活発な経済活動
帰る前にオッソに顔を出し、ランプ商会でお酒の販売ルートの確約を得た。
帰りの道中、クラフトに立ち寄る。
かつて小さな農村だったが、今は農家が沢山いる大きな農村都市。
大麦畑にホップ畑、牧草地域、牧場には数えきれない程の牛がいる。ブリオデンムでの事がここでも活きている。にしても、広い…
長老は一気に発展した村を見ながら泣きながら感謝していた。ついでにこの地域はオースティン家の管轄になった事も伝えると更に泣いて喜んでいた。
カイルに戻ると、全国から話を聞いた人たちが集まり、とても賑わっていた。
宿屋に行きリンと情報交換をした。
忙しくてヘトヘトだったが、リンを見ると元気が出た。
フリーキーは元気になっており、ガリガリだった身体は少し筋肉がついた程度に回復していた。
それからはビキンスの立て直し、グレートウォールの警備体制、クラフトの状況などを確認したり、教えたりなど忙しい日々を過ごした。
フリーキーはビキンスに入り、かつての執事やメイド、新しく雇った人達と公爵家の屋敷建設に忙しそうだ。
酒造工場が完成し造り方をレクチャーした。
クラフトからの大麦とホップも順調だ。
軌道に乗るまで約1か月程
孤児院も完成し、多くの子供がのびのび暮らしている。
温泉旅館は大繁盛で毎日満室だそうだ。
日帰り入浴で収入が増えると提案するとすぐに採用した。
オースティン公爵家の領地はかつてないほどの好景気で一気に財政を立て直した。
ビキンスはかつての街並みは一変し、四方に真っ直ぐに伸びる道路は道幅が広く馬車が20台一緒に通っても大丈夫なほどだ。道沿いには多くの商業用店舗が建ち並ぶ。裏通りは居住区だ。住宅毎に庭を完備し、アパート区は6階建で一定間隔で公園も併設されている。街全体は碁盤の目にキレイに整備されている。すべての道路が集まる場所、つまり街の中央にオースティン公爵家の屋敷が建てられた。5階建で上から見ると口の形で建物が建っていて、中心部分は訓練が出来たりお茶を飲んだり出来る広場になっている。大浴場や小浴場もあり、働く人たちがいつでも自由に入浴できるようにしてある。
経済活動の基盤は整い、王国の財政危機は無くなった。
プリランス帝国に冒険者を派遣して情報を集めていたところ、王女暗殺計画の情報を入手した。帝国との国境沿いにあるシュバイツという街に暗殺者が潜伏しているらしい。この街は人口410万人程暮らしていて、交易の中継都市のため、卸業、運搬業が盛んだ。
シュバイツはマッカロニを経由し、ブロンズマロから西の方に1時間ほど行った場所にある。
この情報は首都のギルドから王国政府へ報告している。
王女は3人いるが誰が狙われているかわからない。
警護を強化して対応するらしい。
(この流れはまだまだ序の口だろう…地形的にここからでは何かあった時は対応できないなぁ…)
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