表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

54/152

新たな出会い3


首都に到着するとアリス、リン、リュートが待っていた。アリスは真っ赤な馬に跨っている。

アリス「紹介する。アタシの愛馬

[紅き天馬]ペガサスだ。空も飛べるぞ!」

ペガサス「よろしく!この人が噂のカイト君ね!」

カイト「よろしく!噂って何?」

アリス「気にするな!こっちの話だ。」

(仲間はずれ感がハンパない…)

続けてカー子が空に指を向けて言う。

カー子「もう1人連れてきた…」

(おっ!この流れは俺にも…)

空から稲妻が走り、一瞬で黄色いトカゲが現れた。

そう、トカゲだ。手のひらサイズ!

ドラゴン「ワレがサンダードラゴンだ。よろしくな!小さきものよ!」

カイト「お前の方が小さいだろ!」

サーシャ「可愛い‼︎よろしく!わたしはサーシャ!」

「ふん!ワレはわかっておらんな!こちらの嬢ちゃんはわかっておる。気に入ったぞ!サーシャとやら!今から嬢ちゃんの守護となろう!」

カイト「待て待て!この流れは俺だろう?」

ドラゴン「小さき者は心も小さい。ワレはドラゴンぞ!世界で最強で最恐とはワレの事よ。嬢がワレの主にふさわしい!」

カイト「待てよ!みんなずるいぞ!俺も聖獣が欲しい!お前ドラゴンだろ!まぁトカゲだけど!俺の従獣になれよ!」

ドラゴン「いやじゃ!嬢と契約したからもう無理じゃ!」

カイト「なんだよ!いいよ!俺は1人でも大丈夫だもん!後から俺を頼っても遅いぞ!」

リン「ほら、拗ねたでしょ!」

リュート「リンの読み通りだな!カイト!残りはエンプーサだな。その内会えるさ。」

カイト「天馬は名前あるのか?」

マグ「アタシの名前はマグ!アリスがつけてくれたの。マグマのようだからだって!」

カイト「ちなみにカー子やシロのようにサイズを変えたり消えたりできるのか?」

マグ「もちろんできるよ。」

カイト「サーシャ!トカゲの名前は決まったのか?」

サーシャ「トカゲじゃないよ!名前は、うーん悩み中!サンダードラゴンだから、ライちゃんとか?」

ライ「何度もトカゲいうな!」

サンダードラゴンは本来の大きさになろうとする。身体がみるみるうちに大きくなっていく。このままでは街が大騒ぎになる。

カイト「ごめんごめん!悪かった。ライ!落ち着け!」

ライは手のひらサイズに戻り、しばらく雑談や漫才で時間が過ぎていく。

それからウェットやストの話、タランティーノ辺境伯の話などで盛り上がった。

オッソから屋敷完成までの間使える家を用意したから使ってくれと言われた場所に着くと、大きい屋敷、いや、城だ。王宮までは大きくないけど、城だ。中に入ると舞踏会でもやるのかって程広い大広間、右側がキッチンと食堂になっている。左側に上に上がる螺旋階段と6つの客室、2階は6つの部屋と会議室のような場所、団欒が出来そうな広い部屋、応接室がある。屋敷完成までここで暮らす事になった。

しばらくするとリュウシェルが奴隷兵70人と闇の暗殺者クロノテイマーを連れてやってきた。

クロノテイマーは世界でも有名な暗殺者で、その強さ、素早さはSS級だそうだ。

幾多の失敗からプリランス帝国は破格の値段で雇おうとしたが、クロノテイマーはそれを断ったらしい。すると依頼の情報が漏れないように多くの暗殺者に狙われる立場となり、今回俺達の仲間になるために一緒に来たというわけだ。

リュートは腕試しと称してクロノテイマーと手合わせをしたいらしい。拳を交えるのが男の世界だ。

とりあえず2人はほっといて、奴隷兵達に今後の計画を話す。みんな賛同してくれた。そのかわり故郷にいる家族に会いたいと言ってきたので、1週間の時間を与え、その後は帝国に戻る事になった。怪しまれないように理由も与えた。リュウシェルは死んだ事にし、顔を変えリュウジと名を変えて帝国への潜入調査をさせる。アリスとリンには帝国から派遣された奴隷兵の寝返り工作を頼んだ。決戦まで後2ヶ月程だろう。早ければ後1ヶ月かなぁ⁉︎

サーシャには先に決戦の場になりそうなシュバイツから先の地形を調査してもらう事にした。

話し合いの間にリュートとクロノテイマーの手合わせは終わったらしく酒を飲みながら肩を組み仲良さそうに談笑していた。

SS級のクロノテイマーから互角どころか勝ったらしい。

リュートが世界で一番強いのかも。

ブリオデンムからブロンズマロに向かう山はサウスグレート鉱山の右端でその山脈は東西に約500Km南北に約30Kmの大きさだ。その中央を南北に走る道があり、首都からシュバイツまでの最短距離の経路だが、鉱山の中腹に巨大な盗賊団が陣取っている。この盗賊団の討伐か屈服させてそのまま道路警備隊をしてもらうかの仕事をリュートとクロノにやらせる事にした。これが上手く行けば帝国の軍隊が移動したという報告からシュバイツまで移動しても時間的に間に合う。全てが上手く行ったとすると道路の安全化は南西方面だけになる。この方面の安全化は優先順位は低いので後回しだ。

マサルが慌ててやって来て、頼んであった腕輪をみんなに渡した。みんなは収納が増えて喜んでいたが、違う使い方を教えると驚いていた。まぁ使い方は自由だ。

みんなに今後の計画を話し、次に集合するのは決戦の地になるであろうシュバイツの冒険者ギルドで2週間後にした。

翌日王宮に向かい、王と会う。

辺境伯の事情を話すとその場にサイも呼ばれ、嬉しそうに笑った。そして一緒にウェットに向かう事になった。

王子の子爵家訪問という事もあり、護衛の兵士もとても多い。メイドと政務官のマセキトも随行することになった。

王は自分が行きたいと駄々をこねていたが王妃に叱られ大人しくなった事は秘密にしておこう!

出発は翌日早朝に決まり、俺一人で仮の屋敷で過ごした。いつもは誰かがいるのに一人になると寂しくて泣きそうだ。

いつも応援ありがとうございます♪

いいねお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ