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追撃をかわせ!


[王妃お抱え暗殺部隊目線]

「チッ、気づかれたか…入り口の手前で停止、左翼と右翼は陣形を維持、後方支援は入り口から出てくるやつを攻撃、体勢がとれたら待機」


「準備よし」


「奴隷兵は突撃」


奴隷兵と呼ばれた体格の良い男2人は入り口から中に入る。


「うっ!」


「どうした?報告しろ!」


しばらく待っても返事がない…


「左翼4名は中に入れ!右翼は2人残して2人は左翼に展開」


「了解…」


左翼に展開していた4人は一気に中に入る。


「うっ!」

「うぁっ!」

「イタッ!」

「なっ…ギィ ゃー 」


「おい!どうした?返事をしろ!」


しばらく待っても返事がない…


どうなってる…奴隷兵では役に立たないな…


「全員突撃ー」


奴隷兵を全員突入させたが中からの返事がない…


「チッ、失敗したか、一度帝国に戻り体勢を立て直さなければ」


[カイト目線]

入り口に罠を仕掛ける。と言っても仕組みはシンプルだ。時間はかけられない。

読み通りだとしたら初めは2人が進入するはず

相手は中の様子がわからないから少しずつ


一気に来た場合にも備える。


明暗を分ける入り口から入って5メートルの位置に毒を仕込んだ矢を剥き出しで置く。

下にはロープで脚を縛れるように広めの輪を置く。

1人ずつ脚を縛って中にひきづり込む。

上に次のロープを準備


おっ!きたきた。

1人、また1人

読み通り2人が来たか。

次はおそらく4人だな…


よし!読み通り!


おそらく次は残り全員

その隙に指揮官らしき人物は退却だろう。

まぁ逃さないけど…


洞窟に入る前に手前の木を操作できるように魔素を繋いでいる…

そして土魔法で落とし穴…


入ってきたか、とすれば指揮官は逃げたな!


落とし穴にはまり、木の根で縛られた指揮官を拘束する。


洞窟の中には縛られた13人の敵⁉︎

1人ずつ尋問すると敵は1人だと判明した。


他は奴隷兵らしい。

奴隷にはお金で売られたもの、拉致されて強制的にされたもの、犯罪を犯して強制されたものだ。

今回の奴隷兵は全員拉致された人らしい。しかも王国で。

指揮官は逃げられない事を悟り自害しようと舌を噛み切った、とそれを見逃すほどアホじゃない。


リンが精神操作を試したいそうだ。


指揮官は暗示にかかり、素直に話し出す。

王女暗殺が成功したら、その犯人として殺害

失敗したら、計画が漏れる前に殺害

まぁどちらにしても殺すらしい。

奴隷は用が済めば廃棄処分するらしい。

なんとも悪の権化みたいなやつだ。


リンは更に試したい事があるらしい。

なにをしたいのかは聞かないでおく。予想はできるが。


奴隷達は解放した。自分の村や町に帰れるとあってすごく喜んでいた。何かあれば必ず力になると言い残して去っていった。みんなC級からB級ぐらいの力はある。途中魔物に出会っても大丈夫だ。


リンはこれで大丈夫なはずと言って指揮官を解放した。

「リン様、これから帝国に戻り内情を探ってきます。その他に何か命令はありますか?」

リンはこちらを見て、命令を与えるように訴えた。

カイト「内情を探るのはできる限りでいい。帝国に戻ったら王妃に会い、こう言え。サーシャなる者は王国の冒険者に守られ、思うように手が出せない。事は急ぐため、奴隷兵を70人ほどいただきたい。と」

リュウシェル「かしこまりました。」

カイト「奴隷兵を連れたら首都に来い。それから冒険者ギルドで海を見たい。誰か海を見た事がある人を紹介して欲しいと伝えろ。いいな⁉︎」

リュウシェル「かしこまりました。」

カイト「もう一つ、王女暗殺に関わる人を誰か連れて来い。」


命令を与えて指揮官のリュウシェルを解放した。


俺達は首都に向けて移動する。

サーシャ「なんで奴隷兵を連れてくるように言ったの?」


カイト「リュウシェルの話では奴隷兵はこの王国から拉致された人達が4分の1を占めている。後は帝国に吸収された国の人達だ。帝国の軍勢は約100万、王国は8万、ガイアは約200万、圧倒的に王国が不利だ。まずはその奴隷兵を連れてきて、もう一度帝国に帰す。奴隷兵の立場は我慢してもらって帝国の中で機会を待ってもらう。吸収された国の奴隷兵も帝国には怨みがあるはず、少しずつ反旗を翻す人達を浸透させれば数の差は無くなっていくはずだ。まずは70人、策を授け、ネズミ講的に増やせば3ヶ月で王国と帝国は軍勢が同じぐらいになるはずだ。それに、帝国から来る支援兵はおそらく奴隷兵だ。しかも人質が取られている可能性が高い。人質を密かに解放して王国に来た支援兵も王国の軍勢にできればガイア帝国にも負けないくらいの軍を持てる。戦争をする気はないけど、相手への抑止にはなると思ってな」

サーシャ「なんか頭良いのね!でも失敗したら⁉︎」

カイト「失敗なんてしないよ。リスクはあるけど、それをどうカバーするか、この場合はこうする、こうなったらこうといろいろな場面を想定しておけば、その時に最善を尽くせる。失敗があるとすれば俺が死ぬぐらいかな」

サーシャ「えっ!カイト死ぬの?」

カイト「冗談なんだけど!」

サーシャ「冗談とかで言わないで…」

サーシャは泣いてしまった。


アリスにイチャイチャするなと叱られ、首都に移動する。


マッカロニに到着する頃、カー子が戻って来た。

なんでも俺達の話を友人⁉︎友獣⁉︎に話したらみんな楽しそうだから会いたいらしい。俺とサーシャは首都に行かないといけない。アリスはすごく興味があるらしく、ここで別行動をする事にした。


俺とサーシャの2人での行動はどうなる事やら…

『面白い!』、『楽しかった』と思って頂けましたら、『評価(下にスクロールすると評価するボタン(☆☆☆☆☆)があります)』を是非宜しくお願い致します。


感想もお待ちしております。


今後も本作を書いていく強力なモチベーションとなります。感想を下さった方、評価を下さった方、本当にありがとうございます!

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