拠点の移動
俺達は活動の拠点を首都に移動する事にした。
合間を見て魔物の討伐、盗賊の討伐、鉱石や植物の採取をして資金は潤沢にある。
「首都に活動拠点を移動させるけど、俺達の屋敷を建てて腰を据えるってどう?」
「いい!おっきな屋敷がいい!」
「私は自分の部屋があればそれでいい!」
「オレはデッカいベットがあればそれでいい!」
「わかったわかった、今俺が考えてる屋敷はこうだ。」
そう言いながら紙に屋敷の設計図をみんなに見せる。
あぁだこうだと言いながら修正を加える。
オッソに設計図を渡し、首都の郊外に屋敷を建設してもらう事にした。屋敷の隣には冒険者が暮らせるアパートと広い訓練所、いつでも食事ができる料理屋、武器や装具をオーダーメイドで買える武器屋を併せて建てる予定だ。もちろん料理屋はナナに、武器屋はマサルに運営して貰おうと思っている。
ギルドでは相変わらずアリスとリュートは人気だった。拠点を首都に移す話をするとおれたちも!と後に続くという。このギルドではA級が4組、B級が42組、C級が120組、D以下400組在籍していて国内では最大級を誇っている。それもアリスのおかげかも。あまり減りすぎても困るけど
孤児院からは子供達が順調に成長しており、冒険者になると宣言する子達が後をたたない。
子供達は宝物だ。成長し立派になって国を支え、結婚しまた子を作る。その為には子供の教育が大事だと思う。子供の頃から人を愛し、人に愛されることを教える。特に男の子には女性を無理矢理なんて事をしないように。
ブロンズマロで魔物の出現頻度が多くなっているという情報に嫌な予感がした。
俺達はすぐにブロンズマロの銅の迷宮に向かう事にした。
移動はリュートの風魔法でめいいっぱい飛ばしてもらい1日で到着した。銅の迷宮入り口でテントを張った。リュートは凄く疲れたらしい。
シロとカー子は迷宮の底からものすごい数の魔物が地上に向かっていると教えてくれた。
俺はブロンズマロのギルドに行き、スタンピートの可能性があると伝え、動員できる冒険者をあたらせるように指示した。他には万が一に備え、住民の避難もお願いした。
この銅の迷宮は約300年前にも魔物が溢れ、それを抑えたのが今の領主グラント公爵のひいお爺さんだそうだ。
指示を終えた俺は迷宮入り口に戻り準備をした。
リュート「オレは疲れたから暫くは無理だぞ!」
アリス「あたしは大丈夫!いつでもいくらでもやれる!」
リン「私も大丈夫!殲滅は得意だから」
カー子「ワレはこれ如きではつまらんのぅ!」
シロ「ワシは最近目立つ闘いはしなんだ。久しぶりに思っ切り暴れたいのじゃ!」
「わかった。今から5階層まで偵察を行い、戦闘の準備をする。リュートはここで休め。アリスはリュートを頼む。リンとカー子は俺と一緒に来い!質問?」
「ない!」
1階層
通路はとてつもなく広い。だが一つの道しかない。迎え撃つにはリンの領域か…
2階層
通路はなく天井も高い。アリスには不向き、カー子かシロか…
3階層
おいおい、広すぎるだろ…2人ならなんとかってところか…
4階層
だめだ…さっきより広い…まさか…
5階層
うん!無理だ!引き返そう
テントで対策を話し合う
シロとカー子は魔物の群れの中に強い魔物も混じっていると教えてくれた。
スタンピート対応として
リュートとアリスは地上にて溢れた魔物の討伐
1階層でリンは出来るだけ魔物を討伐
2階層でカー子は思っ切り暴れろ!
3階層でシロは強き魔物を倒せ!
4階層は俺が行く!
カイト「意見はあるか?」
シロ「ワレが4階層に行こう!お主に先を越されとうないからな!」
カイト「わかった!シロは4階層で俺が3階層でいいか?」
「オレも強いヤツとやりてぇ!」
「あたしは地上でいい。数が多いのだろう⁉︎」
「カイトは他の冒険者にも指示するから地上がいいんじゃない⁉︎」
スタンピート対策作戦
シロは4階層にて強き魔物の討伐
リュートは3階層にて討ち漏らした魔物の討伐
カー子は2階層にて思っ切り暴れろ!
リンは1階層にて魔物の討伐
俺とアリスは地上で溢れた魔物の討伐
作戦は決まり、それまで休息をとる。
どれくらいの時間がかかるかわからないからな。
「なぁカー子、1番強い魔物はなんだ?」
「1番はドラゴンじゃ!」
「そうじゃなくて、下から来てる魔物の中でだ!」
「そうじゃなぁ…恐らく、ブラックタイガーかケルビー、それか巨人のサイクロプス、ナーガ、トロール、キマイラあたりかのぅ⁉︎1体だけなら余裕だが数が多い。ブラックタイガーとシロは因縁の相手じゃ!他は上に上がると思うぞ。つまり、それほど数は減らせんということじゃ!」
「地上にも結構な魔物が来るって事だよな?」
カー子は頷き、俺は静かにガッツポーズをとった。
「にしても不思議じゃ!迷宮で魔物が溢れるという事は迷宮内の魔素が許容量を超えたという事じゃ。じゃが今回は、無理矢理誰かが魔素を流した形跡があるのぅ!犠牲になった数は少なくとも100万人ぐらいか」
「それは誰がやったかわかるのか?」
「わかるわけがなかろぅ!」
それもそうか…
とりあえず寝よう…
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