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ラードの戦い


ヘイメス率いる第8遊撃隊は戦闘地域に向けて前進した。

エロス率いる偵察隊はヘイメスと2日の距離を空けて前進している。

遊撃隊前衛班には近接戦闘に特化したアポロ班、ゼス班、ポセイ班にエルメスの部下達が混じっている。エルメス率いる中距離攻撃隊は弓攻撃に特化している。その後はハーデス率いる魔法攻撃隊が構え、一番後ろにナース率いる治療隊という陣形で進む。敵の奇襲に備え、治療隊の後ろにカリバー率いる護衛隊が控えているが、こちらは壊れた武器などを修復したり、補給物資を運んだりする任務を帯びている。しかも戦闘力も高い。

エロス隊からの情報で後4日後に戦闘状態となるという。

待ち伏せできるように地形を操作したり、植生を成長させたり準備を急いだ。


エロス隊は敵の偵察部隊を人知れず始末し、隊員数名を敵の偵察部隊に変装させた。変装した隊員は騎士団へ戻り、偽の情報を報告した。

油断した騎士団は英気を養うため、途中で前進をやめ、大宴会を実施した。変装した隊員は予備の武器などを密かに運び出し、お酒が少し悪くなっていると言って騎士団に浴びるようにお酒を飲ませた。翌日には全員二日酔いになり、その日も同じ場所で宿営していた。

こうして当初の予定から大幅に遅れた騎士団に後方からやってきた指揮官のプメルンコは激怒して数名の騎士を粛清した。第二陣で行進してきた騎士団は休む事なく前進を命ぜられ、その疲労度は限界に近かった。それに続く騎士団も休む事が出来ず、怒りの矛先は第一陣の騎士団に向かった。

それを扇動したのは変装した隊員達だった。こうして少しずつ騎士団の結束は揺らぎ、士気は低下していった。

任務を終えた隊員達は夜半にエロス隊に戻り成果を報告した。

一方で防衛準備をしていたエルメス隊は、予想よりも時間をもらって防御準備は完了した。

疲労困憊の騎士団はエルメス隊と衝突したが、戦える状態ではなく、一方的な戦いに死体の山ができていく。後続の騎士団に攻撃するようプメルンコから檄が飛ぶ。前線を維持して半日、エルメス隊から見て敵の騎士団の後方付近に左右の山から激しい攻撃が行われているのが確認できる。

約10万の騎士団は1日もたたずに敗れ去った。

負傷し戦闘不能となった騎士や投降してきた騎士達を保護し治療を施した。プメルンコの行方はわからない。

オーディに駐留する騎士団は敗戦の知らせを受け、本国に知らせるかどうか悩んでいた。

責任者のラブコメは知らせは不要だと言ってその事実を伏せた。残り30万の軍勢で鎮圧できると踏んでいる。

(ラブコメ)

「相手はたかだか2万弱だ。こちらが圧倒的に有利だ。総攻撃をかけろ!オーディには残さなくていい。それとオーディから市民を集めて先頭を歩かせろ!女子供がいい。革命軍は手出しできないはずだ。プメルンコのように油断すればそこをつかれる。全員に伝えろ!油断はするなと。」

こうして騎士団は3日でオーディから女性や子供100人を集めた。

戦闘が終わった革命軍はラードで次の戦いに向けて準備していた。エロス隊は敵の偵察のために一部の隊員をオーディに潜入させていた。女性や子供を集め、先頭を歩かせる作戦もラードの作戦本部に伝えられ、対策を練っていた。

アポロは山の途中にトンネルを作り、少しずつ市民を救出してはどうかと提案した。土属性の猛者であるダンブル・ゼブンウス率いる第2遊撃隊が全部で8ヶ所のトンネルを1日で作る事になった。敵の騎士団に潜入して市民を誘導する任務にはジール・アクアテール率いる第5遊撃隊が担う。

ヘイメス第8遊撃隊は前回の戦闘と同じように正面からの戦闘任務に就く。

敵を殲滅した後は速やかにオーディ解放に向けて前進する作戦となった。

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