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武器の開発


国王との謁見の間

国王「今日はどういった用件じゃ⁉︎」


カイト「王国内の道路をみんなが安全に通行できるようにしようと思います。そこで、道路の各地に王の銅像を建てる許可をいただきたいと思いまして。」


国王「また突飛な話を!詳しく聞かせてくれ!」


カイト「実は先日マッカロニと首都を結ぶ道路でグリーン王国の商人たちが盗賊に襲われました。それを助けた時に道路の安全がこの国の発展につながるのではと思いつきまして。」


国王「それとワシの像が関係あるのか?」


カイト「盗賊は他人から金品を奪う。なぜですか?」


国王「質問に質問とは…ルーブル答えろ!」


ルーブル「盗賊には2種類います。

一つは生きていく為に仕方がなく奪うもの

一つは奪う事に楽しみを見つけたもの

でしょうか」


カイト「では盗賊を無くす為には何が必要でしょうか?」


国王「謎かけはもう良い。結論を言え!」


カイト「わかりました。まずは道路に警備隊を設置して安全を確保します。その警備隊には盗賊を雇用します。毒をもって毒を制す。そして警備隊の運営には冒険者ギルドを充てます。盗賊達は奪うのではなくもらうという構図を作り出します。その道を通る時に安全祈願として王の銅像に金品を置いてもらうのです。その金品を冒険者ギルドで保管して各地の警備隊に分配します。そうすれば盗賊にならずとも生きていけます。安全な道になれば商人達は護衛を雇わなくて良くなり、その分安い商品が流通します。みんなが安くて良い品を買うことができ、経済の発展に貢献できるというわけです。どうでしょうか?」


国王「素晴らしい!だが、神の像にしてはどうかのぅ?」


カイト「神なんて会ったこともないし、神がいたとしたらこんな世になってないと思います。私は神なんかより王の方がいいです。」


国王「言ってくれるな!わかった。だが、その像はサイクロードをモデルにしてくれ!ワシはもう歳が行き過ぎておる。どうじゃ?」


カイト「なおさら王の方がいいと思います。もし王が亡くなられたらそれこそ神になれますよ!」


国王「しかしのぅ⁉︎そんなもんがあちこちにあると思うと恥ずかしい。やっぱり嫌じゃ!」


カイト「この前は何でもすると約束してくれましたよね!」


国王「ぐっ…」


カイト「立派な像を作りますね!」


国王「…」


カイト「それでは許可をいただきましたのでこれで失礼します」


なんとか王の許可をもらい、オッソとハリスさんに話を進めるように言った。


しかし問題もあるようだ。

首都グレートから西のグリーン王国へと続く道はセントラルグレート鉱山を北に迂回する道と南を迂回する道に分かれている。北を迂回する道は途中に広く長く続く森を通らなければならず、森を抜けるのには馬車で飛ばして4日はかかる。

この天然の森の何処かに盗賊団が潜んでおり、護衛の冒険者は50人はいないと無理だと噂が立っていた。そのため、グリーン王国へは南を迂回する道を使うのが一般的だそうだ。しかし南のルートは北よりも倍の時間がかかるため、その分コストもかかる。

冒険者ギルドの依頼募集板には北ルートの護衛があるがもう誰も受ける人がいない。そこの盗賊団の討伐任務も報酬金が上がるだけでまだ討伐出来ていない。金額はなんと1億ウェイ…破格の金額だ

ハリスさんと相談し、この討伐任務を受ける事にした。

だって…1億だよ!

それに警備隊になってもらえれば安全になる。

まぁ、下衆野郎なら殺すけど…


宿でサーシャに討伐の話をすると一緒に行くという。1人で行こうと思ってたのに…


準備のために翌日マサルの所へ行った。

サーシャの弓を購入するためだ。それに矢にも種類があり、一通り揃えておきたい。

マサル「お久しぶりですね!どうしました?」

カイト「久しぶり!さっそくだけど、彼女に合う弓が欲しい。見繕ってくれ!」

マサル「わかりました。あっ!そういえばまだ試作品ですけど、これ使ってみてくれません?」

そう言って取り出したのは腕輪だった。

マサル「これはリンさんの武器を真似て作ってみたんです。」

腕輪を右にスライドさせると何も起こらない…

カイト「なんだこれ⁉︎」

マサル「これは武器じゃないんです。見てください。収納できるんです。取り出しもつけたまま!どうです?役に立ちそうだと思ったんですけど」

カイト「おお おぉ〜すごいな!ん⁉︎もしかして…」

マサルに長剣を持たせて振り下ろしてもらう。

剣を腕輪で受け止めるとそのまま剣が収納された。

マサル「なっ!そんな使い方…カイトさんはホントに天才ですね。もう少し改良が必要ですね。」

カイト「それすごいよ!剣で受け止めても大丈夫なくらい頑丈にして!それから、その改良版を五つ作ってよ。俺のは緑のラインにここになんか俺達のマークみたいなやつを刻んで欲しい。リュートは白のラインでアリスは赤、リンは黒、サーシャは黄色でマークは全部につけて。できる?」

マサル「わかりました。やってみますよ!そのマークはこんな感じでどうです?」

マサルの作ってくれたマークはカッコイイ!

みんなの属性を象徴する形を線で結び五芒星になっている。その中心には水、土、光、金属、クリスタルの形がありそれらを結ぶ線で五芒星が書かれている。即採用と言おうとするとサーシャが横から少し修正を加える。更にカッコ良くなった。


サーシャは折り畳みが可能な弓を買い、矢は数種類を購入した。支払いは俺だ。


さて、明日から盗賊団を狩りに行くか…

『面白い!』、『楽しかった』と思って頂けましたら、『評価(下にスクロールすると評価するボタン(☆☆☆☆☆)があります)』を是非宜しくお願い致します。


感想もお待ちしております。


今後も本作を書いていく強力なモチベーションとなります。感想を下さった方、評価を下さった方、本当にありがとうございます!

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