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プリランス戦争(7)


(アヤ)

「綺麗な子ね。殺すには惜しいわ。私はアヤ・マシャラー。第5師団副師団長をしているわ。私の奴隷になりなさい!心配いらないわ。気持ちいいだけだもの」

(サーシャ)

「綺麗な顔の割には性格が汚い子ね。私はS級冒険者のサーシャ・マイノ・ペテルギウス子爵よ。貴方のお誘いは丁重にお断りするわ。お詫びに痛みを感じる事なく殺してあげるわ。」

挨拶が終わる前にマヤは攻撃を仕掛けて来た。

(マヤ)

「ほぅ!これを躱すか?やるねぇ。」

(サーシャ)

「遅いわね。あくびが出るわ。」

サーシャは上空に矢を放ち、マヤにも同時に矢を放った。

(マヤ)

(弓か?やはり近接戦闘だとこちらに部がある)

マヤは放たれた矢を躱しながらサーシャに接近し首を斬り伏せた。

が、確実に捉えた首にその感触はない

(サーシャ)

「どこをみているの?私はここよ!」

マヤの背後にいたサーシャは横腹に雷を纏った拳を叩き込んだ。

(マヤ)

「ぐはっ、、、」


5メートルほど吹き飛び、口から血を流すマヤはサーシャを睨みつけた。


(サーシャ)

「よく耐えたわね。褒めてあげるわ。でもね、その場所は悪手よ。さよなら!」


(マヤ)

「なに?ハッ、これは⁉︎」


マヤは上空を見上げた瞬間、上空からの矢に両脚の太腿を貫かれ、上体がのけ反り心臓の部分目掛けて最後の矢が貫いた。


(サーシャ)

「周りの敵も殺さなきゃ!ライジングボール!」


サーシャから放たれた雷のボールは直径5メートルほどだが、サーシャを中心に5個のボールが円を描きながら徐々に膨らんでいった。

巻き込まれた敵は球体の中に引き摺り込まれ、黄色かった球体は血の色で赤く染まり、サーシャの周りから敵の姿は消え失せた。

(サーシャ)

「普段からカイト達といると自分が弱いと思ってたけど、うん!私は強いわ。カイトに褒めてもらわなきゃ!」


戦場に似合わない笑顔で国境線にスキップしながら向かった。

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