて高いらしいなぁ。影虎のサポートについてもらおう。堅苦しい話は終いじゃ。歓迎会の準備にかかるかのう」
ポロンド革命軍に受け入れられ、ラークはどんな役割を果たすのか。
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